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Four Tetが新コンピレーション「Eat Your Own Ears Recordings EP 1」、新曲「Scythe Master」を公開しました。 


このコレクションにはMount KimbieとSylvan Essoが参加しており、以前リリースされたRideの「Vapour Trail」のリミックスにはThe CureのRobert Smithが参加しています。8分に及ぶ「Scythe Master」の試聴は以下から。


Kieran Hebdenは声明の中ででこう語っている。"EYOEとScythe Masterの魔法の力を叫んでください。"彼らの音楽の提供が、この世界に至福をもたらし続けますように。"


Hebdenは最近、前所属レーベルであるDominoとのストリーミングの争いで好意的な合意に達した。また、彼はKH名義で「Look at Your Pager」という楽曲をドロップしている。


 


 

英国出身、世界最高峰のエレクトロ・プロデューサー、クラークは、2006年のアルバム『Body Riddle』を今年9月30日にWarp Recordsよりリイシューとしてリリースすることを発表しました。さらに、2005年から2009年までの自身の未発表曲を集めた『05−10』も同時に発売されます。

 

今回の二作品は、LPバージョンのBlack Vinlyとして発売されます。 さらに『Body Riddle』のリイシュー盤、未発表曲集『05-10』を併録した全23曲収録の豪華版『Body Double』も同時に発売されます。こちらはCDバージョンとして発売される。


最初のリリースから16年後、この初期のアルバム『Body Riddle』を振り返って、クラークは「その後の自分の音楽がどうなっていくかの、ちょっとした青写真のようなものだ」と語っている。


 

 

Clark 『Body Riddle』

 



Tracklist


1. Herr Bar
2. Frau Wav
3. Springtime Epigram
4. Herzog
5. Ted
6. Roulette Thrift Run
7. Vengeance Drools
8. Dew On The Mouth
9. Matthew Unburdened
10. Night Knuckles
11. The Autumnal Crush



『05​-​10』

 



Tracklist


1. Frau Wav (Brief Fling)
2. Re-Scar Kiln
3. Urgent Jell Hack
4. Dead Shark Eyes
5. Boiler The Wick
6. Dusk Raid
7. Roller The Wick
8. Herr Barr (Improv)
9. Observe Harvest
10. Sparrow Arc Tall
11. Dusk Swells
12. Autumn Linn

 

『Body Double』 

 



 Tracklist

 

1. Herr Bar
2. Frau Wav
3. Springtime Epigram
4. Herzog
5. Ted
6. Roulette Thrift Run
7. Vengeance Drools
8. Dew On The Mouth
9. Matthew Unburdened
10. Night Knuckles
11. The Autumnal Crush

12. Frau Wav (Brief Fling)
13.Re-Scar Kiln
14.Urgent Jell Hack
15.Dead Shark Eyes
16.Boiler The Wick
17.Dusk Raid
18. Roller The Wick
19. Herr Barr (Improv)
20.Observe Harvest
21.Sparrow Arc Tall
22. Dusk Swells
23.Autumn Linn

 


The Fall、International Teachers Of Pop、The Moonlandingz、Eccentronic Research Councilなど、複数のプロジェクトで活躍するAdrian Flanagan(エイドリアン・フラナガン)が、ニュープロジェクト・Acid Klaus名義でリリースするファーストアルバムの全容を明らかにしました。


11月に発売されるデビュー・アルバム『Step On My Travelator: The Imagined Career Trajectory Of Superstar DJ & Dance-Pop Producer, Melvin Harris』は、エイドリアン・フラナガンがプロダクションパートナー、ディーン・ホーナーと共に企画したコンセプトアルバムとなるようです。

 

また、本作は、マキシン・ピーク、リチャード・ホーリー、シャーロット・ケンプ・ミュール、ハンナ・フー、シンク・ヤ・ティースのマリア・ウゾーらが参加したコラボレーション色の強いアルバムとなっている。さらに、オランダ/アムステルダムを拠点とするポストパンク・グループ、Baby's Berserkのメンバー、”Lieselot Elzinga”のボーカルをフィーチャーしたシングル「Nightclub Marilyn (Room 1)」がデビューアルバムの発表告知に合わせて公開されている。 

 

 


この曲について、エイドリアン・フラナガンは声明で次のように語っている。「最初のロックダウンの間、このアルバムの音楽を書いていた時、僕は、子供の頃に大好きだった古いアメリカ東海岸のヒップホップとエレクトロのレコード、例えば、Afrika Baambattaやエレクトロ・ストリート・サウンドのコンピレーションを数多く聞いていたんだ。アムステルダムのポストパンクバンドのLieselot Elzingaというシンガーは、ポストパンク/ノーウェーブのLizzy Mercier Desclouxのような、クールな(しかし新鮮な)声をしていた。だから、彼女にこの曲でコラボレートしてくれないか、と打診したら、ありがたいことに快く引き受けてくれたんだよ」


フラナガンは、さらにアルバムについては以下のように話す。「コンセプト的に、そして、素晴らしいスタイルと華やかさが表現されている。架空のミュージシャンでありDJであるメルヴィン・ハリスの想像上のキャリアの軌跡を通して演じられるサブストーリーがある」と付け加えた。


ニューアルバムのリリースに伴い、11月には、Acid KlausのUKツアーが予定されている。シェフィールドのYellow Arch(11月18日)、マンチェスターのNight & Day(11月19日)、ロンドンのThe Lexington(11月21日)にて行われる。また、同月、グラスゴー、ニューカッスル、リーズで行われる3公演では、エイドリアン・フラナガンがヤード・アクトのサポートを務める予定だ。


エイドリアン・フラナガンは、5月に、マリア・ウゾーをフィーチャーしたシングル「Party Sized Away Day」で、アシッド・クラウスという名義でデビューを飾っている。この曲は『Step On My Travelator』に収録されているほか、デビュー・アルバム『The Imagined Career Trajectory Of Superstar DJ & Dance-Pop Producer, Melvin Harris』にも収録されています。


ウェールズのエクスペリメンタル・ロックバンド、Gallopsの5年ぶりとなるニューシングル "Boolean Who? "をリリースしました。この新曲は、音楽とテクノロジーの融合という近未来的な発想から生み出されたものです。


数学者、論理哲学者であり、次にやって来る情報化時代を予言したジョージ・ブールの影響を受け、レクサムのトリオは、彼の人生と作品を、脈打つビートと華麗なグリッチからなる6分近いシングルに解釈し、魅力的なビデオとして発表しました。バンドのメンバーであるMark Huckridgeは、このビデオはサイバースペースと物理的な世界が出会うところを表現している、と言います。


「このミュージック・ビデオは、ロンドンを拠点とする映像作家Sky Ainsbury(スカイ・アインスバリー)によって制作されました。このリアルとハイパーリアルの衝突、合成出力を受け取るために有機的な入力を利用することは、バンドの現在のやり方を反映したものです」


機械学習研究プロジェクト、Magentaとのコラボレーションで制作された一連のシングルに見られるように、Gallopsは、従来のアルバム形式を避け、電子音楽の創造的な極限を探求し続けている。人間と人工知能の合成は、クラブを席巻する全く新しいサウンドを作り出しています。


「私は、いつもギターを使って作曲するのが一番好きなのですが、その心地よさ、つまりマッスルメモリーが逆効果になっていることに気づいたのです。テクノロジーには影響力もエゴもありませんから、マッスル・メモリーはさして問題ではありません。ギャロップスとそのクリエイティブなプロセスにおいて、テクノロジーは、常に大きな役割を担ってきましたが、今回、マシンは、音を作るツールであると同時に、コラボレーターでもあったのです。私は、創造的なプロセスにおける機械との押し合いへしあいに興味があるのです。それらは、少し歪んだ、少し人間離れしたサウンドのバリエーションを生み出し、それは作曲という点で私にとって刺激的でした」


 


Anthony Naples(アンソニー・ネイプルズ)は、ニューヨークシティを拠点に活動する今後のハウス・シーンを担うべき存在として注目を浴びている。近年では世界のエレクトロシーンに活躍の裾野を広げようとしている。

 

2012年にデビュー・シングル「Mad Disrespect」がNYのレーベル〈Mister Staturday Night〉からリリースされるや、イギリスの電子音楽プロデューサーのFour Tetの目にとまり、リミックスを依頼される。その後、ロンドンのレーベル〈Trilogy Tapes〉からEPをリリースしている。

 

今回、アンソニー・ネイプルズは、 7月22日、ドイツのレーベル”Running Back”から『Swerve』というタイトルの新作EPをリリースすることを明らかにしている。このEPは、昨年、自身のレーベル”ANS”からリリースされたフルアルバム『Chameleon』に続く作品となる。


「Swerve」についてアンソニー・ネイプルズは以下のように説明する。「もしバンガー・ノット・バンガーがひとつのジャンルだとしたら??」 

 


 

 

Anthony Naples  『Swerve』


 

Label:Running Back

Release Date: 2022年7月22日



Tracklist:

1. Swerve
2. Here With You
3. Right As The Sun Goes
4. Be To

 

F.S Blumm

ドイツ・ミュンヘンのクラブミュージック/ダブシーンの中で強い存在感を示すF.S Blummは、昨年、ドイツの現代芸術家集団”ベルリンの壁”の仲間の一人であるニルス・フラームとのコラボレーション・アルバム「2×1=4」において、革新的なダブ、エレクトロニックのアプローチを見せた。

 

このフルアルバムに続き、F.S. Blummは最新シングル「Christofer Robin」を7月2日にリリースした。この二曲入りのシングルには、オリジナル曲「Christopher Robin」とダブリミックスバージョンが収録される。今回の制作には、Erich Weinert Allstars,Chrisopher Reitmeiyerがレコーディングに参加している。

 

二曲入りのシングル「Christopher Robin」は、電子音楽の性格を極力排し、金管楽器、アコースティックギターを中心にダブの技法を駆使し、故リー・スクラッチ・ペリーへのブラームのリスペクトを少なからず端的に表現したレゲエ、ヒップホップのニュアンスのあるニューシングルとなる。F.S. Blummは、ボーカルトラックに挑戦していることに注目である。南島のリゾート地にやって来たかのような開放感あふれるシングルについて、F.S. Blummは次のように紹介する。



この曲は、ビーチで...、バルト海を見ながら...、スカンジナビアに向かうフェリーを見ながら...、紺碧の海をゆっくりと漂う巨人たちを見ながら...、さらに、眼下にキャンプファイヤーを輝かせながら、ギターを膝に乗せて書いたものです。私たちのみに楽しむことが許された夏のヒット作、ベルトルド・ブレヒト(ドイツ・アウクスブルグの劇作家)の「ドライグロシェノパー」(「海賊ジェニー - 三文オペラ」)の「Serräuber Jenny」を私たちなりに再解釈したものです。この度、リリースする「Chrisoper Robin」はまず間違いなく、この夏、あなたのお気に入りの一枚になることでしょう。


 

Steve Aoki

 

スティーヴ・アオキが、DJ/プロデューサーのKAAZE、そして、実力派シンガー、John Martinをフューチャーした新曲「Whole Again」を7月1日にリリースした。同時に「Whole Again」のリリックビデオも本日公開されています。

 

Taking Back Sundayとのコラボレーションシングル「Just Us Two」は、配信開始から一週間で早くも累計100万再生を記録し、今回、新たにリリースされた「Whole Again」は前作に続いて大きな快進撃が期待される。

 

「私は、人生に対するまったく異なる考えを持つ人とパートナーを組むというアイディアが大好きです。ファッション、テクノロジー、音楽、アート、カルチャー、私がやっていることはほとんど何らかのコラボレーソンです」と彼自身が語っているように、すべての核となるスティーヴの音楽は、数々のコラボレーションにより生み出されている。BTS,ウィル・アイ・アム、リンキン・パーク、スヌープ・ドッグ、ダディー・ヤンキー・・・、Hip Hop,ロック、ポップス、ラテンなど、挙げればきりがない、多彩なアーティスト、様々なジャンルを主戦場である”EDM”に持ち込んで融合してきたスティーヴ・アオキの音楽は、彼の生き方そのものを体現している。

 

前作のテイキング・バック・サンデーとのコラボシングル「Just Us Two」に続き、本日、7月1日にリリースされた「Whole Again」も、Kaaze,John Martinといった魅力的なコラボレーターと共に生み出されている。

 

DJ世界ランキング一位に輝き、ハードウェルらが高評価を与えたスウェーデン出身のDJ/プロデューサー、Kaaze、同じく、スウェーデン出身、スウェデニッシュ・ハウス・マフィアの「Don’t you worry child」でボーカルを担当し、一躍世界的な話題となったシンガー、John Martin(ジョン・マーティン)がこの新曲「Whole Again」の制作に参加した。これから始まる暑い夏を予感させるような、キャッチーで中毒性のあるダンスチューンがここに誕生している。

 

さらに、 スティーヴ・アオキは、新作アルバム「HIRO QUEST」を9月16日にリリースすることを発表した。この新作アルバムには、6月10日に発表された 「Just Us Two」、さらに、本日リリースされた「Whole Again」の二曲が収録される。新作アルバムは、Hiroquest.comにて先行予約が開始されています。アルバムのアートワークについては、下記にて御確認下さい。  

 

 

「Whole Again」 Lyric Video

 

 

 

 

 

Steve Aoki&Kaaze ft.John Martin 「Whole Again」 Single

 

 


 
 

レーベル: Asteri Entertainment

リリース日; 2022年7月1日(金)

 

ストリーミング/ダウンロード:https://asteri.lnk.to/wholeagain





Steve Aoki New Album 「HIROQUEST」

 

 


 

 

レーベル: DJ Kid Millionaire

リリース日: 2022年9月16日 

 

先行予約: https://hiroquest.com/

 

 


Son Littleは、9月9日にANTI-からニューアルバム『Like Neptune』をリリースすることを発表しました。彼は、アルバムからのリード・シングル「deeper」と「stoned love」の2曲を公開し、さらにアルバムを引っさげての北米ツアーも発表しています。
 
 
Son Littleはプレスリリースで、このアルバムの制作に至った経緯について詳しく語っています。
 
 
 
「ロックダウンの最初の頃、私はガラクタでいっぱいのクローゼットに入り、私の古い執筆の本でいっぱいの箱をいくつか見つけたんだ。72冊もあることがわかった。一番古い本は、9歳の時にクリスマスプレゼントとしてもらったものです。その中で、私は自分の人生に起きていることについて自分自身に手紙を書きました。その中の1ページに、5歳頃に性的虐待を受けたクイーンズ区の隣人について書かれていました。19歳の誕生日を迎えて母に事情を話すまで、この事実を認めたのはこれが初めてであり、また唯一の機会でした。母は私にセラピーを受けるよう懇願した。私は抗議の意を込めて、セラピーを受けました。私の試みは誠実なものではありませんでした。準備が整っていなかったのです。ただ乗り越えればいいと思っていたのです。
 

ある日、セラピーで私は自分自身に語りかけ始めた。"あなたが失敗したとき、すべてを批判する迷惑な内なる声に。何歳か尋ねると、『10歳』と答えた。私が誰なのか、何歳なのか知っているかと尋ねると、『知らない』と答えたんだ。奇妙に思えるかもしれませんが、それは驚くべき結果をもたらしました。私は自分の中の...子供をなだめ、慰めることができるようになったのです」
 


「deeper」




「Stoned Love」 

 





Son Litttle 『Like Neptune 』 




 

Tracklist

 

1. drummer
2. 6 AM
3. like neptune
4. bend yr ear
5. inside out
6. Didn’t Mean a Thing
7. stoned love
8. deeper
9. no friend of mine
10. Playing Both Sides
11. gloria
12. what’s good

 

Misogi

ロンドンのオールラウンダー、電子音楽家として活躍するアーティスト、MISOGIがニューシングル「GOSSIP」を公開した。また、新曲のリリックビデオも同時に公開されています。こちらは下記にて御覧下さい。


Muti-hyphenateのMISOGIは、AJ Tracey、Lil Yachty、BONESなどのプロダクションに参加し、フューチャー・フィックスなサウンドを提供しています。2021年のシングル「Bunny」はDSPを駆け巡り、彼自身のソングライティングも注目されている。


ニューシングル「GOSSIP」は、それ以来初のリリースとなる。ヴィンテージJ-POPの革新へのオードである。色彩とエネルギーがきらめき、喜びがあり、MISOGIの魅力がこの「GOSSIP」で解き放たれている。


「Gossip」について、MISOGIはこう語っています。


中田ヤスタカのPerfume、Capsule、ColtemonikhaといったJ-Popグループと一緒に作った楽曲にとてもインスパイアされた。この曲は、その初期のJpopの時代へのオードでもある...」

  




「Misogi」 

 

Listen/Stream: https://misogi.sup.nr/Gossip

 

 

 

Sylvann Esso Credit: Bobby Storickland


ノースカロライナ州のエレクトロ・ポップデュオ、シルヴァン・エッソが断片的で感情剥き出しのニュー・シングル「Your Reality」をリリースした。この曲は、先月の "Sunburn "に続くもので、エレクトロニック・ポップ・デュオとしては2020年の『Free Love』以来の新曲となる。

 

「Your Reality」の楽器編成はまばらで、Amelia Meathがヴォーカルを詩のように歌いながら、"もともとルールがあったのか、それとも私たちはどうあるべきかを学んでいるのか?"と問いかけている。

 

プレスリリースでは、ミースのバンドメイトである、ニック・サンボーンが、この曲を「どれだけ奇妙なことができるかという基準点」と表現しています。二人は、「このシングルはSylvan Essoの新しい章を示すもので、最初の3枚のLPの三部作を締めくくるものだ」と付け加えている。

 

2022年のグラミー賞で最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバムにノミネートされた『Free Love』は、デュオの最新アルバムで、シルヴァン・エッソの3枚目のフル・レングスとなった。このアルバムは、同じくグラミー賞にノミネートされた2017年の『What Now』に続く作品となる。

 

この夏、シルヴァン・エッソは、Odeszaをサポートするツアーを行い、マサチューセッツのSolid Sound Festival、ミシガンのElectric Forest、ラスベガスのLife Is Beautifulなど、多くのフェスティバルに出演する予定です。

 

Aron Jerome Credit:Nick Walker

ケニア出身で、インド系のバックグラウンドを持つUKのプロデューサー、2009年にも来日しているAaron Jerome(アーロン・ジェローム)が、6年ぶりにSBTRKTの新曲を発表しました。今週初めにSeyan PatelとChaneil Kular (Sex Education)をフィーチャーした予告編も公開されています。

 

「Bodmin Moor」は、”Production du THE REST”が監督したビデオとともに到着しています。

 

この新曲は、SBTRKTが2016年にリリースしたコンピレーション『Save Yourself』に続く作品となっています。 プレス・リリースによると、"これはSBTRKTの大胆な新章の始まりに過ぎない "とのことです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aron Gerome Biography

 

人気ミックスCDシリーズ「Soul Jammin' vol.6」も評価は高い。人気レーベルからリリースされた傑作デビュー・アルバム「Time To Rearrange」はかのジャイルズ・ピーターソンも大絶賛、またたく間にその名を世界水準に引き上げ、ロンドンソウルシーンの新星として目されるようになる。

 

 

 


The Sea And CakeのSam Prekop(サム・プレコップ)と、同じくTortoiseのバンドメイトJohn McEntire(ジョン・マッケンタイア)は、双方とも、シカゴ音響派の巨頭として知られる。

 

彼らがタッグを組んで、来月、Thrill Jockeyからリリース予定のニュー・アルバム『Sons Of』を生み出す。

 

この作品は、2019年にヨーロッパで行われた即興ライヴから生まれた。本日リリースされた約8分に及ぶ長大なシングル「A Ghost Of Noon」は、これらのライブの1つから直接切り出されたものだ。遊び心に満ちた忙しさがなければ、ニューエイジと表現できるような静謐さを備えた、揺らぎ、うねるようなシンセサイザーの旅である。

 

 

 

Sam Prekop&John McEntire 「Sons Of」

 


 

Tracklist

 

1.A Ghost Of Noon

2.Crossing At The Shallow

3.A Yellow Robe

4.Ascending By Night


 


マーティン・ジェンキンスによる電子音楽プロジェクト、”Pye Corner Audio”が7月15日にニューアルバム「Let's Emerge!!!」をリリースします。アナログ・エレクトロニクスとサイケデリアを融合させたこのカルト的なミュージシャンは、非常に奇妙で、時に得体の知れないものを生み出している。

 

Sonic Cathedralからの初のスタジオ作品はこの夏にリリースされ、10曲中5曲にRideのギタリストAndy Bellが参加しています。他にも、ライドのギタリスト、アンディ・ベルが5曲で参加。「出発」と銘打たれたこの作品は、リゼルギー的探求の白い熱を反映した、輝きに満ちた音楽です。

 

7月15日に発売されるニュー・アルバムについてのPye Corner Audioのコメントは下記の通りです。

 

この作品は、より陽気な土地への出発ですが、それでも出発なのです。ずっと考えていたことなんだ。私は一緒に仕事をする様々なレーベルのために自分の作品を少し違ったものにしようと思っていますが、これはSonic Cathedralの理念とうまく調和するように思います。

 

Marc Jonesがデザインしたアートワークの輝かしい色彩は、Spacemen 3とStereolabの代表的なリリースを思い起こさせる。この作品は、私が最初に影響を受けた作品の多くをミックスしていると思います。

 

私はSpacemen 3とStereolabの長年のファンなんだ。彼らの反復とドローンの瞬間は、私が作ろうとしているものに常に染み込んでいる。このアルバムをレコーディングしているときは、小さなアパートに住んでいて、スタジオのセットアップを取り払ったんだ。そのため、いくつかの重要な機材に焦点を当て、それらを完全に探求することが出来たよ。

 



Our Corner Audio 「Let's Emerge!!!」




Label: Sonic Cathedral

Release Date: 2022年7月15日

 

Tracklist

 

1.De-Hibernate

2.Lyracal

3.Does It Go Dark?

4.Haze Loops

5.Let's Emerge Part One

6.Satureation Point

7.Sun Stroke

8.Let's Emerge Part two

9.Luminescene

10.Warmth Of The Sun


日本のアーティスト、音楽プロデューサー、DJ,レーベルオーナーとしても活躍し、これまで、いとうせいこう、小沢健二と深い親交を持つ、電子音楽家の井出靖が、新たなコラボレーションアルバムの詳細を明らかにしました。


 

井出靖

6月にリリースされる『Cosmic Suite 2 - New Beginning』は16曲入りで、東京在住のミュージシャン、井出靖の2020年のアルバム『Cosmic Suite』に続く、8年の活動休止後初のアルバムとなります。

 

新譜のコラボレーターには、そうそうたる電子音楽家が参加、ジェフ・ミルズ、ドン・レッツ(aka Rebel Dread)、DJ Krush、ジョシュ・ミラン、そして、故トニー・アレンが名を連ねています。ハウス、ジャズ、ポストパンク、ダブ、アフロビートなどのサウンドに触れられるアルバムになるとのこと。

 

また、タワーレコードオンラインの紹介によると、アートワークデザインは、亡きヴァージル・アブローとの親交は元より、ファッション、音楽、アートの世界を股に掛けて活躍するアーティストであり、世界的に注目されているファッション・ブランド、GALLERY DEPT.のファウンダーであるJosue Thomasが手掛ける。(1曲目でPoetry Readingでも参加)。Cosmic Suite 2は、井出とJosue Thomasが提案するUniversal Music Connectionを体現した作品であり、コロナ禍と対峙しながら、新たな出発、まさに"New Beginning "を意識した、井出の新たなメッセージ・アルバムとなるようです。アルバムのティーザー映像は、下記にて御覧になることができます。


『Cosmic Suite 2 - New Beginning』は、2022年6月22日、Grand Galleryからリリースされる予定です。

 

 

 

 


 

 『Cosmic Suite 2 - New Beginning』 LP

 

 


 

Label:  Grand Gallery

Release Date:  2022年6月24日



A Side


1.Mirror feat. Josue Thomas 

2.Lava feat. UA

3.The Battle Part.1 feat.Emilie Chick

4.Sumimasen Suite Part.1 feat. Emily Capell, Rebel Dread

5.We Need Power part.1 feat.Josh Milan 

 

B Side 


1.I'm Thinking,I.m Spacing feat.Afrika Bambaataa

2.Outer Space feat.DJ KRUSH

3.Galactic Beats Part.1

4.Hear,There feat.Kan Takagi, RECK

5.New Beginning


 

The Range photo Elizabeth Weinberg


The Rangeは、6月10日に発売予定のアルバム「Mercury」に収録されるニューシングル「Relegate」をリリースしました。

 

前作の「Bicameral」「Ricercar」「Urethane」に続き、このトラックは、Keke Wyattの2001年のシングル「Nothing in This World」をサンプリングしています。


"新しい関係で感じるバタフライを表現している "と、バーモント州在住のプロデューサーJames HintonことRangeは、プレスリリースを通じて、この曲について述べている。

 

"その時、脳の論理的な部分はトースト状態だし、この曲はそういう何も考えずに渦巻く瞬間を捉えているのが僕には気に入っているんだ"


 


Autechreは、2016年から2018年にかけて行ったライヴから、7つの未発表ライヴ音源をお馴染みのワープレコードから5月18日に公開しました。


AE_LIVE 2016/2018としてパッケージされた録音は、ザグレブ、タリン、ヘルシンキ、オスロ、ナイメーヘン、メルボルン、ダブリンで撮影され、デュオのBandcampページとBleep storeの両方から入手可能です。メルボルンでの77分に及ぶ2018年の録音はすでにアルバムとして発売されています。是非、下記にてチェックしてみてください。


 

Roosevelt&Nile Rogers

 

ドイツ/ケルンを拠点に活動する電子音楽家、ルーズヴェルトの作品は、クラブカルチャーへの深い愛と、幅広い、ほとんど普遍的な音楽の嗜好から生み出されている。2021年のアルバム「Polydans」はそのような影響への賛歌であり、この新しいシングルでは彼のディスコへの愛が前面に出ている。

 

今回リリースされた「Passion」は、彼の泡立つようなエレクトロニクスと、シックの生みの親であるナイル・ロジャースの切り取られたギターラインがマッチしています。

 

ナイル・ロジャースのルネッサンスと、ルーズベルトのサウンドの幅を広げる作品です。ルーズべルトは次のようにコメントしている。

 

 

「ナイルは私が長年にわたって最も影響を受けてきた人物の一人なので、彼と一緒にトラックを作るのは本当に夢のようなことでした。

 

このトラックは2年近くにわたって様々な形があったので、最終的に満足のいくバージョンができてとても嬉しい。

 

ナイルとは電話やメールなど遠隔操作で作業を進め、最後にロサンゼルスで彼に会って完成を祝いました。彼は私にとって生ける伝説であり、初期のディスコ時代について彼と話をするだけでも大きなインスピレーションを受けました。Passion」はスタジオ54へのオードで、70年代後半のディスコのエネルギーとエクスタシーへのオマージュでもある。

 

 

 

 

KH

 

電子音楽、ポストロックと幅広い音楽性を掲げて活動を行う英国の音楽家、フォー・テットは、彼自身の主宰するレーベル”Text"から本名のKH(Kieran Hebden)名義のニューシングル「Look At Your Pager」をリリースしました。 KH名義でリリースされた2019年の「Only Human」以来のシングルとなります。「Look At Your Pager」アメリカのガールズグループ、”3LW”の2000年のヒット曲「No More(Baby I'Ma Do Right)」をサンプリングとして導入しています。 



 

 「このトラックは、私の関わっている最初のフェスティバルが久しぶりに開催される直前の昨年夏に制作されたました」と、キーラン・ヘブデンは説明しています。

 

普遍的で前向きで未来を感じさせる新曲を書きたかったんですが、ちょうどそのときこの曲を思いついた。

 

それ以来、私がこれまでに作ったどのトラックよりも多くの人が、この曲について尋ねてきたのを覚えています。 その後、私は、最高のオーディエンスの前で新曲の演奏を行う機会を得ました。ボーカルサンプリングの承認を得るのにはかなりの時間を必要としたものの、最終的に、この音楽を世に送り出せたことを嬉しく思ってます。

 

 

 



 


サウスロンドンを拠点とするオルタナティヴロック・アーティスト、ウー・ルーは昨年、Warpと電撃契約を交わし、二曲入りのシングル「Broken Homes」をドロップしました。その後、7月8日に通算二作目のアルバム「Logger Head」をリリースすることを発表。 この知らせに伴い、5月5日にウー・ルーは新作シングル「Blame」のミュージックビデオを公開しています。

 

兼ねてから、ウー・ルーは、物事を穏やかに定めるタイプではありませんでした。彼の音楽は大胆でありながら、非常に繊細で、時に、ひどく傷つきやすい性質を持っていた。彼の音楽スタイルを定義付けるのは難しい。彼は、ラップをしながら、その他にも、歌い、叫び、複数の楽器を演奏するマルチインストゥルメンタル奏者でもある。しかし、彼は、音楽的なルーツであるパンクロッカーと自分の音楽を比べながら、アーティストとしての道のりを歩んできた。つまり、近年、電子音楽にとどまらず、多彩なカタログをリリースするようになったイギリスのワープ・レコードにとっては願ってもない、レーベル一押しのアーティストの台頭と言えるでしょう。

 

彼は、2015年にセルフリリースのデビュー・アルバム「Ginga」 を提げ、サウスロンドンのシーンに彗星のごとく登場、2018年と2019年に「NAIS」と「SUFOS」をリリースします。その後、2021年4月に「Times」、12月には「Broken Homes」のリードシングルをドロップ。今回の「Blame」は、新作アルバム「Loggerhead」の3作目のプレビューシングルとなります。

 

この新曲で、ウー・ルーは内面にわだかまる毒気を容赦なく吐き出す。実際の音楽として表現されるのは、ソウルフルなピアノのサウンプリング、そして、交互に現れる静かなブレイクビーツ、さらに、曲の中に繰り広げられる混沌としたボーカル・コーラス。実に多彩な要素を交えています。

 

基本的なリズムについては、UKエレクトロ、ベースライン、ダブ/ダブステップの要素が込められ、それらにラップの要素を絡め、アフリカ民族音楽のようなアクの強い独特のリズム性を擁する。

 

彼は「Blame」について以下のように説明しています。


「Blame」とは、私の内なる声と外的な声との間のコミュニケーションの崩壊、つまり、それらの声と私自身が関係を終わらせることになった状況を示しています。

今回のシングルに付属するミュージックビデオを手掛けたのは、デニシャニアン・ダーソン監督。実にユニークな映像表現が見いだされます。 他でもない、音楽制作者のウー・ルーが主演を務め、砂漠の中でおかしくなり、岩だらけの山の頂で、生きたまま埋葬されてしまうという内容です。

 

また、今後、ウー・ルーは、5月13日の英国ブライトンの”グレートエスケープ”での公演を始まりとして、ヨーロッパツアーに乗り出します。このツアーは五ヶ月続き、9月10日のイタリアのアクアビバで行われる”ライブロックフェスティバル”で一連のツアーは締めくくられる予定です。

 


「Blame/Ten」

 

 

 

 

 

WU-LU 「Loggerhead」

 

WARPCDD342

 



 

 Relaese:July 8th,2022


Tracklisting


1.Take Stage

2.Night Pill(feat。Asha)

3.Facts

4.Scrambled Tricks

5.South(feat.Lex Amor)

6.Calo Paste(feat.Lea Sen)

7.Slightly

8.Blame

9.Ten

10.Road Trip

11.Times

12.Broken Homes

 


 

Warp Records

 

https://warp.net/releases/307313-wu-lu-loggerhead 


bandcamp


https://wu-lu.bandcamp.com/album/loggerhead

米・シカゴを拠点に活動する電子音楽家、Kiku Hibinoがミシガンの電子音楽レーベル”1473”から新作「When the East of the day meets The West of The Night/Voices In The Desert」を、4月23日にbandcampを通じてリリースしました。是非、日本の電子音楽好きのリスナーの方にも聴いていただきたい作品です。

 

Photo: Christopher Andrew Kiku Hibinoオフィシャルホームページより

 

今回の新作アルバム「WEDMWN」については、プロモーションとして、御本人からメールを通じて送って頂いた、レーベルからの説明を以下に御紹介致します。

 

 

 人間性とエレクトロニクス、あるいはエレクトロニクスの人間化との接点とは? エレクトロニクスが回路を越え、有機的で、最もパワフルでエモーショナルなものに姿を変える瞬間はどこにあるのだろうか。

私は、エレクトロニック・ミュージックに関わるたびに、このような問いを自分自身に投げかけて来ました。この分野で、私が好きなアーティストは、皆、私の感覚を刺激し、なぜ彼らの音にそれほど直感的に反応するのか熟考させてくれます。エレクトロニック・ミュージックのファンになって、30年以上、私は、「クールで革新的なサウンド」の数々を耳にしてきましたが、それらは、多くのエネルギッシュなファンダムを掻き立てはするものの、最初の熱狂は年月とともに、必然的に冷めていきます。

不思議なことに、1991年に衝撃的な新しさであったものが、多くの場合、そうではなくなるのです。しかし、エレクトロニック・ミュージックがその力を維持しつづけられるのは、常に人間/有機/感情の結びつきのおかげであり、最高のエレクトロニック・アーティストはこのことを難なく達成することが出来ます。つまり、彼らのプロセスや熟考のレベルの高さが、彼らの音楽がその境界線を歩むということを必然的に条件づけるのです。

 

Kiku Hibinoは、そのようなアーティストの一人です。私は、パンデミックの最中、キクさんにお会いする機会があり、すぐに彼の芸術性と心を通わすことが出来ました。私が、彼の作品を初めて耳にした時、上に書いたように、ジブラルタル的考察がすべて当てはまりました。

エレクトロニックはどのようにあるべきか、彼はそれをやってのけている。彼のテクスチャー、周波数、音、雰囲気など、すべてが存在し、それは、深く親密な何かと一致しています。コレボレーションに対する彼のオープンさ、彼の新たなレーベルであるSNを通じたキュレーションは、繋がりを重視した芸術的なビジョンを示唆しています。この点について、彼は、私に同意しないかもしれません。ーー私にはわかりませんがーー私が知っているただ一つのことは、私が彼の音楽の深奥と繋がっているということなのです。

 

今回のリリースに含まれる2つの作品、WEDMWNとVDに私は安らぎを感じています。

この2つの作品は、Yuge ZhouとMitsu Salmonとのコラボレーションから生み出されました。では、音には対話が組み込まれていて、自然なものとなっているのでしょうか? 是非、そのように願いたいものです。

リスナーの皆さんには、ある種の意図的な空間で、このアルバムを体験し、深いリスニング体験に没頭していただきたいと思います。

 

 

 

Kiku Hibino

 

 「When the East of the day meets The West of The Night/Voices In The Desert」

 


 

Label:1473

 

Release:April 22,2022


 Tracklisting

 

1.WEDMWN

2.VD

 

 

 

 

また、Kiku Hibinoさんご本人から、米・シカゴのExperimental Sound Studioでのアーティスト・レジデンスに関するブログを送って頂きましたので、それを以下に掲載致します。


https://ess.org/news/2021/10/15/outer-ear-residency-kik-hibino-update-from-utah