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 忙しい夏フェスシーズンを終えたばかりのJapanese Breakfastが、グラミー賞に三度輝いているシンガーソングライター、Brandi Carlile(ブランディ・カーライル)の2007年のセカンド・アルバム"The Story "に収録されているタイトルトラックのカバーバージョンに挑戦している。

 

この秋、新作ジャケットの宣伝の一貫として、The North Faceは、Japanese Breakfastことミシェル・ザウナーに、「The Story」のニューヴァージョンの制作を依頼している。結果、この新広告キャンペーンのサウンドトラックが完成。ブランディ・カーライルのカバー「The Story」は、これまでのJbrakkieのキャリアの中で、最も「ツンデレな楽曲」とも言われている。

 

Japanse Breakfastのミッシェル・ザウナーは、プレスリリースを通じて新商品の宣伝用に以下のようなコメントを添えている。

 

「象徴的なバラード "The Story "に挑戦するのはこの上なく楽しいことでした。この曲は、人間の粘り強さの深みと旅の精神をよく捉えていると思う。演奏は、ゆったりとしていて、アコースティックなものにしたかった。クレイグ・ヘンドリックスが作曲し、ヴァイオリニストのモリー・ジャーマー、カルテット121が演奏した弦楽器の美麗なアレンジが、あなたの気分を山々へと誘うがごとく高揚させることでしょう」

 



  ”4AD Forages”は、プレスリリースによると、イギリスのインディペントレーベル,4ADの過去と現在からのゲストを通して「その大家族の世界」を探求する新しいポッドキャストシリーズだそうです。

 

本日(10月3日)公開された最初のエピソードでは、HTRKのJonnine StandishとThese Immortal SoulsのGenevieve McGuckinが出演しています。


その他、PixiesのドラマーDave Loveringがメタル発掘YouTuberのThe Nugget Nogginと、Helado NegroがLaarajiと対談している。また、まだ参加が発表されていないゲストもいるようです。

 



このポッドキャストシリーズは、Dry CleaningのNick Buxtonによるシングル紹介が特徴で、毎月第一月曜日に新しいエピソードが追加配信される予定です。








 

2023年2月18日と19日、The Numero Groupは、音楽史に残る不世出のヒーローや失われた貴重なサウンドを再発見するためのイベントを開催する。

 

昨日、発表された2夜限りのイベントNumero Twentyは、ロサンゼルスのダウンタウンにあるThe Palace Theaterで開催される。3つのフロアに分かれて、1980年代から1990年代のパンク、ハードコア、芸術的ロックなどNumeroの200 Lineシリーズから、ダイナミックな10バンドによるライブパフォーマンスが展開される。

 

アンワウンド、コデイン、ザ・ヘイト、カラテ、アイダ、チゼル、エブリワン・アスクド・アバウト・ユー、ウイ、レックス、ツナミが、Numero Groupの20周年を記念し、Numero Twentyのステージに立ち、ポップアップレコード店や追加プログラムでは、同社が過去20年間に発掘した数多くのタイトルと無限のジャンルにスポットを当てる予定だという。



「Numero Groupの共同設立者であるKen ShipleyとRob Sevierは、「20年というのは、レコード会社はおろか、何かをするにも長い時間です」

 

「特に21世紀には。Numeroは、ダウンロード、いくつかのディストリビューターの倒産、ストリーミング、レコード、そして進化し続ける平均的なリイシュー愛好家の特殊な嗜好に応えながら、最も冒険的な仕事をしながら、20年目に突入したのです。

 

90年代のインディーが再発見される可能性があると考え始めたのは、私たちが10歳のときでした。

 

私たちはNumeroの10代を、Codeine、Unwound、Karateの豪華なボックスセット作りに費やしたが、それは私たちが1990年代の実際の10代にやってみたかったことと同じです。

 

Numero Twentyは、ある感覚、ある時代のリイシューである。ミックステープや手紙、グローブボックスの中のボロボロの地図帳など、電子的につながっておらず、Letrasetのフライヤーや口コミでクールなものを知っていたあの時代以前のものです」



2003年にシカゴで設立されて以来、Numero Groupは、1950年代から今日までの歴史的な音楽を深く研究し、専門的に蘇らせ、豪華にパッケージしたボックスセット、プレイリスト、エフェメラを提供し、その品質において際立った存在であり続けている。LP、CD、アプリ、カセット、45s、12 "シングルのカタログは常に拡大し、細部まで丁寧に編集され、その時代には騒がれることなかった音楽を演奏し、録音した人々の困難な努力に光を当てている。忘れ去られたエキセントリックなソウル、個人的に発行されたフォーク、離島の音楽や無名のゴスペル、スピリチュアル、パワーポップ、ニューヨークディスコ、コズミックカントリー、ヒルビリー、ヘルファイア、フランコベルギーのエレクトロサンバ、ティキトーチのエキゾチカ、シカゴファンクブルース、Numero Twentyで披露されるパンク、ハードコアなど、Numero Groupによって集められるものは、音、映像、言葉の驚くべき新しいアーティファクトなのである。


Numero Groupは、近年、リイシュー・レーベルから総合的な著作権管理組織へと移行し、ストリーミング、映画やテレビでの起用などを通じて、音楽とストーリーにさらに新しい命を与えている。まったくの無名だった音源を、数千万人のSpotifyリスナー、TikTokトレンド、Netflixシリーズでの同期、ヒップホップヒットでのサンプルなど、はるかに超えた存在に育て上げた。



Numero Groupは拡大を続ける中で、20周年イヤーを迎える。シカゴのフラッグシップ拠点から、2018年にはロサンゼルスオフィス、2022年には英国チームが新たに結成され、10月5日から9日にかけて5日間のロンドンでのテイクオーバーを控えている。

 

ブロンディ、ダスター、カラテ、パスター・T・L・バレット、ルパ、シル・ジョンソン、アンワウンドのメジャープロジェクト、クーカ、シップタウン、タミー、V4ビジョン、バレー・オブ・ザ・サンのレーベル買収といった最近のハイライトに続き、ヌメロもこれまで以上の楽曲と忙しいリリーススケジュールを計画している。


チケットは9月30日から販売されている。詳細はこちらから。


 


ソーシャルで新曲を予告していたMåneskinは、ニューシングル「The Loneliest」を10月7日にリリースすることを決定した。


昨年、DIY In Deepのデジタル・カバーを行った際、フロントマンのDamianoはバンドの新曲について、「僕らは毎日違う街にいるから、たくさんのエネルギーを掴むことができるんだ。新しい曲を書いているけど、急ぐつもりはないんだ。じっくりと自分たちを表現する音楽を作りたいから、準備ができたらリリースする。でも、確実に新しい音楽ができるだろう。"


「ある意味、新しいスタートみたいなもんだよ!" とヴィックは付け加えた。「僕たちはとても注目されているから、自分たちをよく表していると本当に確信できることをしたいんだ。というのも、過去数年間、多くの人がロックは成功しないと言っていたのに、私たちはそれを実行できず、止めようとした。今は誰も僕らを止められない!



 


Lizzoが愛すべきボディポジティブなポップスターであることは誰もが知っていますが、彼女が古典的な訓練を受けたフルート奏者であることはあまり知られていません。しかし、カーラ・ヘイデンは知っていました。


今週初め、LizzoのThe Special Tourで彼女がワシントンDCに来たとき、国会図書館司書は彼女を撮影し、こうつぶやきました。「@librarycongressには、世界最大のフルートコレクションがあり、1,800以上あるんだ。その中には、ジェームズ・マディソン大統領の1813年のクリスタルフルートも含まれています。来週DCにいらっしゃる際には、ぜひご覧いただき、2曲ほど演奏していただければと思います。あなたの歌と同じように "Good as hell "なんですよ」。


Lizzoはその申し出を受け(「IM COMING CARLA! AND IM PLAYIN THAT CRYSTAL FLUTE!!!!! 」)、あとは文字通り歴史となり、アーティストは「クロード・ローランがジェームズ・マディスン大統領のために作ったクリスタルフルート-1812年の戦争中にイギリス軍がワシントンDCに進入した際、ドルリー・マディスンが1814年にホワイトハウスから救出した貴重な楽器」を演奏したのだった(国会図書館による)。


リゾは月曜日に図書館の「フルート保管室」を見学しただけでなく、図書館の音楽部門が安全に演奏できることを確認した後、マディソンのフルートを演奏し、保管室、大ホール、大閲覧室でも他の楽器を演奏したのです。


しかし、彼女はそれだけにとどまらず、火曜日の夜、D.C.のキャピトル・ワン・アリーナでのライブでマディソンのフルートを演奏することを希望した。もちろん、図書館は彼女の要望を受け入れたが、これにはかなりの苦労があった。


このように貴重な品物が、貸し出しや展示のために博物館や図書館を離れるときには、保存とセキュリティが最優先される。図書館では、学芸員がその品物を特製の保護容器に入れて輸送できるようにし、図書館の学芸員と警備員が、その品物が再び保護されるまで常に警備に当たっているのです。


「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、国会図書館に招待されました。「ジェームズ・マディソンのクリスタル・フルートのために、みんなに騒いでもらいたいんだ!」。図書館の学芸員であるキャロル・リン・ワード・バンフォードが引き渡しを行った後、Lizzoは観客にこう言った。


「私は怖い。クリスタルだから、ワイングラスで吹いているようなもの。アメリカン・バップ・スターのLizzoはフルートを演奏し、トワークを披露し、すべてのサガに感嘆符を打ったのである。(もちろん、フルートは無事に帰ってきた)。


"私たちは今夜、歴史を作ったのよ!" Lizzoは観客にこう言った。「私たちの歴史を保存し、歴史を素晴らしくクールにしてくれた国会図書館に感謝します。歴史はフリーキングクールだよ、あなたたち」



 


昨夜(9月25日)行われたイアン・ブラウンのUK・リーズでのソールドアウトとなったライブパフォーマンスの出来は散々だったという。


彼が、バンドなしで、ステージに流れるバックトラックに合わせて演奏するだけだったことから、元、UKミュージック・シーンの最高峰に位置するバンド、ストーン・ローゼズのフロントマンとしては「カラオケ・ショー」という不名誉なレッテルを貼られることもやむを得なかったのだ。


一昨日の夜(9月25日)、イアン・ブラウンは、リーズのO2アカデミーで2018年以来のライブを行ったが、彼が”ライブバンドなし”で全編を演奏したため、ライブの観客は大変失望させられたという。更に、この公演に際して40£をチケット料金として得るのは妥当ではないとの意見もあった。


この夜のO2アカデミーでのギグに参加したあるファンは、「イアン・ブラウンが今夜のリーズでのチケット40ポンド、ソールドアウトのギグに、WITH NO BANDで現れたのを見て、ガッカリしてしまったんだ。僕は、彼の長年のファンだけど、あれはホント、ひどかったよ。イアン・ブラウンは、カラオケで自分の曲を台無しにしていたように思える。ほとんどの人は怒っていて気にしてなかったけど、僕は、この後、帰らなくちゃいけなかったんだ。"Longsight M13 "はハイライトだったかなあ」と、このライブの後にツイッターで残念そうに呟く始末だった。


 



Ed Sheeranは、Music Venue Trustの「Own Our Venues」のキャンペーンの支持を表明しています。

 

Music Venue TrustによるOwn Our Venuesのキャンペーンは、今年5月に公表された。これは、近年、UKのインディペンデントで運営される小規模の音楽会場が存続の危機に立たされている問題に対して、上記の企業が保全的な観点から会場の活動に手を差し伸べようと開始された。

 

さらに、昨日(9月26日)、人気シンガーソングライターのEd Sheeranは、英国中のインディペンデントの音楽会場の所有権問題を解消することを目的とした、この取り組みに対する支援を約束した。Own Our Venuesの支援ページでは、既に多くの寄付が集まり、現時点で、その寄付額は355,145£に上っている。


エド・シーランは、当該企業の取り組みに対し、以下のような賛同を示しています。「”Own Our Venues”は、私が本当に熱意をもって支援したい取り組みです。小規模で独立した会場は、音楽コミュニティにとって、とても重要であり、私は自分のキャリアの中で、お気に入りのライブをこれらの会場で行ってきました。私たちは、私たちが愛してやまないこれらの美しい会場を、これからもずっと守っていくために、できる限りのことをしなければならないのです」

 

Music Venue TrustのCEOであるMark Davydは、「Own Our Venuesへの多くのサポートに圧倒されています」と声明を提出している。

 

「このキャンペーンは、音楽ファンの共感を呼び、英国内のコミュニティや町や都市でライブ音楽へのアクセスを維持することがいかに重要であるかを正確に理解している人たちに支えられています。Own Our Venuesプロジェクトが盛り上がりを見せている中、エドがこの活動を支援してくれるのは非常に喜ばしいことです」 

 


 

Smashing Pumpkins via Youtube

スマッシング・パンプキンズが昨晩(9月23日)、The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、最新シングル「Bebuiled」を演奏しました。その模様は以下でご覧いただけます。


Beguiled」は、バンドの次期プロジェクト「ATUM」の最初のプレビューで、1995年の「Mellon Collie and the Infinite Sadness」と2000年の「Machina/The Machine Of God」の続編として、33曲入り3幕のロックオペラとなっています。第1幕は11月15日、第2幕は1月31日、そして最終幕は4月21日にスペシャル・エディションのボックスセットでリリースされる予定です。





 RIAAの中間報告によると、2022年上半期の米国レコード売上は22%上昇したことが分かった。


この増加率はそれだけでも印象的だが、レコード音楽収入の増加率が9%であることと比較すると、二重の意味で興味深い。同様に、ストリーミングの収入は10%増にとどまった。


レコードの出荷枚数も、2021年同時期の1880万枚に対し、2180万枚と15.7%増加している。


「音楽愛好家は明らかに、レコードがもたらす高音質とアーティストとの具体的なつながりに満足できず、レーベルは独占販売、特別な再発行、美しく仕上げられたパッケージやディスクの安定した流れでその需要に正面から対応しています」とRIAAの会長兼CEOのMitch Glazier氏は語ります。


もちろん、ストリーミングは依然として音楽収入の大部分を占め、総収入の84%を占めており、これに対してフィジカルは10%です。注目すべきは、ストリーミング・サービスの有料会員数が9,000万人に増加したことです。


日本では、レコードが引き続き好調で、英国のレコードの売上高は今年30年ぶりにCDの売上高を上回ると予想されています。

 

 

仮に、ロックスターになることが、子供の頃の純粋な夢を叶えることだとするならば、メジャーリーグの試合で始球式を務めることもまたきっと同じように、他の子供の純粋な夢を実現させることに繋がるのでしょう。

 

2022年の夏、LAのインディー・ロックバンド、Best Coastのベサニー・コセンティーノがドジャースタジアムで子供の頃の夢を叶えてみせましたが、今度は、シルヴァン・エッソの二人がその子供の頃の夢を叶える時が来た。そう、この日、シルヴァン・エッソは、MLBの始球式を務めた名誉あるミュージシャンの仲間入りを果たしたのです。

 

ニューアルバム『No Rules Sandy』を8月12日にリリースしたばかりのシンセポップ・デュオ、シルヴァン・エッソは、先週初めに行われたミルウォーキー・ブルワーズの試合の始球式を任されるという名誉に浴することになった。

 

Sylvan Essoは、現在、ノースカロライナ州を拠点に活動していますが、ミルウォーキーの球場でのオープニングセレモニーを飾ることは、他でもない、彼らのルーツそのものを祝福することになる。ウィスコンシン州ミルウォーキーは、アメリア・ミースと同地出身のニック・サンボーンが、10年以上前に初めて出会った場所、彼らにとってきわめて思い入れの深い土地でもあります。 



雨の中を慌ただしく走って球場入りに間に合わせたほど、今回の始球式は、彼らの人生においてとても重要なイベントとなった。"途中、めちゃくちゃ道路が渋滞していて、結局、雨の中を走って間に合わせた。目に見えてびしょ濡れです(笑) "と、二人はインスタグラムに微笑ましく投稿しています。


 

Fontaines D.C. Via The Late Late Show with James Corden 

 

アイルランド/ダブリンの大人気ロックバンド、フォンテインズD.C.は、先週半ば(9月14日)米国のテレビ番組”The Late Late Show with James Corden”に出演し、最新作『Skinty Fia』収録シングル「Roman Holiday」を披露しています。ライブパフォーマンスの模様は以下よりご覧下さい。


『Skinty Fia』は、今年4月にPartisanからリリースされた3枚目のフルアルバム。「Roman Holiday」のほか、初期のシングル「I Love You」、「Jackie Down the Line」、タイトルトラックが収録されています。


Lorde in Primavera Sound in L.A   photo: John Anthony

 

イギリスの大人気シンガー、Lordeは先週金曜日の夜、Primavera Sound Los Angelesで行われた公演のステージで、4枚目のアルバムのリリースを仄めかす発言をオーディエンスに対して行った。もちろん、現時点では公式な形でのリリース情報は出ていないが、続報を待ちたいところだ。

 

セットリストの演奏の合間に、Lordeは、これまで発表された3枚のアルバムのテーマについてさりげなく触れ、1stアルバム『Pure Heroine』は「ティーンエイジャーではないことについて」、『Melodrama』は「ある少年について」、『Solar Power』は「気候変動について」であると指摘した。


「次に何が来るかなんて誰にもわからない」彼女はマイクパフォーマンスを通じて観客に語りかけた。「私は知ってます。そして、あなたもすぐにわかるでしょう」と次のアルバム制作を仄めかすにとどめた。


彼女のコメントは、Lordeがツアー以降、新曲に取り組んでいることをファンに報告した後に行われた。「ツアーが終わってから断続的な作業を続けていて、暗い部屋で長い日数を過ごし、頭は蛍光管のようにざわざわし、光の中に戻ると目が潤むことがある」とニュースレターに書いている。


6月には、最新アルバムでより内省的なアプローチをとった後、”再び「バンガー」しか書かない傾向に近づいている”と語っています。


「大きくて明るいポップソングを書くことが、私の人生を定義するものだったなんて、とても興味深い」と彼女は説明している。「ラジオをつけると、その感じがとても好きで、それが私の感覚にもたらすものが好きで、14歳の時にこの習慣を始めた。今では中毒のようになり、私は、ただ3分半以上、感情的にあなたたちの心を打つ完璧な曲を構築していきたいと思ってたの」


ロードは、北米のソーラー・パワー・ツアーの第2行程を終えた。来月には中南米を回り、その後オーストラリアとニュージーランドで公演を行う予定となっている。

 


 



現時点でのLate Show with Stephen Colbertの王者とも言えるセイント・ヴィンセントは、火曜日にはCBSに出演し、Daddy's Homeの曲 "Down" を披露しました。


アニー・クラーク出身のこのアーティストは、新しく命名されたレイトショーバンドと、ジョン・バティストの退任後にバンドリーダーを引き継いだルイス・ケイトの助けを借りて演奏しました。St. Vincentはギターの間奏でCatoと対決し、ロックな時間を共有しました。パフォーマンスのリプレイは以下からご覧ください。


今年の初め、セントヴィンセントはコルベールで1週間のレジデンシーを行い、番組のハウスバンドと毎晩演奏しました。


その際、フリートウッド・マックの "Dreams "をグルーヴィーにカヴァーしている。 その前には、アニー・クラークが『ミニオンズ』のオールスター・サウンドトラックに提供した "Funkytown "のカヴァーを披露している。


 

 

シェフィールドのロックバンド、アークティック・モンキーズは、UKロックを代表する『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』の先行シングル「I Bet You Look Good On The Dancefloor」の大ヒットにより、2000年代初頭にメインスターダムに躍り出た。さらに快進撃は続き、2ndアルバム「Favorite Nightmare」で彼らは完全に世界を収めることに成功した。以来、アークティック・モンキーズは、多くの同世代のどのインディーズバンドよりも長い活躍をし、2022年現在もUKシーンで最も尊敬されるトップランナーであり続けている。


「The Car」の先行曲として8月の発表された「There'd Better Be A Mirrorball」聴くかぎりでは、Arctic Monkeysの今度のスタジオワークは、これまでで最も新奇なものになりそうな予感もある。 

 

アルバム「The Car」は、The Beatles,Led Zeppelinのように、往年のヴィンテージのレコーディングスタイルにヒントを得たという趣旨をアレックス・ターナーは語っている。これはうろ覚えではあるが、かつてZEPが、『Led Zeppelin Ⅳ』の時代に、イングランドの田舎地方の屋敷を借り切り、そこに拠点を置き、レコーディングを行ったことを示唆していると思われる。


フロントマンのアレックス・ターナーの言葉にある通り、最新シングル「There'd Better Be A Mirrorball」は、「AM」に近いゴージャスなスタイルが取り入れられながらも、より古い音楽への原点回帰を感じさせる。豪華なストリングス・アレンジ、カクテル・ジャズ風のドラム、そしてアナログのテープループが古き良き時代のグラマラスな雰囲気を醸し出している。しかし、既存のアークティック・モンキーズ作品とは少し趣が異なることを、熱心なファンはきっとお気づきになられただろう。指摘をしておくと、アレックス・ターナーが2011年に発表したロマンティックな映画のオリジナル・スコア「Submarine」の方向性、そして、さらに、バンドの2013年のアルバム「AM」をダイナミックに融合したような作風となる可能性がきわめて高い。


さて、今回、spotify上で公開されたアレックス・ターナーが選りすぐりの曲を集めたプレイリストは、アークティック・モンキーズの次回作「The Cars」の音楽性を計る上で重要な手がかりになるかもしれない。このプレイリストには60-70年代の名曲が中心に取り上げられている。

 

最初の曲として選出されたレナード・コーエンの「Is This What You Wanted」は、実は、2016年にアレックスと彼のラスト・シャドウ・パペッツのバンドメイト、マイルズ・ケインがカバーしていることでも知られる。コーエンのアルバム『New Skin For Old Ceremony』に収録されたこの曲は、シャーリー・ジャクソンの小説のような心理的複雑さで煮えたぎっている。ーーこれが、あなたが望んだことなのか?ーーレナード・コーエンは、女性バック・ヴォーカルに包まれ、さらにーー私とあなたの幽霊が取り憑いた家に住むことーーとミステリアスに歌っている。

 

さらに、マーヴィン・ゲイの「I Want You」で、近年のアークティック・モンキーズの作品のR&B寄りの指向性が顕著に伺える。その他、モッズシーンの象徴的な存在、ポール・ウェラー率いるスタイル・カウンシルの「It Did't Matter」も通好みのかなり渋いセレクションと言える。


また、ターナーは、フランスの名作曲家/プロデューサー、ゲンスブールの官能的な雰囲気に包まれたアルバム『Magnificat L'histoire de Melody Nelson』も、このプレイリストの中に選んでいる。フレンチ・ポップの立役者であるゲンスブールが手がけた『L'histoire』は、史上最も陶酔的なカルトアルバム、マスタークラスである。ギター、ドラム、ベース、ボーカル、ストリングス、すべてのレコーディングが完璧に洗練されている。特に、「l'hotel particulier」でのジャン=クロード・ヴァニエのストリングス・アレンジは、これ以上ないほど見事なものである。


プレイリストの最後のトラックとして、アレックス・ターナーは、Wu-Tang Clanの「I Can't Go To Sleep」は、Isaac Hayesの「Walk On By」のようなオーケストラ・アレンジを選出している。これまた、次作アルバム「The Car」の音楽性を知るための重要な手がかりになる。


 

Alex Turner Playlist Selection :


  • ‘Is This What You Wanted’ – Leonard Cohen 
  • ‘I Want You’ Marvin Gaye 
  • ‘The Hurt’ – Yusuf
  • ‘L’hôtel particulier’ – Serge Gainsbourg 
  • ‘Ain’t Had No Lovin” – Connie Smith 
  • ‘In my Room’ – Nancy Sinatra 
  • ‘It Didn’t Matter’ – Style Council 
  • ‘Main Title’ – John Carpenter 
  • ‘New England Crows’ – Hamilton Leithauser 
  • ‘This Is Your Life’ – Glaxo Babies 
  • ‘Waiting for an Inivtiation’ – Benji Hughes 
  • ‘I Can’t Go To Sleep’ – Wu-Tang Clan



 



Sunny Day Real Estate(サニー・デイ・リアル・エステイト)は昨晩(9月10日)、ワシントン州スポケーンの250人収容のBig Dipperで、待望の再結成ツアーに向けて急遽公演を行いました。2010年5月以来となるこの公演では、シアトルのバンドSpirit Awardの新ベーシストChris Jordanと、この秋のツアーでJason Narducyと役割を分担するツアーギタリストGreg Suranが紹介されました。




「こんにちは、皆さん。とフロントマンのジェレミー・エニグックが淡々と語り、1994年の伝説的なデビューアルバム『Diary』の1曲目「Seven」がスタートしました。「これは本当なんですか?「と観客の女性が叫ぶと、エニックは「そうだと思う。"夢かもしれない"。


この日のセットリストには、2009年と2010年の活動再開時には演奏されなかった曲も多く、『Diary』と1995年のセルフタイトル・アルバム『The Pink Album』に大きく傾倒していた。サニーデイは、1998年の『How It Feels To Be Something On』からタイトル曲など5曲、2000年のラストアルバム『The Rising Tide』から4曲を復活させた。




また、前回の再結成と同時にニュー・アルバムのレコーディングを試みたことで浮上した唯一の新曲「Lipton Witch」もライブ・デビューを果たした。2014年にサーカ・サヴァイヴとのスプリット・シングルとしてリリースされた。

 


Sunny Day Real Estate 

 

 

Big Dipper setlist:

 


Seven
Theo B
48
One
Pillars
Lipton Witch
Guitar and Video Games
The Ocean
5/4
Roses in Water
Every Shining Time You Arrive
How It Feels To Be Something On
Killed by an Angel
J’Nuh

Encore:

 
The Rising Tide
In Circles
Days Were Golden




 


サウス・ロンドンの新星、Wu-Lu(ウー・ルー)が先日、Jehnny Bethが司会を務めるフランス・ストラスブールのテレビ局"ARTE"の音楽番組「Echoes with Johnny Beth」に出演しました。

 

バンドは、ワープレコードから7月にリリースされたデビューアルバム「Loggerhead」の楽曲を中心に取り上げ、ダブルドラム編成のダイナミックなパフォーマンスを披露している。この日の40分以上に及ぶセットリストには、代表曲である「South」「Blame」が含まれている。パフォーマンスの模様はこちらからご覧下さい。

 


DJ文化のパイオニアとして知られるにとどまらず、BBC Radioの音楽番組「Peel Session」の生みの親であるJohn Peelのお気に入りのレコードを集めたプレイリストがネット上に初めて公開された。

 

John Peel(ジョン・ピール)は、リバプール出身の人物として、米国のラジオ局で最初にザ・ビートルズを紹介し、その後、BBC Radioでラジオパーソナリティを務め、国内で最も人気のあるDJとしての地位を確立した。名物番組「Peel Session」では若手の有望なバンドの育成にも貢献を果たしてきた。

 

今回初公開された刺激的なプレイリストは、1979年8月にRadio 1で放送されたJohn Peelの40歳の誕生日のための特別番組が元になっている。彼の選りすぐりのレコード40枚がリストアップされており、多彩な司会者の好みのスナップショットとなるにとどまらず、John Peelの記念碑的作品でもある。


このプレイリストはTwitterユーザーの@Birmingham81が発見した。彼は興味深いものをたくさん投稿しており、このリストは魅力的なものであることがわかる。セックス・ピストルズやスティッフ・リトル・フィンガーズ、ダブ・レゲエ、シカゴ・ブルースなど、驚異に満ちた内容だ。 

 


ジョン・ピールがテレビ番組『Top of The Pops』でバンドと一緒にパントマイムをしたことで知られるThe Faces、ピールの永遠のテーマであるCaptain Beafheartのトラックにもご注目ください。

 

当然のことながら、このプレイリストには、ジョン・ピールが生前愛してやまなかったアイルランドの線説的なパンクロックバンド、The Undertonesの「Teenage Kicks」も含まれている。





こちらの記事もあわせてお読み下さい:


JOHN PEEL(ジョン・ピール) イギリスBBCのラジオDJのパイオニア






英国のエリザベス2世は昨日未明に70年の在位期間を終えて96歳で死去し、多くのミュージシャンがソーシャルメディアで反応したが、多くの人がどのように反応するのか不思議に思っている人が何人かいるようだ。


その筆頭がセックス・ピストルズで、セカンドシングル「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」は英国国歌と同じ名前で、1977年にエリザベス2世のシルバー・ジュビリーへの返答としてリリースされ、「God save The Queen」と「ファシスト政権」、「She ain't no human being」の韻を踏んでいます。この曲は当時、大論争を巻き起こした。






元ピストルズの3人--、口火を切ったJohn Lydon、ギタリストのSteve Jones、ベーシストのGlen Matlock--は木曜日に女王についてツイートしたが、おそらく驚くことではないが、この45年の間に彼らの意見は以前よりまろやかになっている。最近、政治的に右傾化しているライドンは、金曜日の朝、「安らかに眠れ、エリザベス二世を。勝利の女神を送りましょう」と、「God Save the Queen」のアートワークのために改ざんされることになるオリジナルの女王の写真とともに書いている。


スティーブ・ジョーンズは、"God Save the Queen "のシングル・ポスターの写真(唇に安全ピンを刺している)をツイートし、"How do you feel?" と書き込んだ。


最初にコメントしたマトロックは、"ゴッド・セイブ・ザ・キング - 彼が愚かな年寄りでないことを願うよ... "と書き込んでいる。


SNSを利用していないドラマーのポール・クックからはコメントがない。オリジナルのツイートは以下からご確認ください。

1986年のアルバム『The Queen is Dead』が木曜日にたくさんツイートされたThe Smithsのメンバーがコメントするのかどうかが気になるところですが、今のところノーコメントとなっています。

 


 

 



Wet LegはBBC Radio1のLive Lounge Monthのための最新パフォーマンスで、デビュー・アルバム収録曲「Wet Dream」、スティーヴ・レイシーの「Bad Habit」のカバーを演奏しました。


イギリス国内で人気急上昇中のYUNGBLUDは、同じく、週明けに、BBC Radio1の"Live Lounge Month"に出演し、Black Sabbath、Kanye West、The 1975のメドレーでスタートし、他にも、Self EsteemのBecky Hillによる「Remember」、RAYEのKate Bush Hillによる「Running Up That」を披露しました。


BBC Radio 1のLive Lounge Monthには、The 1975、Knucks、Nova Twins、Rina Sawayama、Aitch、Beabadoobee、Steve Lacy、WILLOW、Tom Grennanが出演スケジュールが組まれています。


©︎Zack Pohuski


 Dosserは、Pianos Become the Teethのツアー(残念ながらツアー参加メンバーからCOVIDが検出されたため、ツアーは中止となりました)のオープニングを飾り、そのツアーでニューシングル 「Joy Thief」を演奏しています。

 

この曲は、Dinosaur Jr、Superchunk、Sugarといったバンドのようなパンチの効いたパンキッシュなパワーポップとなり、大きく明るいギターリフと粘っこいフックを備えています。彼らは何かを再発明しようとしているわけではないようですが、そのサウンドは実にうまくできていて、この種のものが求めるすべての快感ポイントを押さえる方法を本当によく知っている。

 

この曲について、ギタリスト/ヴォーカリストのBret Lanahanは次のように語っている。


子供の頃から不自由な不安や憂鬱にひどく悩まされてきた。若い頃はこの2つが何なのか理解できず、いつも自分がおかしいのか、自分の中に何か悪いものがあってこのような気持ちにさせられているのだと考えていた。胸を開いて、自分の中にある悪いものを吐き出せば、気分が良くなるんじゃないかと、変な白昼夢をよく見ていました。


血まみれのシーンとかではなく、私の若い脳が悪い考えを取り除くために思い浮かべる唯一の方法だったのでしょう。年齢を重ね、心の病がどのようなものかを理解できるようになると、薬という形で助けを得ることができるようになりました。この曲は、精神的な病気と向き合おうとしたり、治療しようとしたりする人によくある、2つの角のどちらかに追い詰められているような感覚を、行ったり来たりして表現しています。

 

薬で治療して、ほとんど何も感じない、完全に空っぽの状態になるか、ただ対処して、ほとんど耐えられないほどの激しい感情を持つか、そのどちらかです。解放感を得るのが一番難しいんだ。歌詞はかなりシンプルですが、私にとって大きなウェイトを占めています。