2023年、ユニバーサルミュージックから発表されたEP『Welcome To My House』では、マンチェスターのPale Wavesのように、ポップ・パンクとハイパー・ポップを融合させたスタイルで話題を呼んだ四人組。だが、YONAKAを単なる「ニューライザー」等と称する段階は過ぎているのではないだろうか。Evanescence(エヴァネッセンス)を基調としたメタルコアに近い音楽性、チャーリーXCXのハイパーポップ、現代的なUKラップを吸収し、それらをポピュラーミュージックとして昇華したスタイルは劇的である。今後さらに多くのファンベースを獲得しても不思議ではない。昨年のG2、Jeris Johnsonとのコラボレーション曲「Detonate」の進化系がニューシングル「Predator」で遂にお目見えとなった。問題無用のベストニュートラックだ。
ナッシュヴィルの新進気鋭のパンクバンド、Snõõperは大晦日に2023年を締めくくるべく、カオティックなトラック 「for yr love 」を公開した。この曲はサイケロック風のリミックスソングで、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが在籍したヤードバーズの代表曲。彼らのビンテージロックに対する愛着がターンテーブルのようなミックスと融合を果たした。
このアルバムには、パンフルートのような音色を用いたアブストラクト・アンビエントを主体とする楽曲が際立つ。その始まりとなる「Point Of Departure」は、超大な、あるいは部分的な夢幻への入り口を垣間見るかのようでもある。しかし、アンビエントの手法としては、それほど新奇ではないけれども、アナログシンセにより描出されるサウンドスケープには、ほのかな温かみがある。そしてその上に薄くギターを被せることにより、心地よい空間性を提供している。
アルバムのオープニングと同じように、夢想的、あるいは無限的な概念性を込めた抽象的なアンビエントは、ニューヨークのRafael Anton Irissari(ラファエル・アントン・イリサーリ)の主要作品に見受けられる「ダーク・アンビエント」とも称されるゴシック調の荘厳な雰囲気があり、表向きの癒やしの感覚とは別の側面を示している。この曲は、威厳や迫力に満ちあふれている。
今年のはじめ、フランスの音楽シーンを牽引するナント出身のシンガー、クリスティーン・アンド・ザ・クイーンズは「Stayin' Alive」「Saturday Night Fever」のカバーをカンヌ国際映画祭で披露しています。昨日、歌手はクリスマスバージョンをリリースし、カンヌで撮影されたライブ映像を同時公開しました。
2023年はテイラー・スウィフトにとって素晴らしい一年となった。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』と『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリースしただけでなく、記録破りの『The Eras Tour』に乗り出し、コンサート映画『Taylor Swift | The Eras Tour』を発表。
2023年、彼は28曲をリピートしている。ハイライトは、カロルGとシャキーラの "TQG"、ザック・ブライアンの 「I Remember Everything」 、ケーシー・マスグレイヴスの「Sprinter」、デイヴ・アンド・セントラル・シーの「America Has a Problem」、ビヨンセ feat.ケンドリック・ラマー。Megan Thee Stallionの 「Cobra」、Tylaの 「Water」、Mitskiの 「My Love Mine All Mine」、Victoria Monétの 「On My Mama」も含まれている。12月29日(金)、彼はインスタグラムに以下のように書いている。
Geeseはニューヨークのベースメントでセッションを始めたところから始まった。バンドはハイスクールの放課後に活動するバンドとして以後活躍している。ハドソンは結成当初から在籍しており、2021年のデビューアルバム『Projector』、及び、今年初めにリリースされた『3D Country』でギターを演奏している。バンドはその後、『4D Country EP』を発表している。
ギタリスト、ハドソンの脱退を発表したものの、Geeseは今後も活動を続ける予定だ。来年の秋には、オーストラリアのKing Gizzard & Lizard Wizzardのツアーサポートを務める他、5月には、Nation Of Language、Indigo De Souza、Thus Loveなどが出演する「Field Day Rocks」でライブアクトを行う。
パラモアがソーシャルメディアのプロフィールを消去し、公式ウェブサイトも閉鎖した。このことに様々な憶測が流れている。今年リリースされた6枚目のスタジオ作『This Is Why』の後、パラモアはアトランティック・レコードとの契約が終了している。直近のUproxxとのインタビューでは、このアルバムが彼らの最後のアルバムになる可能性を明らかに示唆しているようだった。
パラモアは『THIS IS WHY』のリリースツアーに1年を費やした。これで彼らはレーベルの契約における義務をすべて果たし、事実上フリーエージェントとなった。パラモアの将来については、3人のメンバー全員が "不確実性がある "と同意している。