この曲はRob Mooseの近日発売予定のEP『Inflorescence』に収録。他にも先行リリースされたAlabama Shakes(アラバマ・シェイクス)のBrittany Howard(ブリタニー・ハワード)とのコラボ曲「I Bend But Never Break」が収録されています。両シングルとも下記よりご視聴ください。
両者は、フィービー・ブリジャーズのアルバム「Punisher」や「Stranger in the Alps」、「Copycat EP」でコラボしたことがある。Bon IverのJustin Vernon、Sara Bareilles、Emily Kingが参加した『Inflorescence』は、Sony Master
worksから8月11日にリリースされる。
ジョサイア・スタインブリックのピアノソロを中心としたアルバム『For Anyone That Knows You』の収録曲にはサム・ゲンデルが参加している。基本的には、ポスト・クラシカル/モダンクラシカルに属する作品ではあるが、スタインブリックのピアノ音楽は、モダンジャズの影響を多分に受けている。細やかなアーティスト自身のピアノのプレイに加え、ゲンデルのサックスは、簡素なポスト・クラシカルの爽やかな雰囲気にジャジーで大人びた要素を付け加えている。
『For Anyone That Knows You』は、人気演奏家のサム・ゲンデルの参加により一定の評判を呼びそうである。また、追記として、スタインブリックは、作曲家/編曲家/ピアニストとしても現代の音楽家として素晴らしい才覚を感じさせる。今作については、その印象は少しだけ曇りがちではあるけれど、今後、どういった作品をリリースするのかに注目していきたいところでしょう。
『Reflections』は11人のダンサーのためにスティーブンスが作曲し、ティモ・アンドレスとコナー・ハニックが演奏している、ヒューストン・バレエ団がペックの振付に合わせて委嘱した。これまでにスティーヴンスは、『Year of the Rabbit』(2012)、『Everywhere We Go』(2014)、『In the Countenance of Kings』(2016)、『The Decalogue』(2017)、『Principia』(2019)を発表している。
ニュージャージー出身の音楽家であるJenny Owen Youngsは、新作アルバム「from the forest floor」を発表しました。この12曲入りアルバムは5月5日にOFFAIR Recordsからリリースされます。
ニュージャージー州北部の森で育ったジェニー・オーウェン・ヤングスは、現在メイン州の沿岸部に住んでおり、他のアーティストと共同で執筆したり、ポッドキャストを作ったり、次のレコードの制作に多くの時間を費やしています。彼女の曲はBojack Horseman、Weeds、Suburgatory、Switched at Birthなどに登場する。
5. ambrosia [feat. John Mark Nelson & Hrishikesh Hirway]
6. hemlock shade [feat. John Mark Nelson]
7. dusk [feat. John Mark Nelson & Tancred]
8. night-blooming [feat. John Mark Nelson]
9. forager in the fern grove [feat. John Mark Nelson & Tancred]
10. moon moth [feat. John Mark Nelson & Tancred]
11. echolocation [feat. John Mark Nelson]
12. blue hour [feat. John Mark Nelson]
ロンドンを拠点とするチェロ奏者/ボーカリストのLucinda Chua(ルシンダ・チュア)が明日(3月24日)発売されるデビューアルバム『YIAN』の最終シングル「Something Other Than Years」を公開しました。yeule(シンガポールのソングライターであるNatĆmielのソロプロジェクト)をフィーチャーしている。
「Something Other Than Years」は「Echo」、「Golden」に続く、彼女のデビューアルバム「YIAN」の最後の試聴音源となります。
3曲目の「And It Felt So Nice」は芳醇なホーンの音色を生かした一曲です。前の2曲と同様、ピアノを基調にしたトラックであり、ECMのニュージャズのような趣を持った面白い楽曲です。ピアノの演奏はポスト・クラシカルに属するものの、複雑なディレイ処理を管楽器に加えることでサイケデリックな響きをもたらしている。ピアノの叙情的な伴奏やアレンジをもとに、John Husselのような前衛的な管楽器のアプローチを踏襲しています。ここでも前曲と同じように、電子音楽で頻繁に用いられるエフェクトを活用しながら管楽器の未知の可能性を探求している。
5曲目の「No Words Left」は、Alabaster De Plumeをゲストに迎えて制作されたミニマルミュージックとニュージャズの要素を絡ませた面白い楽曲です。ハナキフはジャズとクラシックの間で揺らめきつつ抽象的な構成を組み上げている。特に、「Goodbyes」と同様、モチーフのバリエーションの卓越性がきらりと光る一曲であり、時にその中に予期できないような不協和音を織り交ぜることにより、奇妙な音階を構成していきます。 時には、ホーンの演奏を休符のように取り入れて変化をつけ、そのフレーズを起点に曲の構成と拍子を変容させ、映像技術のように、印象の異なるフレーズを組み上げています。これが、比較的、ミニマル・ミュージックの要素が強い音楽ではありながら、常に聞き手の興味を損なわない理由でもあるのです。
Evi
Vine(エヴィ・ヴァイン)は、「私たちは一度も会ったことがないのに、パワフルで美しく、天を衝くようなものを作ることができると、心の中ではわかっていました」と言う。「私たちは、確かなものに囲まれて、繰り返しの中で人生を過ごしています。理解したと思っていることを脇に押しやることも時には重要です。予期せぬ時に変化が訪れ、私たちは迷うのですからね」
Arcade FireのメンバーであったRichard Parry、Sarah Neufeldを擁するモントリオールのBell Orchestreが昨年12月に発売された『Recording a Tape the Colour of the Light』に続いて、4月28日にセカンドアルバム『As Seen Through Windows』のリイシューをリリースします。
このリイシューと合わせて、バンドの友人でサックス奏者のColin Stetsonが参加した未発表のボーナストラック3曲を含むデジタルスペシャルエディション版も発売される。Recording a Tape the Colour of the Lightにより築きあげた土台をさらに発展させ、この傑作ではサウンドに磨きをかけ、引き締まったものに。ダイナミックなリード・シングル「Open Organ」は、これまで聴くことのできなかった作品のひとつ。
「"Open Organ "は、僕とピエトロのロフト "The Bread Factory "で、Bell Orchestreのショーやパーティーをやっていた時に思いついたことから始まった」とリチャード・リード・パリーは説明している。
Bell Orchestreは、アルバータ州の岩山にあるBanff Centreに滞在し、デビューアルバムの続編を書きあげた。タイトルの『As Seen Through Windows』は、この曲が書かれたリハーサルスペースからインスピレーションを得ている。その部屋は外壁2面がすべて窓になっており、映画のような山々の景色を眺めながら、時折エルクやディアの群れが通り過ぎるのが見えたそうです。
昨年のフルアルバム『Three Extended Pieces for Four Pieces』に続く今作は、ミニマリズムのピアノ音楽に位置づけられる作品と言える。初見として聴いた時の印象として、一番近い作風に挙げられるのが、ドイツの現代音楽シーンで活躍したHans Otte(2007年に死去)のピアノ曲である。ピアニスト、Hans Otteは、稀有な才能に恵まれた作曲家/演奏家ではあったが、舞台音楽の監督や、ラジオ・ブレーメンの音楽監督など大きな国家的な仕事に忙殺されてしまったせいか、結果的に、作曲家としては寡作なアーティストとなってしまった。彼は、Herbert Henrikとのピアノの連弾を行った『Das Buch Der Klange』という作品、『Stundenbuch』の二作を再構築することに作曲家としての後世を費やした。特に、『Das Buch Der Klange』は、現代音楽の最高峰の作品のひとつで、おそらく、以前の日本の駅のプラットフォームで使用されていた環境音は、この中の一曲をモチーフにしていたのではなかったかと思われる。
「When We Return To The Sun」は、クラシックな楽器とエレクトロ・メカニカルな要素を組み合わせた、瞑想的で親しみやすい美しいセットとなっている。「Son Kolo Vikon」や「The Sun Was Low」といったピアノを中心とした室内楽曲から、「We Are Born」や「Mariupol」の深く暗いシンセサイザーまで、ツプリクの悲しみと絶望の感情を呼び起こす。長く残酷な戦争の時代における意志と愛の力について考察している。
弦楽器とヴォーカルを用いた独特な音楽が特徴的なナタリア・ツプニクの音楽は、クラシックのバックグラウンドを生かし、フォーク、エレクトロニクス、クラシックの要素を融合させている。最近のソロ作品「Elegy for Spring」は、ニルス・フラームのレーベルLeiterからリリースされた「Piano Day Vol.1 Compilation」の一部である。
ダリベール自身が「ファンタジーの旅」と呼ぶように、「魔法の広場」の風景はメランコリーを帯びています。「More or Less」は、遠い未来への希望にしがみつき、その飾り気のない旋律の間の空間は、考えるための時間を提供してくれます。この組曲の最後を飾るタイトル曲は、あまりにも短い間、別世界への入り口であった窓を雨が流れ落ちるように、リスナーを現実の世界に連れ戻すのです。