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 Amazon MusicとPrime Videoを統括するプレスは、Kendrick Lamarのメジャーデビューアルバム『good kid, m.A.A.d city』の10周年を記念して行われる10月22日(土)にパリのアコー・アリーナのコンサートをストリーミング配信すると発表した。


ライブストリームは午後2時(東部標準時)、日本時間午前3時に始まり、オープニング・アクトには、Tanna LeoneとBaby Keemが登場します。ラマーのパフォーマンスは、その後,、Prime Videoでオンデマンド配信される予定です。


2022年のアルバム『Mr. Morale and the Big Steppers』を引っ提げた同アーティストのBig Steppersツアーは、12月16~17日にオークランドのスパーク・アリーナで幕を閉じる予定です。この公演では、最新作の18曲のうち13曲が演奏され、『good kid, m.A.A.d city』からの5曲、そして、ケンドリック・ラマーのいとこであるベイビー・キームとの3曲が披露される予定です。


『good kid, m.A.A.d city』に関しては、今週の金曜日にInterscope社から別のアルバム・ジャケットでビニール盤(レコード盤)が再発される。このアルバムは、ビルボード200で10年相当、520週を経過し、今週も46位にランクインしている。ヒップホップ作品では、エミネムの「カーテンコール」だけが600週以上チャートインしており、それに近い在籍期間となっている。


『good kid, m.A.A.d city』は、2021年にレコードで最も売れたヒップホップアルバムという栄誉にも輝き、全米で19万4000枚を売り上げている。

 

Stormzy


11月25日に0207 Def Jamから発売される待望のサード・アルバム『This Is What I Mean』について、Stormzyは新曲「Hide & Seek」を公開し、その内容を初めて公式に伝えています。


オセア島で行われた彼の音楽キャンプで新作を制作したStormzyは、「音楽キャンプの話を聞くと、いつも激しくて陰気な感じがする。人々はこう言うんだ:『アルバムを作る必要がある』と述べている。

 

 「でも、このキャンプはとても自由な感じだった。私たちは皆ミュージシャンですが、いつも音楽をやっていたわけではありません。サッカーをしたり、写真を撮りながら歩いたりもした。

 

 その結果、とても美しい音楽が生まれたんだ。その精神と世界一流のミュージシャン、世界最高のプロデューサー、ライター、アーティストが一つの空間に集まれば、誰も想像できないような何かが生まれるんだ。何が生まれるか、計算すらできない。そして、このアルバムの大部分はそうなったんだ」

 

©︎Nuvary  David 

 

ニューヨークのアンダーグラウンドラッパーであるMIKEは、1年以上新しいプロジェクトを発表していないが、2022年の締めくくりとして、自身のレーベル10kから12月21日にニューアルバム『Beware of the Monkey』をリリースする。


 新作アルバムの最初のリード・シングル 「nuthin i can do is wrng」は、MIKEのラップに加え、彼自身のソウルフルでサンプルベースのプロダクションが施されており、非常に有望なファースト・テイストとなっています。アルバムアートやトラックリストなど、詳細は後日発表される。

 

 

Stormzy


ストームジーがサード・アルバム『This Is What I Mean』を発表し、アートワークと12曲入りのトラックリストを公開した。

 

先月、7分に及ぶ壮大なシングル "Mel Made Me Do It "で復帰したストームジーは、2019年の『Heavy Is The Head』に続くサード・アルバム『This Is What I Mean』を発表している。


プレス・リリースによると、ストームジーの新作のクリエイティブの多くは、エセックスの河口にあるオセア島で行われたストームジーの音楽キャンプで形成されたものであることが明かされている。


ストームジーは、「音楽キャンプの話を聞くと、いつも激しくて陰鬱な感じがする。人々はこう言うんだ。"アルバムを作らなきゃ" 「ヒット作を作らなければならない "と。でも、このキャンプはとても自由な感じだった。私たちは皆ミュージシャンですが、いつも音楽をやっていたわけではありません。サッカーをしたり、写真を撮りながら歩いたりもした。その結果、とても美しい音楽が生まれたんだ。その精神と世界一流のミュージシャン、世界最高のプロデューサー、ライター、アーティストが一つの空間に集まれば、誰も想像できないような何かが生まれるんだ。何が出てくるか、計算すらできない。そして、このアルバムの大きな部分を占めているんだ"


彼はまた、このアルバムのアートワークと12曲のトラックリスト(「Mel Made Me Do It」は含まれていない)を公開している。アルバムは来月にフルでリリースされ、コラボレーターの全リストはまだ明らかにされていない。


さらにStormzyは昨日(10月14日)、新譜からのファーストシングル "Hide & Seek "というタイトルの親密なトラックをリリースしました。


この新曲は、9月にリリースされた「Mel Made Me Do It」に続くシングルで、Äyanna、Teni、Oxladeがバックボーカルとして参加しています。


プレスリリースによると、Stormzyのニューアルバムのクリエイティブの多くは、エセックスの河口にあるOsea Islandで行われたStormzyの音楽キャンプで形成されたものだという。トラックリストは公開されているが、コラボレーターの全リストはまだ公開されていない。

 




Stormzy 『This Is What I Mean』

 




Tracklist:

  1. Fire + Water
  2. This Is What I Mean
  3. FireBabe
  4. Please
  5. Need You
  6. Hide & Seek
  7. My Presidents Are Black
  8. Sampha’s Plea
  9. Holy Spirit
  10. Bad Blood
  11. I Got My Smile Back
  12. Give It To The Water


Kendric Lamar


 ケンドリック・ラマーが最新アルバム『ミスター・モラール・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ』の制作中に経験した個人的な旅について語り、アルバムを出すのをやめようと考えたことがあると明かした。


ラマーが最新アルバム『ミスター・モラール・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ』をリリースしてから5か月が経ち、W誌との新たなインタビューで、同プロジェクトの作業を終える際に抱いた疑問や、子供たちがどのように彼を前進させる手助けをしたかについて語った。


ケンドリック・ラマーはこのインタビューの中で、次のように述べている。「完成に近づいて来た時、『このアルバムを出しても出さなくてもいい、出すつもりはないな、やりすぎだろう』と言ったとき、ふと自分の子どもたちのことを考えてみたんだ。彼らが21歳になったとき、あるいは、人生の先輩になったとき、孫ができたとき、あるいは、私がとっくに亡くなっていたときのことを考えたら、これは対処の仕方の前提になり得ますね。それが私にとっての美点なんです」


また、個人的なアルバムをリリースするにあたり、レコードのある内容で家族を傷つけるなど、乗り越えなければならなかった障害についても、彼は次のように語っている。

 

「僕は特にプライベートな人間だから、とても大変だったんだ。その決断をしなければならなかった理由は、彼らが賛成であろうと反対であろうと、私はただ影響を受けたくなかっただけなのです。

 

もちろん、制作段階で手抜きしたり、わざと派手にしたり、言葉遣いを工夫し、改めることもできたのかもしれませんが、そうではなく、自分にとって自由であるために、相手に対して違う見方や視点を持つために、できるかぎり、生真面目で真実の姿でなければならなかったのです。

 

その結果、どんなことが起きたとしても、私はそれを甘んじて享受しなければならなかったし、それによって彼らが傷ついたとしても、一定の思いやりを持ち、共感を示さなければならなかったんだ」


ケンドリック・ラマーは来週、アルバム『good kid, m.A.A.d. city』の10周年記念リイシュー盤をリリースする予定。

 


 セントルイスのラッパーSmino、そして、J. Coleが新曲「90 Proof」でタッグを組んだ。この曲はSminoの近日発売予定のアルバム「Luv 4 Rent」(現時点では発売日未定)に収録される予定です。


『Luv 4 Rent』は、Sminoの2018年のアルバム『Noir』に続く作品となる。J.コールは、以前『Revenge of the Dreamers III』のカット「1993」と「Sacrifices」でSminoと連携している。さらに、今年初め、Moneybagg YoとYGと共にシングル「Scared Money」に参加している。


 

©︎Andrew Timms

UKで絶大な人気を誇るラッパー、Stormzyが、壮大な新曲「Mel Made Me Do It」を9月22日に発表しました。この曲の発表に合わせて、Little Simz、Louis Theroux、Usain Bolt、Daveなどが登場するKLVDR監督による11分近い、ミュージック・ビデオも到着している。さらに、この映像には、現在、セリエAのASローマの指揮官を務めるジョゼ・モウリーニョがカメオ出演しているのにも注目です。ジョゼ・モウリーニョ監督は、MVの5分11秒あたりから登場していますよ。

 

またこのニューシングルには、Stylo Gがゲストボーカルとして参加し、イギリスの作詞家Wretch 32が書いたモノローグを女優のMichaela Coel(ミカエラ・コール)がナレーションを務めている。


ストームジーは、近年のアーティストとしての活動が讃えられ、今週行われるAIMアワードの栄誉に輝いている。2019年に2ndアルバム『ヘヴィー・イズ・ザ・ヘッド』をリリースしている。


 

©︎Zamer Velez

ギブオンが新曲「Time」を公開した。この曲は、デヴィッド・O・ラッセル監督の映画『アムステルダム』のサウンドト ラックに収録されている。

 

この曲は、Drakeとグラミー賞受賞プロデューサーJahaan Sweet、映画のスコアを作曲したDaniel Pembertonが共同で書き下ろした。ペンバートンは「Time」のプロデュースも担当しています。試聴は以下からどうぞ。


ギブオンのデビューアルバム『Give or Take』は6月に発売された。映画『アムステルダム』は10月公開予定です。


 


 

UK、レスター出身の気鋭のラッパー、Sainté(センテ)がニューシングル「Sade」を9月16日に公開している。


Saintéの音楽は、彼の故郷、レスターを世界の中心のように感じさせてくれる。レスターは、多民族国家であること、レスター・シティ・フットボール・クラブの本拠地でもあり、さらに1967年に開局した英国で初めて独自のローカルラジオ局BBCラジオ・レスターの都市としても有名である。しかし、レスターがセンテのような才能を輩出することは、この街の文化の背景を見てみれば納得出来る。


2019年にデビュー・シングル「Envy Me」をドロップして以来、Saintéの名前はアンダーグランドで話題を呼び、今日、彼はUKラップシーンの超有望アーティストとして見なされているという。年明けに発表したLocal MVPプロジェクトで注目を集めたこのラッパーは、現在も量と質という両側面で高い水準を保持している。

 

21歳のラッパー、サンテは、「Champagne Shots 」で自身初のバイラルヒットを記録した。流麗かつ率直な語り口で、Saintéは二面性のある音楽プリズムを構築している。生意気なワンライナーとリリックの間に、サンテの創造的原動力の源泉が求められる。


Saintéの音楽は、UKのドリル、トラップ、同世代のラッパーとは共通点が少なく、Dom KennedyやIsaiah Rashadといったアメリカ国内の曇ったラッパーと類似点が多い。Dave MeyersとHype Williamsにインスパイアされた "No Love "のビジュアルから、The SourceやXXL Magazineのバックナンバーに掲載されているような未来志向のワード・ローブに至るまで、Saintéは現在のイギリスの音楽シーンで他の誰とも明らかに一線を画しているのが特徴である。

今回リリースされた新曲「Sade」は、スタジオでの即興演奏から始まった。このタイトルはUKソウル・クイーンへのオマージュで、Saintéは自身の作品に影響を与えた人物に敬意を表しているというのだ。   


このシングルは、Saintéが原案を再構成し、純粋に直感から制作がなされたという。サンテはこの曲について次のようにコメントしている。


「”Sade”は、ただの間奏曲で、これは、25分くらいかけてフリースタイルで作ったものなんだけど、結局、このトラックが気に入って、セカンド・ヴァースを追加することにしたんだ。僕は、いつものSadeの時期で、その名前がずっと頭にこびりついていたんだ...。だから、bbに、何か作ろうよ、でも、何もないよ、と言ったんだ」


 


芸術集団、Drain Gangのメンバー、Bladeeが、6枚目のソロアルバム「Spiderr」を発表し、その第一弾シングルとして「DRAIN STORY」を公開しました。

 

「DRAIN STORY」は、5月に発売されたTohji(ロンドンのラッパー)のシングル "Twilight Zone "に参加して以来のリリースとなる。Drain GangのメンバーWhitearmorが制作したこの曲のリリースに合わせて、Ecco2kが監督したミュージックビデオも収録されています。


このニューシングルは、Bladeeが3月にリリースしたEcco2kとのコラボレーションアルバム『Crest』に続く、6枚目のソロアルバム『Spiderr』に収録される予定です。 

 

 

 

 Bladee 『Spiderr』


Tracklist:

 
* UNDERSTATEMENT
* ITS OK NOT TO BE OK
* I AM SLOWLY BUT SURELY LOSING HOPE
* ICARUS 3REESTYLE
* NOTHINGG (feat. Wondha Mountain)
* BLUE CRUSH ANGEL
* DiSASTER PRELUDE (feat. Ecco2k)
* HAHAH
* DRAIN STORY
* Velociraptor
* DRESDEN ER
* She's Always Dancing
* URIEL OUTR


 


Ab-Soulがおよそ六年ぶりのニューシングル「Moonshooter」を発表し、カムバックを果たしている。

 

4月にリリースされた「Hollandaise」に続き、今年2曲目の新曲となるこの曲は、LAのラッパー、Ab-Soulが、TDE所属のアーティスト、Zacariと共作したものとなっている。Ab-SoulはTDE所属のアーティストZacariと「Moonshooter」を共同制作している。以下よりご視聴下さい。


「Moonshooter」は、まだ公表されていない新作アルバムの初期プレビューと噂されています。Ab-Soulは、6年前に最後のフルアルバム『Do What Though Wilt.』を発表しています。


 

Photo: Blackksocks


Biig Piigがニューシングル「Kerosene」を公開しました。Biig Piigは、ロンドン西部を拠点とするアイルランドの歌手兼ラッパーです。彼女は英語とスペイン語で演奏し、RCAレコードに署名しています。現在までチャートインの実績はありませんが、これからの活躍が楽しみなシンガーの一人です。

 

Zach NahomeとMaverick Sabreと共に制作されたこのトラックは、最近リリースされたシングル「FUN」、そして昨年の「The Sky Is Bleeding EP」に続くものです。試聴は以下からお願いします。


「”Kerosene」は、「私が取り組んでいる幅広いプロジェクトからの最初のトラック」だと、アイルランドのシンガーは声明で明かしている。「この曲は、私の服を破ってくれる人が欲しいという気持ちと、その関係の緊張感について歌っているのです。


 


ニュージャージー出身のヒップホップアーティストCakes Da Killaが、Young Art Recordsより10月28日にリリースされる新作アルバム『Svengali』を発表した。ケイクス・ダ・キラは、ヒップホップ、ハウス、エレクトロニック、ダンスミュージックを融合させたアメリカの次世代を担うラップアーティストの一人です。

 

本日の発表では、アルバムのタイトルトラックと、Rahil Ashruffが監督を務めたビデオが公開されています。アルバム・ジャケットとトラックリストは下記にてご覧ください。


『Svengali』は、2020年と2021年にそれぞれリリースされたDa Killaのミックステープ『Muvaland Vol.1 & 2』に続く作品となりますが、それ以前にレコーディングが行われたものだという。先にリリースされたシングル「Drugs Du Jour」と「Sip Of My Sip」が収録されています。





Cakes Da Killa 『Svengali』


 

Tracklist:


1. Overture
2. W4TN
3. Rabbit Hole
4. Svengali
5. Luv Me Nots
6. La Cocaina
7. Mirror Mirror
8. Drugs Du Jour
9. Gratitude
10. Ball And Chain
11. Sip Of My Sip [feat. Sevendeep]
12. Luv Me Nots [Reprise]
13. Sub Song
14. Think Harder
15. Climax


Snow Tha Product,Steve Aoki,Santa Fe Klan  


以前発表されたシングル「Whole Again」がリリースから一ヶ月で早くも累計300万回再生越えを記録。その勢いも冷めやらぬ中、スティーヴ・アオキは、本日、EDMの枠を飛び越えたニューシングル「Ultimate」をリリースします。 シングルの発表に合わせてMVも公開されていますので下記よりお楽しみ下さい。


この楽曲は9月16日発売されるスティーヴ・アオキのニューアルバム「Hiroquest」の先行シングルとなります。


今回のシングルでは、YouTubeの登録者数が約1,000万人を誇るメキシコのラッパー、Santa Fe Klan(サンタ・フェ・クラン)、メキシコのトップチャートを賑わすラッパー、Snow Tha Product(スノー・ザ・プロダクト)とユニットを組み、“キング・オブ・レゲトン”と称されるダディーヤンキーを彷彿とさせる、今までのスティーヴ・アオキとは一線を隠すダンスミュージックとなっている。


本日発売のニューシングル「Ultimate」は、既存のEDMの枠に収まりきらない、個性豊かなコラボが堪能できる楽曲として注目です!!

 


「Ultimate」 MV

 

 



Steve Aoki 「Ultimate (ft. Snow Tha Product)」 New Single

 




リリース日:2022年8月26日(金)

レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT

形態:ストリーミング&ダウンロード

 

URL:

 

https://asteri.lnk.to/ultimate


 

 

Steve Aoki  ーBiographyー

 


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マイアミ生まれ。カリフォルニア育ち。グラミー賞に2回ノミネートされている音楽プロデューサー、世界的に活躍するスーパースターDJ。


本名はスティーヴン・ヒロユキ "スティーヴ” アオキ。1977年11月30日生まれ。


元オリンピック日本代表レスリング選手、ロッキー青木を父に持ち、モデル / ハリウッド女優でもあるデヴォン青木を妹にもつ名家に生まれる。


1996年、19歳の若さでインディーレコードレーベル「Dim Mak」を設立。


1年の365日中、300日がツアーという過密なスケジュールをこなしながら、
音楽プロデュー サー、DJ、レーベルオーナー、ファッションブランドのマスターマインドなど多岐にわたり活躍している。


米『フォーブス』誌が毎年発表する「世界 DJ 長者番付」では3年連続トップ5にランクイン、またイギリスの人気クラブ、DJ雑誌『DJ MAG』の「世界人気 DJ ランキング」でも6年連続トップ10入り。


『Neon FutureⅠ』(2014年)、『Neon FutureⅢ』(2018年)は全米ダンス・チャート1位獲得。


2019年は Ultra Japan のヘッドライナーとして来日したほか、全世界で合計210本のライブを敢行している。


彼の日常に迫ったドキュメンタリー映画『スティーヴ・アオキ: I'll Sleep When I'm Dead』は2017年2月に開催された59回グラミー賞の「最優秀ミュージック・フィルム賞」にもノミネートされている。


さらに、主に再生医療と脳科学の発展のために設立した "AOKI FOUNDAION" を運営、また自身が熱心なゲーマーであり、E-Sports 組織「ROGUE」のオーナー、創設者としても精力的に活動している。

 


先日、二曲のシングル「Hate」「Georgetown」を公開したUK/サウスロンドンのラッパー、Loyle Carnerは、ニューアルバム「hugo」を"EMI"から10月21日にリリースすると発表しました。

 

ロイル・カーナーは2017年の鮮烈なデビュー・アルバム『Yesterday's Gone」で、一躍国内で注目されるようになり、同年にはマーキュリー賞にノミネートされたことにより知名度が一気に高まった。2019年に発表された2ndアルバム「Not Waving,But Drawing」では、サンファ、ジョーダン・ラカイ(ジョーダン・ラケイ)といった面々をゲストボーカルとしてレコーディングに招いた。


アメリカのヒップホップ、UKのグライム、さらには、ジャズ、ソウルに触発されたカーナーの音楽は、現在、多種多様のジャンルが渦巻くサウスロンドンの象徴的な生きた記念碑である。カーナーのラップ・ミュージックはきわめて内省的であり、さながら自分自身に語りかけるような繊細なリリック、そして、ラップの始祖であるソウル・ミュージックに対する多大なリスペクトを込めたフロウにより、時に複数の秀逸なコラボレーション・アーティストの助力を得ることで綿密に紡がれる。それは、このアーティストの次作「hugo」においてさらに強化される点となるはずである。

 

「僕は、若く、黒人で、成功し、プラットフォームを持ってるーー。でも、次はどこへ行けばいいんだ?」

 

そのような内なる問いに触発された『hugo』は、ロイル・カーナーの既存のリリースの中で最もパーソナルな意義を擁する作品だ。2017年のデビュー作『Yesterday's Gone』、2019年のアルバム『Not Waving, But Drowning』に続く、ファン待望のサード・アルバムの登場となる。

 


Loyle Carner 『hugo』

 


 

Tracklist:
 
1. Hate
2. Nobody Knows (Ladas Road)
3. Georgetown (feat. John Agard)
4. Speed Of Plight
5. Homerton (feat. JNR Williams & Olivia Dean)
6. Blood On My Nikes (feat. Wesley Joseph & Athian Akec)
7. Plastic 
8. A Lasting Place
9. Pollyfilla
10. HGU

 


 Megan Thee Stallionは、本日、8月12日(金)にニューアルバム『Traumazine』を発表する。国内盤がリリースされるかは不明です。

 

2020年の『Good News』に続く作品となる『Traumazine』には、Future、Dua Lipa、Rico Nasty、Jhené Aiko、Lattoといった豪華アーティストが参加している。一方、ヒューストンのレジェンド、Big PokeyとLil KekeがSauce Walkaと共に「Southside Royalty Freestyle」に出演している。その他、Key Glock、Pooh Shiesty、Lucky Dayeなど注目のゲストが参加している。


この新作アルバムについて、ミーガンはローリング・ストーン誌に次のように語っている。「私はあなたをさまざまな感情の中に連れて行きたい、最初、あなたがたが(TWARK)トゥワーキングしていたとしたら、今回、あなたがたは泣いてしまうかもしれない」さらに、ミーガンは、「最高のラッパーの一人として、最もクールなレガシーを築きあげることを望んでいる」とも付け加えた。


プロジェクトの18曲の中には、これまでにリリースされたシングル曲もいくつか含まれている。「Pressurelicious」、デュア・リパとの「Sweetest Pie」、今年リリースされたベストソング「Plan B」などが収録されている。さらに、5月には、ビルボード・ミュージック・アワードで後者2曲を披露している。


ミーガンは、2021年のミックステープ「Something for Thee Hotties」をリリースしており、今年もフェスティバルを中心に活動する予定。Megan Thee Stallionのアルバム『Traumazine』のトレイラー、アートワーク、トラックリストは以下をご覧下さい。 

 

 

 

Megan Thee Stallion 『Traumazine』

 



Tracklist:


01. NDA
02. Ungrateful (feat. Key Glock)
03. Not Nice
04. Budget (feat. Latto)
05. Her
06. Gift & a Curse
07. Ms. Nasty
08. Who Me (feat. Pooh Shiesty)
09. Red Wine
10. Scary (feat. Rico Nasty)
11. Anxiety
12. Flip Flop
13. Consistency (feat. Jhené Aiko)
14. Star (feat. Lucky Daye)
15. Pressurelicious (feat. Future)
16. Plan B
17. Southside Royalty Freestyle (feat. Sauce Walka, Big Pokey, and Lil Keke)
18. Sweetest Pie (feat. Dua Lipa)

 

Listen/Stream  Official:

 

https://megantheestallion.ffm.to/traumazine 


 

Loyle Carner


ロンドンのヒップホップ・ミュージシャン、Loyle Carnerは、Madlibプロデュース、John Agardの詩「Half-caste」をサンプリングした2022年第2弾シングル 「Georgetown」をリリースした。カーナーは、ジャズとヒップホップをダイナミックに融合させるミュージシャンで、イギリス国内のヒップホップ・シーンの未来を担う人物といっても大げさではないかもしれない。

 

先月 「Hate」で久しぶりの復帰を果たしたロイル・カーナーは、2020年の 「Yesterday」以来となるMadlibとのコラボレーションを実現させ、 「Grangetown 」というタイトルの2作目シングルを発表し、Machine Operatedが監督したPVを添えている。新曲は、ジョン・アガードの「Half-caste」の詩のサンプルで始まり、ジョン・アガードの名もクレジットされている。


ロイル・カーナーは今回のリリースについて「ジョン・アガードの詩『Half-caste』は、私に大きな衝撃を与えた」と述べている。


「年上の、私によく似た人(劇作家のジョン・アガード)が、自分と同じような生活体験を共有しているのを見て、私はマジョリティに馴染めないことを、むしろ心地よく、誇らしく感じた。そのおかげで、混血の人間であることを、歌詞として明確に書く許可を得たようにも感じた。

 

”Georgetown"は、ある意味、そのニュアンスの中間にあるギャップに美しさが宿っている。私にとってこの曲は、自己を理解することで内なる自信を見いだし、ホームタウンで豊かな内面の時間を過ごすことを深く意味しています。この曲では、2つの半分ではなく、ある1つの全体的な人間であることを最終的に直感することを表現しようと努めている。これはまた、MADloyleのパズルの今ひとつのピースでもあります」

 

 

 

Photo by Shervin Lainez


Danger MouseとBlack ThoughtがCheat Codesの最新シングル「Strangers」でA$AP RockyとRun The Jewelsと手を組んだ。


今週金曜日(8月12日)にはDanger MouseとBlack Thoughtのコラボレーション・アルバム『Cheat Codes』の全貌が明らかになるようですが、昨日(8月9日)、彼らはA$AP RockyとRun The Jewelsが参加した「Strangers」というタイトルのラストプレビュートラックを発表しています。


「Strangers」は、Michael Kiwanuka、Joey Bada$$、Russ、Dylan Cartlidgeとのコラボレーション "Because"、"No Gold Teeth "と共にCheat Codesに収録されている。今作は2005年の『The Mouse and the Mask』でMF DOOMと組んで以来、デンジャー・マウスのヒップホップ・アルバムとなり、故MF DOOMやレックォンらが参加している。


A$AP RockyとRun The Jewelsをフィーチャーした "Strangers "は現在リリースされています。Danger MouseとBlack Thoughtのアルバム『Cheat Codes』はBMGから8月12日(金)に発売される。


 

Open Mike Eagle  Credit: R Gardinar

カルフォルニアを拠点に活動しているラッパー、オープン・マイク・イーグルが新譜『Component System With the Auto Reverse』を発表に合わせて、シングル「I'll fight you」を公開しました。

 

ニューアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、オープン・マイク・イーグルが主宰するインディペンデントレーベル”Auto Reverse Records”から10月7日に発売される予定です。Diamond Dがプロデュースした「I'll Fight You」のミュージックビデオは以下よりご視聴下さい。


ニューアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、全14曲が収録され、先にリリースされた「burner account」(Armand Hammer参加)と「multi-Game arcade cabinet」(R.A.P. Fererria, Still Rift, Video Dave参加)と今回の新曲が収録される。ゲストには、Madlib、Quele Chris、Child Actor、Kuest1、Illingsworthといった面々が参加しています。


このテープと新曲のインスピレーションについて、オープン・マイク・イーグルは声明でこう説明している。


高校生の頃、僕はシカゴのサウスサイドにあるカレッジ・ラジオ局「WHPK」のヒップホップの番組を夜遅くまで録音していたんだ。

 

MF DOOM、DITC、Outsidaz、All Natural、Juggaknots、Organized Konfusionなどの巨人の曲が入ったカセットテープは、今でもたくさん持ってますよ。


僕は、それぞれのテープに個別の名前を付けました。Component Systemに名前をつけた。このアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、そのテープカルチャーの精神を受け継ぎつつ、まったく新しい音楽として作られた。実は、それらのオリジナル・テープに参加していた人たちがこのアルバムに実際に出演してくれているんだけど、それが本当に誇らしくて涙が出そうになる。


このファースト・シングル「I'll fight you」のプロデュースは、DITCのDiamond Dがやってくれた。彼のクールなビートとラップは僕の人生そのものを変えてくれたんだ。

 

 


 

 

 

 Open Mike Eagle  『Component System With the Auto Reverse』

 


 









Tracklist:  









1. “The Song With The Secret Name” (produced by Child Actor)
2. “TDK Scribbled Intro” (produced by Kuest1)
3. “79th And Stony Island” (produced by Quelle Chris)
4. “I’ll Fight You” (produced by Diamond D)
5. “Circuit City” featuring Video Dave & Still Rift (produced by Madlib)
6. “I Retired Then I Changed My Mind” (produced by Child Actor)
7. “Burner Account featuring Armand Hammer” (produced by Quelle Chris)
8. “For DOOM” (produced by Illingsworth)
9. “Crenshaw And Homeland” (produced by Diamond D)
10. “Multi-game Arcade Cabinet” featuring R.A.P Ferreira, Still Rift & Video Dave (produced by illingsworth)
11. “Credits Interlude” featuring Serengeti) (produced by Illingsworth)
12. “Peak Lockdown Raps” (produced by Child Actor)
13. “Kites” featuring Video Dave and Still Rift (produced by Kuest1)
14. “Cd only” [bonus track] featuring Aesop Rock & Diamond D (produced by Diamond D)





 Jay Wood 『Slingshot』

 


 

  Label: Captured Tracks/Mountain Records

 

  Release Date:  2022年7月15日


 

 Review

 

キャプチャード・トラックスから先週末にリリースされたジェイ・ウッドの『slingshot』は彼のデビュー作であるとともに、このインディペンデントレーベルの分岐点ともいえるような作品となる。

 

ジェイ・ウッドは、カナダのマニトバ州という白人中心のコミュニティーで育ったという。彼は、この作品の中で、ファンタジックなストーリー、実生活に根ざした黒人としてのアイデンティティの探求を音楽を通して表現しようと試みている。表向きには、サイケ・ソウルというジャンルが掲げられているが、この多義的なR&Bジャンルに象徴される幅広い表現が見いだされ、ヒップホップ、インディーロック、ファンク、サイケ、ジェイ・ウッドの多様な音楽のバックグランドが伺える。

 

そのクロスオーバー性は、サイケファンクの流儀ともいえ、トロ・イ・モアのような多彩なアプローチが展開されている。ジェイ・ウッドのソウルミュージックは、ファンカデリックやスライ・ストーンといった王道のファンクを下地にして、強いヒップホップ的な要素をそこに付け加えたものである。

 

アルバム発売前までは、ジョージ・フロイドの死に触発された「Shine」が収録されているので、バーティーズ・ストレンジの「Farm To Tabel」に近い作風かと思っていたが、この作品とはそれとまったく異なるR&Bである。確かに本作には、黒人としてのアイデンティティの探求というテーマが込められているように思えるが、バーティーズ・ストレンジほど深刻な雰囲気はない。メロウで聞きやすいソウルミュージックが麗しく展開されているので、リラックスした雰囲気を味わえる。それに加え、ジェイ・ウッドの楽曲は、DJのスクラッチ的なクールな手法により、アシッド・ハウスに近いコアな領域に踏み込んでいく場合もあり、取っ掛かりやすいアルバムであるとともに、すごく聴き応えのある内容に仕上がっているという印象を受ける。

 

このアルバムは現時点では、一般的な関心が薄く、海外メディアにも取り上げられていないのがとても残念でならない。アルバムの音楽には上記のような黒人として白人コミュニティーの中で生きること、そして近年、母親を亡くした哀しみという様々な人生のテーマも込められているが、それは押し付けがましいものではなく、ごく自然な形でこのアーティストの考えが取り入れられてい、親しみやすさがある。さらに、このアルバムには、ジェイ・ウッドのブラックミュージックの愛情に根ざした、このアーティストしか生み出すことの出来ない温もりのあふれたサイケ・ファンク、ディスコ・ソウル、ネオ・ソウル、ヒップホップの魅力が濃密に詰めこまれている。つまり、『Slingshot』は、心にじんわりと響くものであると共に、フロアで人を踊らせるエネルギーを持っており、一般的なリスナーの耳にもすぐに馴染む作品であると思える。

 

これまで、ニューヨークのキャプチャード・トラックスは、Wild Nothing,Mac de Marco、Beach Fossils,DIIVといった白人の良質なインディーロックアーティストの作品を中心にリリースし、所謂、”Nu Gaze”シーンの象徴的なレーベルとして日本でも認められてきたが、今後は、より多彩でバラエティに富んだカタログのリリースを計画している気配が感じられる。その新たな旅路の出発として、ジェイ・ウッドの「Slingsot」は、記念碑のような意味を持つ作品で、レーベルの最も重要な意義を持つリリースになると思われる。このインディペンデントレーベルからは、今後、ジェイ・ウッドの登場を契機とし、続々と魅力的な黒人アーティストの台頭が予感される。 

 

 

Featured Track 「Shine」 

 

 

 

 

Rating: 85/100 

 

 

Listen/Stream official:    

 

https://jaywood.ffm.to/slingshot.otw