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ビースティ・ボーイズが30周年記念アルバム『Check Your Head』を今年6月24日にUMeからリイシューする。

 

『Check Your Head』は、1992年リリースのビースティーのサードアルバム。前作『Paul’s Boutique』でのサンプリング中心のプロダクションから一転、本作では、前作でエンジニアを務めたマリオ・カルダート・ジュニアをプロデューサーに迎え、カバー写真からもうかがえるようにハードコアバンド出身のビースティ・ボーイズがふたたび楽器を手に取り、ヘヴィでファンキーなバンドアンサンブルとやんちゃなラップで押し切る仕上がりになった。さらに、その後長くビースティ・ボーイズ第4のメンバーとして名を馳せる鬼才キーボーディスト、マニー・マークも参加、唯一無二のラップロック/パンクラップアルバムとなった。音響的な仕掛けも随所に散りばめられている。音楽的振り幅の広さは、当時隆盛を極めるオルタナティブロックとは一線を画する。3人の揺るぎないフリーキーな魂をありありと浮かび上がらせたハードボイルドな一作だ。


1992年にリリースされたオリジナル盤の『Check Your Head』には、「Jimmy James」、「So What'cha Want」、「Professor Booty」といった人気楽曲が収録されている。新たに再編集される4xLP版には、以上のフルアルバムのオリジナル曲に加えて、リミックス、ライブテイク、B面のトラックも追加収録されている。


また、今回の豪華4枚組LPは、2021年に発売された再発EP『Aglio E Olio』のリイシューに続く作品となる。 

 

 

 

 

リイシューの6月24日のリリースに先立ち、Check Your Headの予約はこちらからどうぞ。ボックス・セットとトラックリストの詳細は以下で御確認下さい。




Beastie Boys 

Check Your Head in 30th anniversary edition




Tracklist:

Side A

1. Jimmy James
2. Funky Boss
3. Pass The Mic
4. Gratitude
5. Lighten Up

Side B

1. Finger Licking’ Good
2. So What’ Cha Want
3. The Biz Vs The Nuge (featuring Biz Markie)
4. Time For Livin’
5. Something’s Got to Give

Side C

1. The Blue Nun
2. Stand Together
3. Pow
4. The Maestro
5. Groove Holmes

Side D

1. Live at P.J.’s
2. Mark On The Bus
3. Professor Booty
4. In 3’s
5. Namaste

Side E

1. Dub The Mic (Instrumental)
2. Pass The Mic (PT. 2, Skills To Pay The Bills)
3. Drunken Praying Mantis Style
4. Netty’s Girl

Side F

1. The Skills To Pay The Bills (Original Version)
2. So What’ Chat Want (Soul Assassin Remix Version) – DJ Muggs
3. So What’ Cha Want (Butt Naked Version)
4. Groove Holmes (Live VS The Biz) Featuring Biz Markie

Side G

1. Stand Together (Live At French’s Tavern, Sydney Australia)
2. Finger Licking’ Good (Government Cheese Remix)
3. Gratitude (Live At Budokan)
4. Honky Rink

Side H

1. Jimmy James (Original Original Version)
2. Boomin’ Grammy
3. Drinkin’ Wine
4. So What’ Cha Want (All The Way Live Freestyle Version)


 

Nils Frahm

 「Tripping With Nils Frahm」は、元々、ブラッド・ピットのPlan Bとニルス・フラームによって映像化した2018年の伝説的ライブで、映像に収録された音源がErased TapesよりCD/LP化されて2020年に発売されました。今回、ドイツのLeiterは、 「Tripping With Nils Frahm」を鮮明な映像によって提供するべく、Blu-ray盤として再発すると発表しています。

 

「Tripping With Nils Frahm」は、2018年から2019年のニルス・フラームのワールド・ツアー「All Melody」ツアーの瞬間を映像として捉えた作品で、ファンクハウスベルリンの伝説的なSeal1でのパフォーマンスを映像記録として収めています。 コンサートフィルムは、Plan B Entertainmentと共同で、ニルス・フラームが主宰するLEITERによって制作が行われた。また、この映画は、2020年に初公開され、視聴者投票により、MUBIで最も視聴された映画のトップ25にランクインし、さらに最も高い映画としてランク付けが行われています。 

 

 

 


また、複数のメディアは以下のように「Tripping With Nils Frahm」について説明しています。


「この映画は、親しみやすいものであり、なおかつ、壮大でもある。カメラの躍動するクローズアップが、ニルス・フラームのパフォーマンスの繊細な瞬間を捉えているのが見事だ」 

 

ーDJ Mag


「ニルス・フラームが素晴らしいライブパフォーマンスをしている瞬間、さらに、観客がそれに反応を示すのを映像を通して鑑賞すること、それはまさに世界的なトップアスリートの人並み外れた競技を見るのと変わりないことだ」

 

ーLA TIMES

 

 

ニルス・フラームは、現在、ライブツアーを開催している。今後、シドニーのオペラハウスに出演し、「Music Four」という名の新たなツアーのワールドパフォーマンスを行う。また、9月から、彼はヨーロッパツアーを予定しており、実験的、アンビエント、エレクトロニカを行き来する新たな音楽を観客の目の前で披露する。「Tripping With Nils Frahm」のBlu−Rayバージョンの予約、ライブの日程、チケット等につきましては、Leiterの公式サイトにてご確認下さい。

 

Liter-Verlag:  https://store.leiter-verlag.com/products/tripping-with-nils-frahm


細野晴臣ともLAのライブで共演を果たしているシンガーソングライター、Mac DeMarcoは、デビュー10周年を記念してミニLP『Rock and Roll Night Club』のリイシューを発表。3,500枚限定の再発盤は、Captured Tracksより7月22日に「night club」カラーのビニール盤で発売される。この記念盤には、デマルコが書き下ろしたライナーノーツが収録されています。


オリジナル盤は、2012年3月13日にリリースされた。最初期の貴重な音源のアルバムは、マック・デ・デマルコが自身のバンドMakeout Videotapeの前座を務めた後の記念すべき初のソロ作品。ロカビリー、グラム、ニュー・ウェイブを、ローファイにアレンジしたこのアルバムは、デマルコがカナダ・モントリオールに所有する「ジズジャズスタジオ」でレコーディングが行われている。





 Mac DeMarco「Rock and Roll Club」

 

 

 
Label: Captured Tracks

Realease Date: 2022年7月22日

 

1. Rock and Roll Night Club
2. 96.7 The Pipe
3. Baby's Wearing Blue Jeans
4. One More Tear to Cry
5. European Vegas
6. 106.2 Breeze FM
7. She's Really All I Need
8. Moving Like Mike
9. Me and Jon Hanging On
10. I'm a Man
11. Only You
12. Me and Mine



https://www.omnianmusicgroup.com/products/rock-and-roll-night-club

ペイプメントはすでに、今年に入ってから、「Terror Twilght」「Slanted and Enchanted」の30周年記念のレコード盤、そして「Brighten and Corners」の25周年記念レコード盤の再発を発表しています。また、さらに再結成ツアーの日程を公表し、来年には日本公演も決定しています。

 

これらの告知に加え、ペイブメントは、1993年に原盤がリリースされた「Westing(By Musket And Sextant)」をレコード盤として再発、デビューEP、及び、「Slay Tracks」を含む初期のシングルとEPの再編集を行うと発表しました。これらのリイシュー作品は、マタドールレコードのの「Revisionst History」シリーズの一貫として7月15日に発売される予定。


Pavement 「Westing(By Musket And Sextant)」


 


RELEASE: 2022.07.15

LABELS:  Matador


Tracklisting


1.You're Killing Me
2.Box Elder
3.Maybe Maybe
4.She Believes
5.Price Yeah!
6.Forklift
7.Spizzle Trunk
8.Recorder Grot
9.Internal K-Dart
10.Perfect Depth
11. Recorder Grot (Rally)
12. Heckler Spray
13. From Now On
14. Angel Carver Blues/Mellow Jazz Docent
15. Drive-By-Fader
16. Debris Slide
17. Home
18. Krell Vid-User
19. Summer Babe
20. Mercy Snack: The Laundromat
21. Baptist Blacktick
22. My First Mine
23. My Radio





 

 

 

Wire

1977年の傑作「Pink Wire」で知られるWireは、1970年代のUKポストパンクシーンの象徴的な存在であり、ワシントンDCのMinor Threatに強い影響を及ぼしたバンドとして知られています。(「12XU」をカバーしていることで有名)

 

Wireが、2022年、新たにリリースを決定した「Not About To Die」は、80年代初頭、アムネシア・レコードを通じて流通した非公式のブートレッグ盤でした。このカセットテープには、Wireが二枚目、三枚目のアルバム「Cheers Missing」「154」のために録音した幻の未発表曲が収録されていました。バンドは、当時契約していた”EMI”でデモ曲を録音し、内輪の人々の間で流通することを目的としてカセットテープとしてリリースされました。「No」というタイトルがつけられ、カセットテープらしい低音質でマニアックな作品として流通していました。


およそ四十年越しのレコードの公式リリースに際して、Wireは、元のデモテープのリマスターを行い、海賊版の元のカバーアートを一新しています。リマスターバージョンは、今年行われた"Record Store Day 2022"の一環として、先月、ヴァイナル盤として発売されていますが、今後はより一般的な形をとり、デジタル配信を通じリリースされる予定です。Wireのフロントマンであり、レコードレーベルの主催者でもあるコリン・ニューマンは、声明の中で、「誰もが音楽を消費したいとは限らない」というコメントを添えています。この発言の真意は、誰もがレコードショップに気軽に足を運ぶことが出来るわけではない、という主旨を示唆しているようです。

 

Wireの幻の海賊版「Not About To Die」のリマスター盤は、12inch Vinyl、CDの二形式で2022年6月24日にリリースされる予定。ポストパンクファンにとどまらず、ハードコアパンクファンも注目しておきたい作品となります。

 

 

 

Wire 「Not About To Die」




Release Date: 2022年6月24日


Tracklisting

 

12" Vinyl Album (PF27LP)
  1. - Oh No Not So (Save The Bullet) (4th Demo)
  2. - Culture Vultures (4th Demo)
  3. - It's The Motive (4th Demo)
  4. - Love Ain't Polite (4th Demo)
  5. - French Film (Blurred) (4th Demo)
  6. - Underwater Experiences (4th Demo)
  7. - Stalemate (4th Demo)
  8. - Options R (5th Demo)
  9. - Indirect Enquiries V1 (5th Demo)
  10. - Chairs Missing (Used To) (5th Demo)
  11. - Being Sucked In Again (5th Demo)
  12. - Ignorance No Plea (I Should Have Known Better) (6th Demo)
  13. - Once Is Enough (6th Demo)
  14. - The Other Window (6th Demo)
  15. - Stepping Off Too Quick (Not About To Die) (6th Demo)
  16. - On Returning (6th Demo)
  17. - Former Airline (6th Demo)
  18. - Two People In A Room (6th Demo)
CD Album (PF27CD)
  1. - Oh No Not So (Save The Bullet) (4th Demo)
  2. - Culture Vultures (4th Demo)
  3. - It's The Motive (4th Demo)
  4. - Love Ain't Polite (4th Demo)
  5. - French Film (Blurred) (4th Demo)
  6. - Underwater Experiences (4th Demo)
  7. - Stalemate (4th Demo)
  8. - Options R (5th Demo)
  9. - Indirect Enquiries V1 (5th Demo)
  10. - Chairs Missing (Used To) (5th Demo)
  11. - Being Sucked In Again (5th Demo)
  12. - Ignorance No Plea (I Should Have Known Better) (6th Demo)
  13. - Once Is Enough (6th Demo)
  14. - The Other Window (6th Demo)
  15. - Stepping Off Too Quick (Not About To Die) (6th Demo)
  16. - On Returning (6th Demo)
  17. - Former Airline (6th Demo)
  18. - Two People In A Room (6th Demo)


Grouper

 

ザ・レイト・ニュースとなり大変恐縮ではありますが、アンビエント/エクスペリメンタル・フォークシーンで強い存在感を放つ、アメリカ・ポートランドのGrouper(リズ・ハリス)のゴシック風の魅力を持つアルバム「Ruins」が、今年4月15日に新たにCD/LP盤として再編集されリリースされました。

 

オリジナル・アルバムは、アメリカの電子音楽の名門レーベル”kranky”から2014年10月31日にリリースされ、今回、同レーベルからレコード盤としてリプレスが行われました。この作品は、リズ・ハリスが、ポルトガル滞在中に、ポータブル4トラック、ソニー製のステレオマイク、ピアノといった必要最低限の機材でレコーディングが行われています。二曲目に収録されている「clearing」を始め、リズ・ハリスがピアノの弾き語りをし、静かで神秘的な雰囲気が引き出されています。音楽家だけでなく画家としての表情を併せ持つハリスの独特でせつない音響世界が体感出来、暗鬱な淡いエモーションが滲むアルバムです。

 

リズ・ハリスは、幼い時代から、宗教的なコミュニティーの中で育ち、コーカサスの神秘思想家であるゲオルギイ・グルジエフから強い影響を受けています。神秘主義者としての概念から引き出される独特なアンビエント空間は、他のアーティストの電子音楽/エクスペリメンタルフォークに比べ強い異彩を放つ。CD/レコード盤として再編集された「Ruins」に改めて注目したいところです。

 

リズ・ハリスは、この作品について、「このアルバムは一種のドキュメントです。・・・失敗した構造でもあります。録音したものに一切加工を施さず、そのままにしておくことにしました」と説明しています。

 

 

 

Grouper 「Ruins」(2022 Repress)

 

 



Label: Kranky

 
Catalogue: KRANK189

 
Format: CD & LP

 
Release Date: 15th April 2022

 

 

Tracklist

 

1.Made Of Metal

2.Clearing

3.Call Across Rooms

4. Labyrinth

5.Lighthouse

6.Holofermes

7.Holding

8.Made of Air


 



・Drift

 

https://driftrecords.com/products/grouper-ruins?variant=943141157


坂本龍一とアルヴァ・ノトのコラボレーションアルバム「Vrioon」は、5月27日にレコード盤として再編集されリリースされます。


今後、V.I.R.U.S.のリイシュープロジェクトの予定が組まれています。「Vrioon」「Insen」「Revep」「Utp_」「Summvs」の5枚のアルバムが2022年内にレコード、CDで発売されます。各新装版には、オリジナル音源のリマスター版に加え、未発表曲も収録されます。


「Vrioon」は、2002年にリリースされ、二人のミュージシャンがそれぞれの持ち味を最大限に活かし、ミニマルなピアノ構成と電子楽器のグリッチノイズの要素により、見事な融合がはかられた画期的な作品です。

 

今度のレコード盤の二枚組のリイシューには、フルアルバムの収録曲に加え、これまで未発表だった「Landscape Skizze」と呼ばれる楽曲が新たに追加収録。この曲は、坂本龍一の1985年のアルバム「Esperanto」のWe Wants Soundsによる最初のリリースに続いて制作されたようです。

 

5月27日のリリースに先だってヴァイナル盤「Vrioon」の先行予約が始まっています。



以下でアートワークと収録曲をご確認下さい。 



Alva Noto/Ryuichi Sakamoto

「Vrioon」

 


 


Track listing


1.Uoon Ⅰ

2.Uoon Ⅰⅰ

3.Duoon

4.Noon

5.Trioon Ⅰ

6.Trioon Ⅰⅰ

7.Landscape Skizze」(未発表曲)



VerveとUniversal Music Enterprisesが提携して推進するジャズの名盤のリイシューシリーズ「Acoustic Sounds」は今年もリリースが継続される予定です。この「Acousic Sounds」の2022年のリリースカタログには、複数のジャズの巨人たちの旧作のリイシュー盤が組み込まれています。

 

元々、「Acoustic Sounds」シリーズは、2020年に導入されたもので、オリジナルのアナログテープの録音からステレオ形式でリマスターが行われ、180gのヴァイナルとしてプレスしたLPをリリースするというものです。現在のところ、デジタル配信ではリリースが予定されていません。ヴァイナル盤のみのリリースです。日本では、HMV Recordで取り扱いがあるようです。

 

 今年の今後のリリースラインナップには、ジャズの巨人たちが目白押し。エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング、デューク・エリントン、コールマン・ホーキンス、フォラオ・サンダースらのリイシューが控えています。このシリーズは12月まで毎月リリースが続き、新たなタイトルが順次付け加えられていきます。ジャズファンとしては注目のリイシューとなります。 

 

 

 

Acoustic Sound 2022 再編集版のリリース予定

 

 

・5月13日 Duke Ellington&Coleman Hawkins(デューク・エリントン&コールマン・ホーキンス)

 

「Duke Ellington Meets Coleman Hawkins(デューク・エリントン・ミーツ・コールマン・ホーキンス 」(Impulse!,1963)

 

 

・6月17日 Bill Evans(ビル・エヴァンス)

 

「Trio 65(トリオ65)」(Verve 1965)


 

・7月15日 Ella Fitzgerald&Louis Armstorong(エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング)

 

「Ella&Louis(エラ&ルイス)」(Verve 1956)


 

・8月19日 Oscer Peterson(オスカー・ピーターソン)

 

「We Get Requests(ウィ・ゲット・リクエスツ)」(Verve 1964)

 

 

・9月9日 Bill Evans(ビル・エヴァンス)

 

「Bill Evans at Town Hall(ビル・エヴァンス・アット・タウン・ホール)」(Verve 1966)

 

 

・9月16日 Ella Fitzgerald&Louis Armstrong(エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロングー)

 

「Ella&Louis Again(エラ&ルイス アゲイン)」(Verve 1957)

 

 

・10月14日 Roy Haynes(ロイ・ヘインズ)

 

「Out Of The Afternoon(アウト・オブ・ザ・アフタヌーン)」(Impulse! 1962)

 

 

・11月11日 Pharaoh Sanders(フォラオ・サンダース)

 

「Karma(カルマ)」(Impulse! 1969)


 

・12月2日 Oscar Peterson(オスカー・ピーターソン)

 

「Night Train(ナイト・トレイン」(Verve 1963)

 

 

 

Verve Records Official

 

https://shop.ververecords.com/collections/acoustic-sounds 

 

 



NYのインディペンデントレーベル、Captured Tracksに所属するDIIV(ダイヴ)は、デビュー・アルバム「Oshin」の発売十周年記念リイシュー盤のリリースを発表しました。

 

今回、リイシュー盤として再発される二枚組LPには、オリジナルの音源、デモ、ライブパフォーマンス、未発表トラックが収録、さらに、回顧的な小冊子とポスターが付属。6月24日にデジタル配信開始、その後、8月19日にフィジカルLP盤として、キャプチャードトラックスからリリースされます。

 

さらに、DIIVは、初回版プレス以来初めて再発行された初の七インチシングル「Sometime」「Human」「Geist」のボックスセットコレクションも合わせてリリースする予定です。それぞれ「Oshin」のリリースと同じ日にデジタル、フィジカルの二形式でリリースが行われます。

 

プレスリリースを通じ、DIIVは、以下のように述べています。


「リリースから十周年を記念し、私達はファンのためにデビューアルバムの十周年記念盤のリイシューを行うことを決定しました。自宅で録音が行われたデモ音源に加え、最初期のショーを取り上げた未発表こライブ音源が収録されています。今度のリイシューに際して、アートワークも、友人のパーカー・スプラウトにより一新されました。

バンドのメンバー、オリジナルの「Oshin」の歌詞の作者からの書き込み、及び、Shaad D'Souzaからのアルバムの歴史に関する広範な瞑想が付加されています。今回のリイシューが、私達のファンにとって楽しんでいただけるものになればと願ってます!!」

 

 

DIIV 「Oshin 10th Anniversary Reissue」

 



Label:Capturd Tracks


Tracklisting

 

1.(Druun)

2.Past Lives

3.Human

4.Air Conditioning

5.How Long Have You Known

6.Wait Earthboy

7.(Druun Pt.Ⅱ)

8.Follow

9.Sometime

10.Shin(Subsume)

11.Doused

12.Home

 

 

LP2 Tracklisting

 

1.Druun(Demo)

2.PAst Lives(Demo)

3.Human(Demo)

4.Air Conditioning(Demo)

5.How Long Have You Known(Demo)

6.Wait(Demo)

7.Earthboy(Demo)

8.Druun Pt.Ⅱ(Demo)

9.Follow(Demo)

10.Sometimes(Demo)

11.Shin(Demo)

12.Doused(Demo)

13.Home(Demo)

14.Yuk(Live At Shea Stadium 7-29-2011)

15.Sometime(Live At Shea Stadium 7-29-2011)

 

 ペンギン・カフェ・オーケストラは、アート・ミュージックをいち早くシーンにおいて体現したグループで、1980年代には日本でも一般的な人気を獲得。以前には、来日公演を行っていて、日本ではコアなファンから支持される実験音楽グループです。

 

 

オーケストラを率いていたサイモンス・ジェフスの息子、アーサー・ジェフスが父の遺志を受け継ぎメンバーを一新して結成したペンギン・カフェは、今回、デビュー・アルバム「A Matter Of Life」の十周年記念リイシューを4月29日にErased Tapesから発売しています。 

 


 

今回のアルバムのリイシューは、全曲にリマスターが行われ、さらに、初めてビニール盤として再発が行われます。このレコードには、アーサー・ジェフスの故父、ペンギン・カフェ・オーケストラの創設者、サイモン・ジェフスを記念するリードシングル「ハリービア」の2021年の新たなレコーディング曲が収録されているのも、往年のファンとしては見逃せない点です。

 

4月29日に10周年記念リイシュー盤として再発された「Matter of Life...2021」は、コラボレーションで見いだされる典型的な魅力が遺憾なく引き出され、ファンのお気に入りに新たな生命が吹き込まれた瞬間でもあります。スウェードのニール・コドリング、パーカッション奏者として、ゴリラズのキャス・ブラウン、個性的なコラボレーターを招き、再録が行われたこのアルバムは、元のPCOの美学を取り入れ、自負を持って再定義された味付けがなされ、典型的な英語のサウンドを維持していますが、新鮮な方向性が示され、彼らが新たな存在に進化したことを証明付けるものです。

 

私は、元々、24年前、父の追悼式で演奏をするために「ハリービア」を作曲しました。以後、行ったほとんどのギグ(サウンドチェック)の終わりにこの曲を演奏してきました。おそらく、数千とまではいかぬものの、数百回は演奏したはずです。「A Matter Of Life」を最初にリリースしてから幾度も...、アルバムのリイシューを行うと決めた時、ロバートと私は、ふたりとも、この曲の最新バージョンを録音することはとても楽しくてたまらないことだろうと思っていました。そして、それは進化を続けています。ですから、これは以前とほとんど同じ曲にもかかわらず、2011年からの時間の経過を反映したニュアンス、ディテールが多く含まれていると考えています。                             

 

---Arthur Jeffes

 

 

アルバムのカバーアートワークは、英国の写真家、トスカーナの二番目の家でアーサーを訪問するために送られた長年のコラボレーター、アレックス・コゾポリスにより撮影された美しい写真が取り入れられて新しく生まれ変わっています。

 


 

ラスのコンセプトは、エミリー・ヤングの原曲を再現するにとどまらず、父と息子を連想させるような小さな男の子、そして、コウテイペンギンの姿の代わりに、アーサーと娘をコンテクストの中に配置することで世代の交代を表現しています。


リマスターが行われた再発盤「A Matter Of Life...2021」の十周年記念エディションは、2022年4月29日からデジタル、12インチビニール、CDの三形式でリリースが行われています。

 

 

Erased Tapes

 

 

https://www.erasedtapes.com/release/eratp149-penguin-cafe-a-matter-of-life-2021 



bandcamp



https://penguincafe.bandcamp.com/album/a-matter-of-life-2021


 

来年に日本公演が決定しているUSインディーロックの代表格であるペイヴメントは、デビュー作「Slanted &enchanted」の発売から三十周年記念したリイシュー盤のリリースを発表しました。


1992年のデビュー作の原盤は、今から30年前の今週のはじめにマタドールから発売されており、今年の再結成ライブに先立って再発が行われます。

 

8月12日にリリースされる予定の新しいリイシュー盤では、オリジナルLPが赤・白・黒の3つのスプラッターバージョンでリリースされ、「Courting Shut Down 」と題されたカセット盤には、バンドがレコード会社に売り込むために使用したアルバムのデモバージョンも収録される予定となっています。

 

 

1992年にリリースされた本作はバンドの中核を担うスティーヴン・マルクマスとスコット・カンバーグに加え、破天荒なドラマー、ギャリー・ヤングがメンバーとして在籍したトリオ編成による唯一の作品で、UKポスト・パンクやシューゲイズと共振しながらも、既存のフレーズやコード進行を音楽的に徹底して破壊する自由奔放でジャンクなバンド・アンサンブルでローファイ・ブームを牽引した作品。



「Slanted&Enchanted」の30周年記念エディションの収録曲は以下の通りです。

 

 


 

1.Summer Babe (Winter Version)

2.Trigger Cut / Wounded-Kite At :17

3.No Life Signed Her

4.In the Mouth a Desert

5. Conduit For Sale! 

6.Zurich Is Stained

7.Chesley’s Little Wrists

8.Loretta’s Scars 

9.Here 

10. Two States 

11, Perfume-V

12.Fame Throwa

13.Jackals, False Grails: The Lonesome Era

14.Our Singer

 

Photo:Ellen Qbertplaya


ウィルコが「Yankee Hotel Foxtrot」は原盤の発売から20周年を記念し、大掛かりなリイシュー盤をリリースします。

 

「Yankee Hotel Foxtrot」のオリジナル版は2002年4月23日にリリースされました。今回、このレコードは7つの特別版としてリリースされ、また新たにリマスターされたバージョンは各セットの一部となります。ウィルコの長いキャリアの中でも最も大掛かりな今回の再編集盤には、11枚のビニールLP,一枚のCD,また、8枚のCD、これまでリリースされたことがない82曲が収録されています。2LP,2CDエクステンドバージョン、デジタルエディションは今年9月16日にリリースされる予定です。


2002年7月のライブアクトの模様を録音したWilcoの最新シングル「Reservations」は4月19日にリリース済みです。このシングルは、2002年7月23日、ミズーリ州セントルイスの「The Pageant」のライブの模様をレコーディングしたもので、今回発売される豪華リイシュー盤、Super Delux LP、DeluxeLP、CD、及びデジタルセットの一部として収録されています。


「実際の楽器を使って、実際のミュージシャンが作ったものと同じくらい魅力的でした」とジェフ・トゥイーディーは、2017年の回想録「Let' Go」の中で述べています。「なぜ、それが私にとって催眠術のように魅力であるのかを長年の間、ぜひとも知りたかったのです。彼らの誰もが何を言わんとするのか皆目検討がつかなかったというのに、その問いは「Yankee Hotel Foxtrot」の制作の基礎となりました」

 

ウィルコは、現在、アメリカでのツアーを行っており、ニューヨーク市のユナイテッドパレス、シカゴのオーディオトリアムシアターで4月22日から24日まで、3日連続で傑作「Yankee Hotel Foxtrot」の収録曲目をフル演奏することにより、今回の記念すべきリイシュー盤の発売を祝います。

 

 

 

 

 

 

・Amazon Music Link( 2LP Version)