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The Cure Photo: Artur Kraszewsk

UKのゴシック・ロックの元祖、The Cure(ザ・キュアー)が、近日発売予定の30周年記念デラックス・エディション『Wish』を本日発売している。アルバムの全曲ストリーミングはこちらから。

 

この記念盤は、原曲のリマスターに加え、複数のデモとリミックスが追加収録されている。また、ザ・キュアーは、このデラックスバージョン発売に合わせて、1992年当時の貴重なインタビューを公開しています、下記よりご試聴下さい。 

 

 

「Wish-Interview」

 

 

スタジオ・アルバム『Wish』のオリジナル・バージョンは1992年にフィクション/エレクトラリリースされ、UK Album(OCC)で一位、US Billboard 200で二位を獲得し、カナダ、ニュージーランド、スイス、UKでゴールド・ディスクに輝いたほか、全世界で300万以上のセールスを記録した。


バンドのメンバーのロバート・スミスはプレスリリースでこのアルバムについて、「全体のサウンドは最初から頭の中にあった」と話す。

 

「『Disintegration』の時と同じく、かなり小さな音のパレットを使ったけど、それで多くの異なる種類の曲を作ることが出来た。『Disintegration』よりも『Kiss Me』の方が参考になったかな」


「このアルバムには、私がちょっと忘れかけていた一面があって、穏やかで憧れのような感情が込められているんだ。それはとても美しいものです。"Trust"は今までで最高の出来だと思うよ。とても気持ちよく演奏されているし、"To Wish Impossible Things "もゴージャスでメランコリックな曲になっている。実はこの曲はこのアルバムで一番好きな曲になるかもしれないね」

 

 

 


先日、東京/恵比寿のガーデンホールの公演で素晴らしいパフォーマンスを披露したマンチェスターのロックバンド、ペール・ウェイヴスは、11月22日、BBC Radio1のライブ・ラウンジのセッションに出演しました。

 

今回、BBCのライブステージで、ペール・ウェイヴスは、Dirty Hitより発売された最新アルバム『Unwanted』に収録されている「Clean」を披露し、さらに、Dove Cameronの2月のシングル「Boyfriend」をカバーしている。2つのライブパフォーマンスは下記よりお楽しみ下さい。

 

 

 「Clean」

 

 

 

「Boyfriend」


 

Dave Rowntree


 Blurのドラマー、Dave Rowntree(デイヴ・ロウントゥリー)が、ソロ・デビュー・アルバム『Radio Songs』からの4thシングルとなる「Tape Measure」を公開しました。この新曲には、Juliyahがボーカルとして参加しています。


Dave Rowntreeはこのシングルについて、「Anxiety - 内なる混乱と恐怖という不快な感情」と語っています。

 

「私たちは基本的に群れをなす動物で、主な防衛戦術は逃げたり隠れたりすることです。鋭い爪や歯で闘うこともない。そのため、私たちは危険に対して過敏になっている。私たちは、影の中に形を見、火の中に顔を見ます。災害は常に我々の意識の灰色の縁に潜んでいる。良い面では、ゾンビの黙示録が起こったとき、我々不安な人々はすでに隠れていて、独りよがりのノーマンたちは脳みそを食われることになる」


先週、Blurは来夏にウェンブリー・スタジアムで一回限りの再結成公演を行うことを発表したが、これは7年以上ぶりのヘッドライン・ショーとなる。




 

先日、カバーアルバム『Only The Strong Survive』を発表したばかりのブルース・スプリングスティーンは、アメリカン・ロックの祖であるにとどまらず、長年、レコード業界とショービジネスに深く携わってきたミュージシャンだ。今回、スプリングスティーンは、その長年の音楽業界の表から裏までを知り尽くしている人物としてのチケットマスターの制度改革を公に訴えています。

 

チケットマスターというのは、米国のチケット販売を斡旋するライブ・ネイションが管轄する企業であり、この企業がもたらすチケット販売制度の利便性自体は以前よりも高いものになっているが、公平にチケットを購入しようとするファンに、その権利が与えられないといった問題が生じています。つい、一昨日には、このチケットマスターの販売に明らかな欠陥が生じたため、米国の大人気シンガーソングライター、テイラー・スウィフトのコンサートチケットの販売が急遽中止されている。専売的にチケットを販売することは、そのチケットを求めようとするファンに不公平性を与えるのではないか。近頃ではそんな話も囁かれるようになりました。

 

ブルース・スプリングスティーンは、音楽が一大的なショービジネスとして確率した時代からプロのミュージシャンとして活躍してきた人物であるがゆえ、一家言を持っており、彼は、2023年のツアーチケットの価格に対するファンの反発について、初めてローリングストーン誌に、チケットマスターのダイナミック・プライシング・アルゴリズム(公平な販売制度)を利用するべきではないかという提言を行い、その発言の根拠を説明しました。また、広範な話題のインタビューの中で、ボスは、将来のアーカイブ・リリースに関する長年の噂についても触れています。


「私がやろうとしていることは、とてもシンプルなことなんだよ」と、ブルース・スプリングスティーンは、夏の一次販売期間中に5,000ドルに達したこともあるチケット価格について語った。

 

「私は部下に、”他の人たちが何をしているのか見て来なさい。もう少しチケットを安くしようじゃないか?”と言うんです。それが、大まかな指示なんだ。彼らは、それを実行に移す。過去49年間、あるいは、それ以上の期間、私たちはほとんど市場価格以下でライブをプレーしてきました。私はそれを楽しんできた部分もあった。ファンにとってもそれが最善だろうと思って。今回は、『おい、俺は73歳だぞ。みんなそこにいる。みんながやっていること、同業者と同じことをしたいんだよ』ってね。だから、そうなった。彼らはそうしてくれたんだ(笑)」


「しかし、近年のチケット購入制度がどのように販売されているのかについては、ファンだけでなく、アーティストにとっても非常に分かりにくくなっていることは事実ですね」とスプリングスティーンは続けた。


「そして、肝心のチケットはというと、ほとんどがお手頃価格だということ。でも、どうせ、どこかで高値がつくようなチケットもあるんでしょうね。きっと、チケットブローカーか誰かがそのお金を横取りしようとしてるんだよ。そもそも、そのお金を、毎晩3時間も汗水たらして働いている人たちのために使うべきでは? 私達はそのための機会を作ろうとした。それで、その時点で、私たちはそれを実行に移しました。一部のファンから不評だったのは知っていますよ。でも、途中で苦情が出たら、お金を返してもらえばいいじゃないですか?」


チケット価格がアーティストでもなく、ファンでもなく、売り手側の都合により高騰するという難点について、ファンの怒りの反応がどう影響したのかとローリング・ストーンに聞かれたスプリングスティーンは、「まあ、僕は年だから。多くのことを冷静に受け止めることができるようになったんだよ(笑)。誰も彼も批判されるのは好きではない。もちろん、高いチケット代の広告塔になるのも嫌だろう。それは一番なりたくないものだ。でも、そういうことなんですよ。自分の決断は、自分で行い、ベストを尽くさなければいけない・・・。それが私の考えです。もし、皆さんがショーに足を運んでくれたら、きっと素晴らしい時間を過ごしてもらえると思うから」


さらに、以上のようなチケット販売の公平性を担保すべきと主張した上で、今後の自身のライブツアーにおいて、オンセールスでダイナミック・プライシング(価格変動性:商品やサービスの価格について、一定の標準価格を設定し、その商品・サービスの売れ行きにより価格を随時変動させる仕組)を導入するかどうかについては明言を避けている。「いや、それはまだわからないことだよ。将来的には、もちろんそれについて話すことになると思うけど(笑)。そもそも、ツアーの種類によって価格も全然変わってしまうからね。でも、また、ツアーに来ることになる。きっと、多少は、今よりも屋外で演奏することになるだろう。それが実現したら、また別の話になるんだけど・・・。今は何も明確なことを言いたくないが、今後しばらくどうなるか静観してみようじゃないか」


インタビューの中で、ブルース・スプリングスティーンは、今後の彼自身のアーカイブをリリースする”Vaultプロジェクト”の計画についても、初めて詳細に語っている。


このコレクションは、彼にとって「90年代は素晴らしい10年ではなかった」という考えを覆すためにあるとスプリングスティーンは語っている。スプリングスティーンは80年代に『Born In USA』という傑作を残しているが、90年代にはスタジオ・アルバムを二作発表したのみで、その他はほとんどライブアルバムやスタジオセッションを中心にリリースしていた。このミュージシャンの全てのバックカタログ、及び、全般的なアメリカン・ロックにもたらした大きな功績を鑑みると、表向きには、物足りなさを感じる90年代との評価を受ける場合もあるが、それはミュージシャン/ロックスターとして眠っていた時期ではなかったとスプリングスティーンは説明している。「いや、私はあの時期にたくさんの音楽を作ったんだ。実際にアルバムも作っていたし。ある理由で、タイミングが合わなかったりして、アルバムを出さなかっただけなんだよ」


さらに彼は、補足的な説明を加え、「バンドが演奏している古いものもあれば、その期間に私が構想していた新しいものもある。その時期に私がやっていたことを再評価してもらうきっかけになるだろう。また、本当に奇妙なものが多いんだ。本当に......、その一部に対する反応を見るのが待ちきれない(笑)」と話している。スプリングスティーンはまたドラムループに支配された神話的なアルバムをリリースする準備が整っていて、「人々が思っているほど奇妙なものだ」と語ったが、そのアルバムはどうやら "近い将来 "リリースされるボックスセットには含まれないという。


その他、ブルース・スプリングスティーンは、インタビューの中で、発売されたばかりのソウル・カヴァー集『Only the Strong Survive』の続編を75%完成させたこと、来年初めのEストリート・バンドのツアー復帰に向けてセットリストをすでに構想していること、さらに、それらのショーは3時間程度に及ぶはずだとも語っている。いまだ73歳という年齢を感じさせないアメリカン・ロックのボス。二作目のカバー集のリリース、そして、今後、ライブ業界に対して最善に働きかけ、これからも音楽業界に清々しい息吹をもたらしてくれるはずだ。

 

Bruce  Springsteen


 アメリカン・ロックのボス、ブルース・スプリングスティーンは昨夜放送された「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に音楽ゲストとして出演し、フランク・ウィルソンの「Do I Love You (Indeed I Do)」を演奏した。


また、番組内のインタビューにも応じ、新しいソウル・カバー・アルバム「Only the Strong Survive」や「Thunder Road」の歌詞について、さらに来年のツアーでテイラー・スイフトとコラボする可能性についても話しています。





 さらに、ブルース・スプリングスティーンが2夜連続で「Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演した。


月曜日の放送でフランク・ウィルソンの「Do I Love You (Indeed I Do)」のバージョンを披露した後、Jimmy and David Ruffinの「Turn Back the Hands of Time」の演奏を届けたのである。どちらのカバーもボスの新しいソウル・トリビュートLP「Only the Strong Survive」から収録されています。彼の劇的なパフォーマンスを以下でご覧ください。



Smashing Punpkins

 

 Smashing Pumpkinsは、先日、彼らの名作アルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』と『Machina/The Machines of God』に続く待望のアルバム『ATUM』を発表しました。本日より、全33曲からなるロック・オペラの第1幕がストリーミング配信されています。


ATUMは3部構成で、各作品は11週間おきにリリースされる予定です。つまり、第2幕は1月31日、第3幕は4月21日に発売される。また、4月21日には、全3部作とボーナストラック10曲を追加収録したボックスセットもリリースされる予定です。


バンドは、ジェーンズ・アディクションとの共同ヘッドライナー遠征「Spirits on Fireツアー」の真っ最中。このツアーのチケットは、現在Ticketmasterで販売されています。

 

 

 

 


 

©︎Kevin Westernberg


ブラーは、来夏にウェンブリー・スタジアムで公演を行うことを発表した。このギグは7月8日に行われ、2023年の唯一のイギリス公演となり、2015年以来のヘッドライン・ライヴとなる。チケットは11月18日(金)午前10時より一般発売が開始される。


フロントマンのDamon Albarnは声明で「僕らはこれらの曲を演奏するのが本当に大好きで、またやる時が来たと思ったんだ」と語っている。ギタリストのグレアム・コクソンは、「ブラー兄弟と再び演奏し、素晴らしい楽曲をすべて再演することを本当に楽しみにしている...。ブラーのライブはいつも僕にとって素晴らしいものなんだ。素敵なギターとアンプを右に回して、たくさんの笑顔...」


ベーシストのアレックス・ジェームスはこうコメントしている。「僕ら4人が部屋にいるとき、いつも何か特別なものがあるんだ。7月8日、そのための空間がウェンブリー・スタジアムになると思うと嬉しいよね」


そしてドラマーのDave Rowntreeはこう語っている。「ここ数年の混乱の後、夏の日にロンドンで一緒に曲を演奏するために戻ってくるのは素晴らしいことだ。そこで君に会えることを期待している」


ブラーの最新アルバム『ザ・マジック・ウィップ』は2015年に発売された。アルバーンは2月にゴリラズとの新作『クラッカー・アイランド』のリリースを控えており、同月にはコクソンが元シンガーソングライターのローズ・エリナー・ドーガルとのプロジェクト、THE WAEVEのデビューアルバムを発表する予定である。Rowntreeのソロデビュー作『Radio Songs』は1月にリリース予定です。

 

New Order

 New Orderは、1985年の3rdアルバム『Low-Life』のDefinitive Editionを1月27日にRhinoからリリースする予定です。その発表に伴い、シングル "The Perfect Kiss "の未発表初期バージョンが到着した。


このコレクションは、2xCD、2xDVD、1xLPのパッケージで、新たに明らかになった楽曲、当時の貴重な音源や映像資料、ハードカバーの本、アルバムのオリジナルグラフィック・アーティストであるPeter Savilleによる新鮮なスリーブデザインなどが収録されています。CD付録には、"The Perfect Kiss"、"Sooner Than You Think "などの定番曲のライティング・セッション音源、"Love Vigilantes"、"Sub-Culture "のインストゥルメンタル音源を収録しています。


さらに、DVDには1985年にベルギー、オランダ、カナダで行われたコンサートの未発表映像や、同年の東京公演、マンチェスターのThe HaciendaでBBCが主催したWhistle Testでの演奏など、ほとんど出回っていない音源が収録されています。

 

レコード盤にはSavilleがデザインしたオリジナルのヘビーウェイト・トレーシングペーパーが付属し、48ページの回顧本には未公開写真とメンバー全員の新しいインタビューが掲載されています。


また、バンドのウェブサイトでは、特別な12インチレコードが独占販売されている。ミラースリーブの透明ビニールでプレスされた "The Perfect Kiss "の限定版と、黒無地のレーベル無しスリーブでデザインが新しくなった12インチ "Sub-Culture "が含まれ、どちらもアルバムのたった2枚のシングルのプロモーションのためにバンドから出された、オリジナルの未発表仕様になっている。

 

Savilleは声明の中で、ミラーのデザインは1985年に実現しなかったビジョンであり、「それ以来、私はそれを見たいと思っていた」と話しています。オリジナルのコンセプトは、ミニマル/ポップアートのスタイルで、口紅の反射する魅力(re: 'Perfect Kiss')を想起させるものでした。この形の'The Perfect Kiss'は変幻自在で、ファンやコレクターにとって必需品となるだろう」

 


New Order  『Low-Life (Definitive Edition)』

 


 

Label: Rhino

 

Release:2023年1月27日



Tracklist:



CD 1: Low-Life
01. Love Vigilantes
02. The Perfect Kiss
03. This Time of Night
04. Sunrise
05. Elegia
06. Sooner Than You Think
07. Sub-Culture
08. Face Up

 

The 1975 /The Tonight Show Starring Jimmy Fallon


The 1975が11月10日(木)、米国のトーク番組”The Tonight Show Starring Jimmy Fallon”に出演し、シングル「I'm in Love With You」を披露しました。その模様は下記でご覧いただけます。


The 1975は現在、最新アルバム『Being Funny in a Foreign Language』を引っさげてのアメリカでのツアーを行っています。本作には「I'm in Love With You」に加え、先行シングル「All I Need to Hear」、「Happiness」、「Part of the Band」が収録。先月、バンドは、BBC Radio 1の”Live Lounge”に出演し、Take Thatの「A Million Love Songs」のカヴァーを披露しています。

 

The Arcs ©︎Alysse Gafkjen


 米国のガレージロックバンド、The Arcsが、新作アルバムElectrophonic Chronic』からの第2弾として「Heaven Is a Place」を公開した。リードトラック「Keep On Dreamin」に続き、Robert "Roboshobo" Schober監督によるビジュアルが公開された。以下よりご覧ください。


『Electrophonic Chronic』は、Dan Auerbach率いるグループの2015年のデビュー作『Yours, Dreamily』に続く作品で、バンドメイトのRichard Swiftが亡くなってから初のアルバムとなる。アウアーバックのイージーアイ・サウンドから1月27日にリリースされる予定となっている。


©Vincent Guignet


デトロイトが生んだ世界的なロックスター、Iggy Pop(イギー・ポップ)は、Andrew Wattがプロデュースを手掛けたニューアルバム『Every Loser』を、Andrew Wattの主催するAtlanticの傘下に当たるレコード・レーベル”Gold Tooth Records”から2023年1月6日にリリースすると発表しました。


今作には、メインプロデューサーのアンドリュー・ワットのほか、故、テイラー・ホーキンス、トラヴィス・バーカー、チャド・スミス(Red Hot Chilli Peppers)、ストーン・ゴッサム(Pearl Jam)、ダフ・マッケイガン(Guns 'N Roses)、Jane’s Addictionのメンバーのデイヴ・ナヴァロとエリック・エイブリー、元ジェーンズのメンバーのクリス・チャニー、元RHCPメンバー/Pearl Jamのツアーメンバーであるジョシュ・クリングホッファーといった新旧の著名なロックアーティストがバックミュージシャンとして勢揃いした注目作である。

 

イギー・ポップの新作アルバム『Every Loser』には、最近のシングル「Frenzy」を含む11曲が収録されています。「Frenzy」は下記からチェックしてみてください。

 

 

 

Iggy Pop 『Every Loser』 

 


Label: Gold Tooth

Release: 2023年1月6日 

 


Tracklist:


1.Frenzy

2.Strung Out Johnny

3.New Atlantis

4.Modern Day Rip Off

5.Morning Show

6.The News For Andy

7.Neo Punk

8.All The Way Down

9.Comments

10.My Animus Interlude

11.The Regency


 

 

Steve Mason ©︎Tom Marchark

 元ベータバンドのフロントマン、Steve Mason(スティーヴ・メイソン)が5枚目のソロアルバム『Brothers & Sisters』の詳細と、Javed Bashirをフィーチャーしたリードシングル「No More」を公開しました。

 

新作アルバムは2023年3月3日にDouble Sixよりリリースされます。新曲のMV,アルバムのアートワークとトラックリストは以下をご覧ください。


Tev'nと共同プロデュースしたBrothers & Sistersは、Javed Bashir、Jayando Cole、Keshia Smith、Connie McCall、Adrian Blake、Kaviraj Singhが参加している。私にとっては、このレコードはBrexitに対する大規模な抗議です」と、メイソンはプレスリリースで説明しています。

 

「移民がこの国にもたらしたもので、賞賛されないものは何もない。移民がいなかったら、この国がどうなっていたか想像できますか? つまり、どうなっているかということです。コーニッシュ・パスティ、モリス・ダンス?」


「この曲は帝国主義についてであり、私の他の作品と比較すると微妙な方法で、歌詞と音楽の組み合わせを通してオーストラリア、分割、アフリカを参照している」と彼は「No More」について付け加えた。

 

「これらの文化や人々の魂が、何世代にもわたって利益を得たり、その破壊に関与した家族に取り憑いているのを想像するのが好きなんだ」

 

 

 

 

 

Steve Mason 『Brothers & Sisters』



Label: Double Six

Release Date: 2023年3月3日



Tracklist:


1. Mars Man

2. I’m On My Way

3. No More

4. All Over Again

5. The People Say

6. Let It Go

7. Pieces Of Me

8. Travelling Hard

9. Brixton Fish Fry

10. Upon My Soul

11. Brothers & Sisters



 

Phoenix ©Shervin Lainez

 

フランスのロックバンド、Phoenixが新作アルバム『Alpha Zulu』を11月4日にLoyaute/ Glassnoteからリリースしました。


パリ近郊のヴェルサイユで幼馴染を中心に結成されたフェニックス。2000年デビュー・アルバム『UNITED』を発表し、ロックやソウルをエレクトロニクスを絶妙に融合させたポップ・サウンドが話題となった。エールやダフト・パンクと並び新世代パリ・シーンを代表するバンドとして一躍有名となる。
 

2009年に4作目のアルバムとしてリリースした『WOLFGANG AMADEUS PHOENIX』は、第52回グラミー賞で「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞、これはフレンチ・アーティストによる初の受賞だったこともあり、大きな話題となって世界的な人気を確立した。2013年、2017年とコンスタントにアルバムリリース、ここ日本にもフェスや単独で複数回来日公演を行っている。

 

 フェニックスは、2020年のCOVID-19パンデミック時に、パリのルーヴル宮殿内にある装飾美術館のスタジオでアルバム『Alpha Zulu』のレコーディングを開始した。ローラン・ブランコウィッツは、誰もいない美術館で「何もないところから何かを生み出すのは素晴らしい冒険だと感じた」と語っている。

 

クリスチャン・マザライは、ルーブル美術館のように、「美しすぎる」ものに囲まれながら何かを作るという懸念にもかかわらず、「音楽制作を止めることができなかった」し、最初の10日間で『Alpha Zulu』のほとんどすべてを書き上げたと述べる。 さらに、本作は、2019年に亡くなったバンド、Cassiusのフィリップ・ズダールからインスピレーションを受けている。

 

新作アルバム『Alpha Zulu』のリリースに際して、バンドは以下の次のようなコメントを行っています。


「私たちは、私たちを助けてくれたすべての人々に感謝し、この作品を作っている間、とても寂しかったけれども、いつも、そこにいてくれた人に捧げたいと思います。(今作を)フィリップ・ズダールに捧ぐ」



 


フィービー・ブリッジャーズが、2020年にマギー・ロジャースと共演したグー・グー・ドールズの「アイリス」のカバーをBandcampで24時間限定で再リリースしました。

2年前、2020年11月、ブリジャーズは、マギー・ロジャースをフィーチャーしたグー・グー・ドールズの「Iris」のカバーをBandcampで24時間限定でリリースし、収益をステイシー・エイブラムスのフェアファイト(全米投票権団体)に寄付した。今日(11月4日)、BridgersはBandcampでこのカバーを24時間限定で再リリースし、今度はBrigid Allianceに収益金を寄付を行う。


先週、ブリジャーズはアンドリュー・バードの「I felt a Funeral, in my Brain」という曲に参加しました。この曲は、エミリー・ディキンソンの同名の詩を再構築したものです。

 

Jack White

 米国のロックシンガー、Jack Whiteが、今年7月にリリースした二部作のうちの二作目となるアルバム『Entering Heaven Alive』から「A Tip From You To Me」のライブ・パフォーマンス映像を公開した。

 

このビデオは、現在も行われている「Supply Chain Issues Tour」でのホワイトのパフォーマンスを収録。このビデオと、ホワイトの今後のツアー日程の全リストは、以下よりご覧ください。

 

©︎Sharon Latham


  本日、Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)は、”High Flying Birds”名義のニューシングル「Pretty Boy」を発表しました。この曲は、The SmithsのJohnny Marr(ジョニー・マー)をゲストに迎えて制作された。


 この曲は、シンセやドラムマシンを駆使したプロダクションの中で、5分間に及ぶ緊張感のあるグルーヴを持続させている。また、ノエルの歌詞は相変わらず抽象的であり、("Can you delete my number?"、"I wanna get me free? ")と歌われ、ジョニー・マーがカスケード・ギターでドラマを盛り上げます。I wanna get me free / I wanna change my star sign / Because it don't suit me」)、キラーフックをバックに、曲は徐々に盛り上がりをみせていく。


 久しぶりのシングル「Pretty Boy」は、ノエル・ギャラガーがロンドンに所有するスタジオで、共同プロデューサー、ポール・"ストレンジボーイ"・ステイシーと共にレコーディングされた。元旦にリリースされた 「Trying To Find a World That's Been and Gone: Part 1」のデモ・バージョンに続くシングルとなる。この曲がニュー・アルバムに収録されるかは現時点では不明のようです。

 

 

ノエル・ギャラガーはオアシスから離れた後、2010年にハイ・フライング・バーズを結成し、これまでに3枚のアルバムと数枚のEPをリリースしている。 タイトル未定の新作は、2017年の『フー・ビルト・ザ・ムーン』に続く作品となる。


ギャラガーは、来年のツアー計画をまだ明らかにしていないが、12月2日にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで行われる伝説のアーティスト、サー・ピーター・ブレイクの90歳の誕生日トリビュートに参加する予定。マッドネス、ザ・フーのロジャー・ダルトリー、プリテンダーズのクリッシー・ハインド、ポール・ウェラー、バクスター・デューリーも参加する。

 

We Are Scientists ©︎Dan Monick


 来年、1月20日に100% Recordsよりリリースされる8thスタジオ・アルバム「Lobes」に先駆け、UKのロックバンド・We Are Scientistsがニューシングル「Less From You」をリリースしました。


「クローブタバコやマリリン・マンソンの音楽も受け入れていた、お馴染みのバカな10代の時期についてだ」とキース・マレーは説明する。

 

「私の人生には、偏屈ことがクールだと思っていた時期が確かにあった。友情、愛、イギリスのホテルの地下で飲んだ思いがけないマイタイなど、様々なことについて、自分の悲観主義が間違いであることが何度も証明されたから、大人になっても、その全開の皮肉な見通しを維持することは不可能だった。確かに、悲観論を削ぎ落としたことで、自分の腐ったような期待を裏切るという独特の喜びを味わえなくなったが、”Less From You”は、すでに高い期待を超えているという大きな喜びを謳歌している」


「この曲のベースパートは、ぜひとも僕らのMoog Voyagerで演奏してほしかった。素敵な太いシンセベースは、パーティにスレイズを加えるのに最適な方法だと感じた」さらに、Chris Cainは付け加える。

 

「最終的には、Moogとベースギターのブレンドがベストなサウンドになったんだけど、ライブではダンスブレイクの代わりにこのベースパートを実際に弾くことになるんじゃないかと心配している」

 

 

Via The Beach Boys「Sail on Sailor」Artwork



 ビーチ・ボーイズが、1972年のホランド・セッションで録音された未発表曲 "Carry Me Home "を公開した。「Carry Me Home」はDennis Wilsonが作曲・プロデュースした曲で、ベトナム戦争で死んでいく兵士のことが歌われている。


この曲は、ビーチ・ボーイズの『Sail On Sailor - 1972』ボックスセットに収録される予定で、105曲のうち80曲が未発表曲となっています。


"Carry Me Home "はシングルとして現在発売中。The Beach Boysの『Sail On Sailor - 1972』ボックスセットは12月2日にCapitol Records/UMから発売される予定です。

 

 

Patti Smith


 Patti Smith Groupが1978年に発表した3rdアルバム『Easter』のエンディングA面として収録されていた曰く付きの曲 "Rock and Roll N*****" が、Spotify、Apple Music、Tidal、Amazon Musicなどのストリーミング・サービスから静かに消去したことを、Rolling Stoneが最初に報じている。

 

Patti Smith Groupが1978年に発表した『Easter』

元来、"Rock and Roll N*****"は、この蔑称を人種的な文脈から遠ざけようとし、ジミ・ヘンドリックス、ジャクソン・ポラック、イエス・キリスト、そして、 "おばあちゃん "を含むアウトサイダーの人物を表現しようと試みたものである。"I was lost and the cost, and the cost didn't matter to me. "とスミスは歌っている。"私は迷子で、その代償は社会の外に出ることだった"


スミスも、この曲の共同作曲者であるギタリストのレニー・ケイも、この決定についてコメントを出していません。しかし、スミスはこの曲のリリース以来、この中傷の使用を擁護しており、イースターのライナーノーツにこう書いている。

 

「N*****r no invented for color it was MADE FOR THE PLAGUE. 言葉(アート)は再定義されなければならない-すべてのミュータントと、眉毛と扁桃腺を持たずに生まれた新しい赤ん坊たち...古典的な形式を超えて拡張するすべての人間はn*****rである」


パティ・スミスは、1996年のローリング・ストーン誌のインタビューで、自分の言葉の使い方を擁護し続けた。"ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチをn*****と呼ぶこともできた。宮殿のために芸術を創造したが、裏口から入ってこなければならなかった人々だ "と彼女は言った。"ベートーベンは宮殿の表玄関から入ってくることは許されなかった"。


スミスは2019年までライブでこの曲を演奏し続けている。現在、マリリン・マンソン、エシャム、オキシダント、トレント・レズナーのリミックスなど、この曲のいくつかのカバーがストリーミングで利用できる状態で残っている。

 

Iggy Pop & Andrew Watts ©︎Danny Clinch

 デトロイトが生んだ世界的なロックスター、Iggy Popが新曲「Frenzy」をAndrew WattsのAtlantic Records傘下のGold Toothからリリースしました。

 

アンドリュー・ワッツはこの曲のプロデュースとギター/バック・ヴォーカルを担当し、ベースにはGuns N' RosesのDuff McKagan、ドラムにはRed Hot Chili PepperのChad Smithが参加しています。以下、試聴をどうぞ。


「アンドリューとゴールドトゥースはそれを理解してくれていて、昔ながらの方法で一緒にレコードを作ったんだ」とポップはゴールドトゥースとの契約を発表した際に語っている。"プレイヤーは子供の頃から知っている奴らで、音楽は君を打ちのめすだろう。素晴らしい一日を過ごしてくれ"


新曲について、Iggy Popはこう語っている。"ソシオにつきまとわれるのは、血を燃やすのに最適な方法なんだ。"


Apple Music 1でのZane Loweとの新しいインタビューで、アンドリュー・ワッツはイギー・ポップとの仕事について語り、2019年のアルバム『Free』に続く作品を予告している。Every Loser』と題された新作について、ワッツはこう語っている。


「アグレッシブなアルバムなんだ。それに、美しいバラードなんかも入っているんだ。イギーの歌い方がね。歳をとるというのは美しいことだと思うんだ」

 

「だから、多くの人が "歳をとったことを隠したい "と思っている。あるいは、それを聞かせない、見せないようにする。でも、このアルバムにはそれがない。彼の歌声はリバーブではなく、目の前にあり、彼の人生の痛みと年月を聴くことができます。彼の声がどのように捉えられているか、本当に誇りに思っています。それがすべて彼なんだ。私たちはただレコードを押しているだけです。でも、過去のものをやろうとはしていないんだ。これは2022年の今のイギーなんだ。そして、本当にクールなものを作ったんだ。僕のレーベルからリリースされる最初の作品なんだ。


今年初め、Iggy PopはLeonard Cohen(レナード・コーエン)の「You Want It Darker」のカヴァーを公開した。