結成直後にリリースした「Twilight」は、自主盤にも関わらずタワーレコード・オンラインのJ-POPシングルウィークリーTOP30にランクインするなど異例のヒットを記録し、更には関⻄の新人アーティストの登⻯門として知られるeo Music Try 20/21において、結成1年目にして1,279組の中から準グランプリに選出された。2021年4月28日にリリースした初のEP「BORN」では、オルタナ/グランジからネオアコ、シューゲイズまで、幅広い音楽性を取り入れながら瑞々しいポップセンスに落とし込み話題を呼んだ。今、勢いに乗る注目の新世代バンドであるとの説明がなされている。
オープニング・トラック「Skyline」から、青春味のあるサウンドが全面展開され、バンドは初見のリスナーの心をしっかり捉えてみせている。ボーカルについては、Mass Of Fermenting Dregsを彷彿とさせるものがあるが、MOFDがよりバンドサウンドそのものがヘヴィネスに重点が置かれているのに対して、Subway Daydreamの方は、サニーデイ・サービスの90年代のネオ・アコースティック時代のサウンドに近い青春の雰囲気に充ちたサウンドを押し出しているように思える。そして、ボーカルのメロディに関してはパワー・ポップに近い甘さもあり、メロディーの運びのファンシーさについては、JUDY AND MARRYの全盛期を彷彿とさせる。それに加え、サビでの痛快なシンガロング性についてはパンチ力があり、ロックファンだけでなくパンク・ファンの心をも捉えてみせる。そして、このバンドのキャラクターの核心にあるものは、ツインボーカルから繰り広げられる音楽性の多彩さ、そして、ハイレンジのボーカルと、ハスキーなミドルレンジのツインボーカルなのである。これらの要素は、パンキッシュなサウンドの中にあって、バンドサウンドに「鬼に金棒」ともいうべき力強さをもたらしている。
昨日、ネット上にAphex Twinに関連する190823.co.ukというURLが現れたことをご存知だろうか。実は、このウェブサイトのアドレス、ロンドンのヴィクトリア・パークで開催される「Field Day 2023」の開催日である8月19日と一致しており、ウェブサイトには「London」の文字とOsの文字の中にアーティストのロゴが描かれています。この事について、海外の大手メディアを中心に、エイフェクスが4年ぶりのライブを開催するのではないかという期待が高まっている。
これらの楽曲は、前作『Here Comes The Cowboy』の音楽性を引き継ぎ、そして、アコースティック・ギターとシンセを中心に組み立てられています。ほかにもリコーダーのような吹奏楽器、それから、おもちゃのカスタネットが登場したり、このアーティストらしいユニーク性が漂う。デモ曲のように気安く書かれ、ラフなミックスがほどこされているため、ローファイ感も満載です。そして、スロウ・テンポのインディー・フォークをアシッド・ハウス的に解釈しているあたりが、いかにもマック・デマルコらしい作品と呼べるでしょう。
2021年にロンドンの”180 The Strand”で行われた、音、光、データによる池田亮司のインスタレーション展で注目を集めた「point of no return」が、現在、ベルリンのエスター・シッパーに登場しています。当時、池田亮司さんは、この作品について「”point of no return”はとてもシンプルで、とても強烈な作品です」と説明しています。「壁に黒い円を描いて、その周囲に光を投射することで、その黒さが強調される。常に発光しているような感じがして、ちょっと怖くなる。圧倒されます」
『Big Picture』は、リリーの2020年発表のセカンド・アルバム『BREACH』に続く作品となる。このアルバムは彼女のブリストルのアパートで書かれ、ブラッド・クック(Waxahatchee, Kevin Morby, Snail Mail)のダーラムのスタジオで共同プロデュースされたものである。Big Pictureには、Christian Lee Hutson(ギター)、Katy Kirby(ボーカル)も参加し、ミキシングはJay SomのMelina Duterteが担当した。また、オープニング曲は、「Map of Japan-日本の地図」と銘打たれています。
デビュー・アルバム『When I Have Fears』で一定の人気を獲得し、同郷のFontaines D.C.やアイドルズが引き合いに出されることもあったザ・マーダー・キャピタルですが、実際のところ、ファースト・アルバムもそうだったように、硬派なポスト・パンクサウンドの中に奇妙な静寂性が滲んでいました。同時に、それは、上記の2つの人気バンドには求められない要素でもあるのです。
そして、今作において、ボーカルのジェイムス・マクガバンの歌詞や現代詩の朗読のような前衛的な手法に加えて注目しておきたいのが、ギターを始めとするバンド・サウンドの大きな転身ぶりです。実際、ザ・マーダー・キャピタルは、デビュー・アルバムで、彼ら自身の音楽性に停滞と行き詰まりを感じ、サウンドの変更を余儀なくされたといいますが、2人のギタリスト、The Damien Tuit(ダミエン・トゥット)とCathal Roper(キャーサル・ローパー)は、FXペダルとシンセを大量購入し、ファースト・アルバムのディストーション・ギター・サウンドからの脱却を試みており、それらは、#2「Crying」で分かる通り、フレーズのループにより重厚なロック・サウンドが構築されています。その他、このシンセとギターを組み合わせた工夫に富んだループ・サウンドは、アルバムの中でバンド・サウンドとして最もスリリングな「The Lie Become The Shelf」にも再登場。そして、この曲の終盤では、明らかにデビュー・アルバムには存在する余地のなかったアンサンブルとしてのケミストリーの変化が立ち現れるのです。
王道のハード・ロック・サウンドはもちろん、「I WANNA BE YOUR SLAVE」、そして、フォー・シーズンズの「BEGGIN'」を始めとするポピュラーなアンセム・ソングを聴くと分かる通り、彼らのサウンドアプローチは前作よりも広がりをみせています。「I WANNA BE YOUR SLAVE」のリミックスで歌っているイギー・ポップ、Rage Against The Machineのギタリスト、Tom Morello(トム・モレロ)は『RUSH』の最新シングル「GOSSIP」でフィーチャリングしている。
今回、アルバムのファースト・シングル「Welcome to My Island」の2つのバージョンのリミックスをポラチェクは公開している。Charli XCX、The 1975のGeorge Danielがリミックスを担当している。また、ポラチェクは、UKのエレクトロ・トリオ、PVAによる同曲のリミックスも同時に公開しています。
Evi Vine(エヴィ・ヴァイン)は、「私たちは一度も会ったことがないのに、パワフルで美しく、天を衝くようなものを作ることができると、心の中ではわかっていました」と言います。「私たちは、確かなものに囲まれて、繰り返しの中で人生を過ごしています。理解したと思っていることを脇に押しやることも時には重要です。予期せぬ時に変化が訪れ、私たちは迷うのですからね。」
「Mother Tongue」
Silver Moss 『Black Bay』
Label: Bella Union
Release: 2023/4/21
Tracklist:
1. Henry 2. The Eternal 3. Mother Tongue 4. Gaelic Psalms 5. Hello Doom 6. Sedna
近年、Makaya McCraven, Whitney, Circuit des Yeux, Claire Rousay等と仕事をしているシカゴのチェリスト兼作曲家のLia Kohl(リア・コール)が、2枚目のアルバム制作完了を発表した。
『The Ceiling Reposes』は、2023年3月10日にAmerican Dreams Recordsから発売される。さらに、この告知と併行して新曲「sit on the floor and wait for storms」が発表されました。この曲は、コールによると「天気予報の断片が含まれており、それを書き起こすと、素敵で奇妙な小さな詩の骨格になる」という。
『The Art of Forgetting』は、3月24日にNew West Recordsからリリースされる予定だ。このシンガーソングライターは、新曲「Miami」を公開し、Sam Bennett監督によるビデオでは、Massima Belと一緒に自分自身を演じるという内容になっている。この曲は、Sam Bennettが監督したビデオに収録されており、ローズは、Massima Belと一緒に自分自身を演じています。