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Steve Aoki

二度のグラミー賞のノミネート経験を持つ、アメリカ国内、及び、海外で絶大な人気を誇るDJ、Steve Aokiは、6月10日、オルタナ/エモシーンの大御所、Taking Back Sundayとのコラボレーション曲「Just Us Two」をリリースしました。シングルリリースに併せて、ミュージックビデオもプレミア公開されています。

 

この新曲「Just Us Two」について、スティーヴ・アオキ、そしてレーベルのスタッフは以下のように説明しています。

 

「私は、人生に対する全く異なる考えを持つ人とパートナーを組むというアイディアが大好きです。ファション、テクノロジー、アート、カルチャーなど、私がやっていることは、ほとんど全て何らかのコラボレーションなのです」と、アオキが語るように、 全ての核となる彼の音楽もすべてコラボレーションによって生み出されている。BTS,ウィル・アイ・アム、リンキン・パーク、ダディ・ヤンキー・・・、挙げればきりがないほど多彩なアーティスト、様々なジャンルを彼の主戦場であるEDMに持ち込んで融合してきたスティーヴ・アオキの音楽は、彼の生き方そのものである。

 

「Just Us Two」も、まさにそのようなコラボレーションによって誕生した。アメリカの世界的なロックバンド、Taking Back Sundayとタッグを組み、EDMの枠に収まりきらない壮大なオルタナティヴ・ロックな楽曲に仕上がっている。疾走感のあるロックサウンドをベースに、過去の恋人との思い出を綴った切実な歌詞を力強く歌い上げるアダムのボーカル、中毒性のあるエレクトリックギターのアクセント。

 

共に歌いたくなるようなTaking Back Sundayらしいポップさがキラリと光るナンバーで、スティーヴ・アオキの芸術性と完成度の高さを見事に表現した一曲。今年の夏のアンセムソングとなることは間違いなし!!


また、シングルリリースと同時公開されたミュージックビデオについては、不気味なモーテルで「Just Us Two」の演奏が響き渡る中、アーティストが疾走し、電波とテレビ画面の中のゲストを驚かせるという内容です。

 

こちらも魅力的なミュージックビデオとなっておりますので是非、以下でチェックしてみて下さい。






Steve Aoki &Taking Back Sunday「Just Us Two」

 

 



リリース: 2022年6月10日(金)


レーベル: ASTERI ENTERTAINMENTION(アステリ・エンターテインメント)

 

形態: ストリーミング&ダウンロード

 

ストリーミング/ダウンロード: https://steveaoki.lnk.to/JustUsTwo

 

 

 

 

 Steve Aoki ープロフィールー

 

マイアミ生まれ、カルフォルニア育ち。グラミー賞に二度ノミネートされている音楽プロデューサー。世界的に活躍するスーパースターDJ。本名はスティーヴ・”ヒロユキ”・アオキ。

 

1977年11月30日生まれ。元オリンピック日本代表レスリング選手、ロッキー青木を父に持ち、 モデル/ハリウッド女優のデヴォン青木を妹に持つ名家に生まれる。

 

1996年19歳の若さでインディーレコード・レーベル「Dim Mak」を設立。一年の365日中、300日がツアーという過密なスケジュールをこなしながら、音楽プロデューサー、DJ,レーベルオーナー、ファッションブランドのマスターマインドなど多岐に渡り活躍している。

 

米「フォーブス」誌が選ぶ 「世界DJ長者番付」で三年連続トップ5にランクイン。また、イギリスの人気クラブDJ雑誌「DJ MAG」の「世界人気DJランキング」でも六年連続トップ10入りを果たす。さらに、「Neon Future」(2014年)「Neon Future Ⅲ」(2018年)では、全米チャート一位獲得する。

 

2019年はUltra Japanのヘッドライナーとして来日したほか、全世界で合計210本のライブを敢行している。

 

 


 

グリセルダのラッパー、Benny The Butcherはテキサスのバッファロー出身です。バッファローでは最近、人種差別を目的とした犯人がスーパーマーケットで10人(全員黒人)を殺害する事件が発生しました。

 

この事件をはじめ、アメリカでは恐ろしい銃乱射事件が相次いでおりますが、Bennyは、新曲 "Welcome To The States "のPVを公開しました。


この曲は、ケンドリック・ラマーの最新作『Mr. Morale & The Big Steppers』の収録曲で、ケンドリックが女優のテイラー・ペイジと罵り合いを演じた「We Cry Together」のビートに乗せて彼がラップしているものです。「憎しみの上に形成されたイデオロギー」とBenny The Butcherは情熱的にラップしています。「今じゃ、皮肉なことに、食料品店も安全じゃないんだ」


"Welcome To The States "はベネフィット・ソングの一環として書かれており、全米犯罪被害者弁護士協会、バッファロー・サバイバーズ・ファンドなどの団体に寄付するよう呼びかけをするためリリースされました。ベニーのブラック・ソプラノ・ファミリーも同じく「Pray For Buffalo」Tシャツを販売し、売り上げの100%を「Buffalo 5-14 Survivors Fund」に寄付する予定になっています。


YouTubeの映像では、この曲のビデオに、ベニー・ザ・ブッチャーからのこんなメッセージが添えられています。


2022年5月14日、バッファローのコミュニティは、ジェファーソン・アベニューにあるトップスフレンドリーマーケットで銃を乱射して、10人が死亡、3人が負傷するという悲惨な暴力行為に見舞われました。多くの人が、どのように支援すればいいのかについて尋ねていました。ナショナル・コンパッション・ファンドは、TOPSと協力して、この痛ましい悲劇に影響を受けた人々に直接資金援助を行うため、「バッファロー5/14サバイバーズ・ファンド」を設立しました。


この映像は、今年に入ってから、米国で発生した銃乱射事件の数(6月1日現在で少なくとも233件)という驚異的な数字を含む別のメッセージから始まっています。曲と映像は、以下よりご覧いただけます。

 

 

 

NIki 

 

米国に活動拠点を置くインドネシア出身のシンガーソングライター、NIKIは、セカンド・アルバム『Nicole』のリリースの発表に続いて、2022年第1弾シングル「Before」の配信を開始しました。新曲「Before」は、11月の88risingのアルバム『Head In The Clouds 3』収録曲「Split」に続くベッドルームポップで、Isaac Ravishankaraが監督したビデオも同時に公開されています。


NIKIは2020年のデビュー・アルバム『Moonchild』に続くセカンド・アルバム『Nicole』を8月にリリースする予定となっている。


今週初めにインスタグラムで、NIKIは、今度のレコードについて、「このプロジェクトは間違いなく、私がアーティストとして作った中で最も好きなアルバムです。若い私と今の私が出会ってつるみ、一緒に爆発する場所となった。このプロジェクトを取り巻く全ての環境に対して、私がどれだけ誇りに思っているかは、どんな言葉でも十分に伝えることはできません。(詳しくは後ほど...)そして、NIKIらしく、その結末からお話しさせてください。ネタバレ: めでたしめでたしではありません。 

 

 


NIKIのシングル "Before "は現在発売中です。アルバムのコンセプトについては、さり気なくネタバレがされていますが、彼女はまだ、Nicoleのアルバムの具体的なリリース日を共有していません。

 

Cafuné. Credit: Noah Falge




ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターSedona Schatとライター・プロデューサーのNoah Yooによるデュオ、Cafunéが、新たにElektra Recordsと契約を結びました。Natia Sopromadzeがプロデュースし、Crux Animation StudioのFrederick Venetが監督した「Tek It」のアニメーション・ミュージックビデオが公開されました。下記よりご覧ください。


2019年にリリースされた「Tek It」は、カフネの2021年のデビュー・アルバム『Running』に収録されている。この曲は、最近、全世界で4500万回のストリーミングを記録し、ビルボードのBubbling Under Hot 100チャートでトップ5入りを果たし、バイラル盤として再発されている。また、Cafunéは、今後、CHVRCHESの北米ヘッドライン・ツアーでサポートを務めることも発表されています。

 

 

 



数ヶ月前から新作の発表があると憶測を呼んでいたニューヨークのロックバンド、Yeah Yeah Yeahs(ヤー・ヤー・ヤーズ)が、Perfume Geniusをフィーチャーした新曲「Spitting Off the Edge of the World」のミュージックビデオ公開に合わせて、ニュー・アルバム『Cool It Down』を発表しました。


ファン待望の新作アルバムは、Secretly Canadianから9/30にリリースされる予定です。Pre-saveはこちらでお願いします。

 

Dave Sitekがプロデュースしたニューシングルは、Yeah Yeah Yeahsの同レーベルとの契約に署名後のデビュー作であり、オリジナル曲は、2013年の『Mosquito』以来となります。Cody Critcheloeが監督した「Spitting Off the Edge of the World」のPVにつきましては下記でご覧ください。


「Cool It Down」は、VUの1970年のアルバム『Loaded』の一曲とタイトルが同じです。声明の中で、Yeah Yeah YeahsのボーカリストのKaren Oは、次のように語っています。


ずっと待ってくれていた皆さん、親愛なるファンの皆さん、ありがとうございました。

 

前作から9年間、私たちがどれだけのことを経験してきたか、言うまでもありません。なぜなら、みなもそれを経験してきたからです。そして、私たちが作った音楽からフィーリングを感じ取ってほしい。フィーリングから逃げることはない、最近、私たち全員を襲っていることから手を引くこともない。そう、私たちは時間をかけてこのアルバムをじっくり作り上げました。

 

 

 

 ウィル・バトラーは、「WE」のレコーディング終了後、3月にアーケードファイアを電撃脱退し、ファンに大きな驚愕を与えましたが、ウィル・バトラーは、バンドの脱退後、最初のシングル「A Stranger's House」「Near To Three」を発表しました。二曲のシングルは、Superchunkのマック・マコーンが主宰するレーベル”Merge Records"からリリースがされています。

 

また、バトラーは、この夏、2019年以来となるツアーを開催する予定で、8月11日のマサチューセッツ州ケンブリッジを筆頭に7公演を行う予定です。今回公開された2つのシングルは、バトラーが兄のウィンが最初の前身となるバンドを結成してから数年後加入を果たしたアーケイド・ファイアの音楽性を引き継いでいる。「A Stranger's House」「A Near To Three」にはバトラーのコアバンドである、サラ・ドブス、マイルズ・フランシス、ジョニー・ショア、ジュリー・ショアが参加、2020年にリリースした「Generation」にもゲストとして関わっている。


ウィル・バトラーは、Twitterの公式アカウントを通じて、2つの新曲について説明を行っており、「A Stranger's House」のミュージックビデオには過激性が込められている。「A Near To Three」は、ゴシックのリリックだ。どちらも僕にとっては重要な曲なんだ、と述べています。

 

ウィル・バトラーは、先日リリースされた「WE」のレコーディングには参加していたものの、NYのバワリー・ボールルームでのライブの直後、突然バンドから脱退し、その後、Twitterで公式声明を公開しました。アーケード・ファイアの脱退の理由について、彼は、この二十年で、自分自身が変化したことや、そして、バンドの音楽性が変わったこと以外の切実な理由はない、と説明しています。 さらに、バトラーは、アーケード・ファイアでやるべきことはやった、新しいことに挑戦する時機が来た、と、前向きなコメントを残しています。今後の活動にも注目していきたいところです。

 

 

 「A Stranger's House」

 


 


UKモダンソウルグループとして英国内で根強い人気を誇るJungleが、2021年のアルバム『Loving In Stereo』以来となるツイン・シングル「Good Times」「Problemz」を発表しました。


Joshua Lloyd-Watson(ジョシュア・ロイド・ワトソン)、Tom McFarland(トム・マクファーランド)からなるファンク&ソウル・ダンスユニットJungleは、5月30日、暑くなる季節にむけて、2枚のシングル曲を公開しました。今回、リリースされた2曲のミュージックビデオは、2人の長年のコラボレーターである、JFC Worldwide (Charlie Placido and J. Lloyd)によって監督されました。アムステルダムのダンスグループ、Ghetto Funk Collectiveが出演しています。

 

 

 

Mush


英国・リーズのインディーロックバンド、Mushは7月8日に発売予定の2ndアルバム「Down Tools」収録の先行シングル「Northern Safari」を公開している。

 

このシングルは、1970年代のポスト・パンク調の鮮烈な印象を持つ。捻くれたアートパンクでありながら、ディスコ寄りのダンサンブルさも込められている。以前には、先行シングルとして「Get On Yer Soapbox」も公開されている。

 

バンドのフロントマンのダニエル・ハインドマンは、この魅力的なニューシングル、そして、新作アルバムについて、以下のように端的に説明してくれている。

 

私たち全員が一緒にミーアキャットを観に熱帯の世界に行った時のことを歌っています。ダウンツールは間もなく発売されます。これまでの多くの方々のサポートに感謝します!!

 

 




Mush 「Down Tools」

 

 

Label: Memphis Industries

Release: 2022年7月8日


Tracklisting

 

1.Grief Theif

2.Karoshi Karaoke

3.Get On Yer Soapbox

4. Human Resources

5.Northern Safari

6.Dense Traffic

7.Ink Block & the Wedge

8.Group Of Death

9.Groundswell

10.Interlude

11.Burn,Suffering!

12.Down Tools


 

Listen/Stream on bandcamp


 

Ganser

 

2018年にデビューアルバム「Odd Talk」をリリースした、シカゴのポスト・パンクバンド、Ganserは、10月5日に新しいEP「Nothing You Do Matters」のリリースを発表しました。



バンドは、2020年の「Just Look At That Sky」でMia Clarkeとコラボレートした後、LiarsのAngus Andrewと共に、この新作EPのレコーディングに取り掛かっています。

 

EPのオープニングトラックとして収録されるのは、「People Watching」です。この先行シングルのリリースと同時に到着したビデオは、ゲインズとキーボード奏者/ボーカリストのナディア・ガンファロが監督を務め、「Star Wars」の実写ドラマシリーズのマンダロリアンで導入されたLED背景ディスプレイのシステムが取り入れられています。

 

 

 

 

今週末、Ganserはシカゴで公演を控え、5月30日、31日にEmpty Bottleでのライブを行います。 

 

 

「People Watching」

 

Listen/Stream On bandcamp

Rina Sawayama

 

 ロンドンを拠点に活動する新潟県出身のシンガーソングライター、日本ではエイベックス所属のリナ・サワヤマは世界的なブレイクが予想されるアーティスト。

 

サワヤマは、2020年のデビュー・アルバム「Sawayama」に続くセカンドアルバム「Hold The Girl」を9月2日にDirty Hitからリリースすると発表。今回、アルバムリリース告知に合わせて、リードシングル「This Hell」を公開され、さらに、2日前に、アルバムのトレーラー映像も公開されています。彼女は、上記の新曲「This Hell」の歌詞で「有毒な有名人の文化」に言及しているのに注目です。

 

また、リナ・サワヤマは、以下のようにこのシングルについて説明しています。

 

「This Hell」を書くのは凄く楽しかった。ここ数年、女性カントリー・シンガーをたくさん聴いていたから、多幸感があって皮肉ったカントリー・ポップス・ソングを書きたくて。

 

私にとってカントリーミュージックは、心地よさ、見事なストーリーテリング、それと作家のリアリティを切に表現することを表すものなの。(本曲のプロデューサーである)ポール・エプワースと一緒に仕事をすることをずっと夢見ていたから、この曲を1日で仕上げたときに、運命的なものだと思った。ポップカルチャーを象徴するような瞬間をできるだけたくさん盛り込んだけれど、この曲はそれ以上のものなの。

 

また、リナ・サワヤマは、次のように続けています。

 

伝統的な宗教観という名目でマイノリティから急速に奪われている人権のことを考えると、これは私にとって重要な曲。

 

より具体的には、この曲を書いたとき、LGBTQコミュニティから奪われている権利について考えていた。世界から愛や保護に値しないと言われたら、お互いに愛と保護を与え合うしかない。この地獄(This Hell)はあなたと一緒にいる方がよりベターなの。

 

約2年ぶりとなるニュー・アルバム『ホールド・ザ・ガール(原題:Hold The Girl)』は、過去1年半に渡ってライティングとレコーディングが重ねられ生み出された。ポップシーン全体の影響を受けており、過去との折り合いをつけ、未来へと歩む喜びを表現したリナのパーソナルな成長を大胆かつ赤裸々に綴る作品となっています。

 

 

ニューシングル「This Hell」 

 

 

 

 

 

「Hold The Girl-September 2  2022」   Trailer  

 

 

 





Rina Sawayama「Hold The Girl」

 

 


 


Label: Dirty Hit

Release: 09/02  2022



羊文学


日本のロックバンド、羊文学が、台湾のアーティスト・LUCYとのコラボレーションによって制作した楽曲「OH HEY」を配信リリースしました。かねてより羊文学の音楽が好きだったというLUCYからアプローチをかけ、さらに羊文学の3人がLUCYの音楽性に深い共感をおぼえてことで本コラボレーションが実現しました。

Lucy

今回のシングルは、台湾、日本という遠隔の地ながらも、リモートセッションを通して、ふたつのアーティストによって楽曲制作が行われました。楽曲のバンドアレンジは羊文学のメンバーが担当し、作詞は、LUCYと塩塚モエカ(vo,g)が共同で手掛けており、日本と台湾、互いの言語が共存する面白いスタイルの歌詞に仕上がっています。



羊文学/Lucy 「Oh Hey」

 

 

Lande Hekt

 

 昨年、ソロデビューアルバム「Going Hell」をリリースした、英国・ブリストルのシンガーソングライター、マンシーガールズのリーダー、ランデ・ヘクトは、新たにフォローアップとなる7インチシングル「Romantic」を5月6日に発表しています。

 

シングルのA面は、素直で控えめな印象を持つタイトルトラックです。また、B面には、リーズ大学で結成され、1984年に一度解散したロックバンド、ザ・ウェディング・プレゼンツのカバー「Octopussy」が収録されています。ランデ・ヘクトは、新曲について以下のように説明しています。

 

「Romantic」は、その名の通り、ロマンスにフィットするのに苦労し、落ち着きを感じ、快適さを見つけることに苦労することについて歌われた曲です。 そもそも、どこにも自分が属していないように感じられるので、私たちは誰かと何らかの形で繋がりたいと欲求を持つわけです。

 

 

 

 

 

Lande Hekt  「Romantic」7inch single

 


 

Tracklist


1.Romance

2. Octopussy

 

 

Ben Cook

”Young Guv”として活動するベン・クックは、「GUV Ⅲ」に続く四作目のフルアルバム「GUV Ⅳ」を6月24日にリリースします。


彼は、4月下旬にシングル「Change Your Mind」を発表していますが、5月9日に二作目の先行シングル、スコットランドのネコアコ/ギターポップに近い雰囲気を持つ「Nowhere At All」をリリースしました。

 

この二作目の先行シングル「Nowhere At All」について、ベン・クックは以下のように述べています。

 

この曲は、次作レコードのためにロサンゼルスで書かれた最後の曲なんだ。James Matthew Ⅶと、Tommy Majorとの共作となり、リードギターがとても素晴らしい。Guvとしてのプロジェクトでは、常に、ニューウェイブやソフィストポップのヒントをリスナーに与えてきたと思うし、次のアルバムではそれらをもっと探求していくことになる。実は、この曲はもともと、トム・ペティのフォークジョイントとして書いていて、その後、「タオスマン5」っていうかなりふざけたサイケロックの曲にしようと試してみたんだけど、まあ、最終的にはこういった楽曲に落ち着いたんだ。僕が一番好きなトラックだと思う。

 

 



Young Guv 「Guv Ⅳ」

 



Tracklist:

 

1.Too Far Gone

2. Change Your Mind

3.Sign From God

4.Overcome

5.Love Me Don't Leave Me 

6.City 2 Sleep

7.Cold In The Summer

8.Maybe I Should Luv Somebody Else

9.Helium

10.Nervous Around U

11.Nowhere At All

12.Wind In My Blood


 


サウスロンドンを拠点とするオルタナティヴロック・アーティスト、ウー・ルーは昨年、Warpと電撃契約を交わし、二曲入りのシングル「Broken Homes」をドロップしました。その後、7月8日に通算二作目のアルバム「Logger Head」をリリースすることを発表。 この知らせに伴い、5月5日にウー・ルーは新作シングル「Blame」のミュージックビデオを公開しています。

 

兼ねてから、ウー・ルーは、物事を穏やかに定めるタイプではありませんでした。彼の音楽は大胆でありながら、非常に繊細で、時に、ひどく傷つきやすい性質を持っていた。彼の音楽スタイルを定義付けるのは難しい。彼は、ラップをしながら、その他にも、歌い、叫び、複数の楽器を演奏するマルチインストゥルメンタル奏者でもある。しかし、彼は、音楽的なルーツであるパンクロッカーと自分の音楽を比べながら、アーティストとしての道のりを歩んできた。つまり、近年、電子音楽にとどまらず、多彩なカタログをリリースするようになったイギリスのワープ・レコードにとっては願ってもない、レーベル一押しのアーティストの台頭と言えるでしょう。

 

彼は、2015年にセルフリリースのデビュー・アルバム「Ginga」 を提げ、サウスロンドンのシーンに彗星のごとく登場、2018年と2019年に「NAIS」と「SUFOS」をリリースします。その後、2021年4月に「Times」、12月には「Broken Homes」のリードシングルをドロップ。今回の「Blame」は、新作アルバム「Loggerhead」の3作目のプレビューシングルとなります。

 

この新曲で、ウー・ルーは内面にわだかまる毒気を容赦なく吐き出す。実際の音楽として表現されるのは、ソウルフルなピアノのサウンプリング、そして、交互に現れる静かなブレイクビーツ、さらに、曲の中に繰り広げられる混沌としたボーカル・コーラス。実に多彩な要素を交えています。

 

基本的なリズムについては、UKエレクトロ、ベースライン、ダブ/ダブステップの要素が込められ、それらにラップの要素を絡め、アフリカ民族音楽のようなアクの強い独特のリズム性を擁する。

 

彼は「Blame」について以下のように説明しています。


「Blame」とは、私の内なる声と外的な声との間のコミュニケーションの崩壊、つまり、それらの声と私自身が関係を終わらせることになった状況を示しています。

今回のシングルに付属するミュージックビデオを手掛けたのは、デニシャニアン・ダーソン監督。実にユニークな映像表現が見いだされます。 他でもない、音楽制作者のウー・ルーが主演を務め、砂漠の中でおかしくなり、岩だらけの山の頂で、生きたまま埋葬されてしまうという内容です。

 

また、今後、ウー・ルーは、5月13日の英国ブライトンの”グレートエスケープ”での公演を始まりとして、ヨーロッパツアーに乗り出します。このツアーは五ヶ月続き、9月10日のイタリアのアクアビバで行われる”ライブロックフェスティバル”で一連のツアーは締めくくられる予定です。

 


「Blame/Ten」

 

 

 

 

 

WU-LU 「Loggerhead」

 

WARPCDD342

 



 

 Relaese:July 8th,2022


Tracklisting


1.Take Stage

2.Night Pill(feat。Asha)

3.Facts

4.Scrambled Tricks

5.South(feat.Lex Amor)

6.Calo Paste(feat.Lea Sen)

7.Slightly

8.Blame

9.Ten

10.Road Trip

11.Times

12.Broken Homes

 


 

Warp Records

 

https://warp.net/releases/307313-wu-lu-loggerhead 


bandcamp


https://wu-lu.bandcamp.com/album/loggerhead

 Jay Woodの名を冠して活動するカナダのミュージシャン、ジェレミー・ヘイウッド・スミスは7月15日にキャプチャードトラックスからニューアルバム「Slingshot」をリリースすると発表しました。

 



彼は新作アルバムに収録予定のリードシングル「Just Sayin」を同時に公開しています。ジェイ・ウッドは、ユニークな作詞作曲、進化しつづけるサウンドを通じ、若い作家の自己発見と心痛の旅を表現しようと努めてきました。彼は、2019年に母親を亡くしており、その後、2020年を通じて、パンデミックの世界的な停滞の後、前向きな勢いやエネルギーを取り戻そうと切望していました。

 

「過去を振り返るという考えは、私にとって本当に大きな意味をもたらしました。そのため、タイトルもスリングショットとなったわけです」 とジェイ・ウッドは今回のアルバム制作について語っています。

 

 親の死後、過去、親類の繋がりから切り離されように感じたジェイ・ウッドは、主にカナダ・マニトバ州に居を定める彼の黒人としてのアイデンティティ、黒人としての経験をより深く理解するために意図的な努力を重ねてきました。多くの表現者は、自分のアイデンティティを尋ね求めるところから始まりますが、ヘイウッド・スミスは、一年間に及ぶ内省、彼のルーツを探求することを通じ、ミュージシャンとして大きな飛躍を遂げることになりました。「スリングショット」は、ヘイウッド・スミスにとっての自画像であり、幻想的なシナリオ、あるいは個人的な逸話でもあり、音楽的に言えば、ポップとダンスミュージックの融合に焦点を絞っています。

 

「スリングショット」が織りなす物語は、短いスパンで行われます。最初のトラックからアルバムの最後のトラックに至るまで、ジェイ・ウッドは、子供時代、宗教、アイディンティティのテーマに触れる旅にリスナーをいざなう。アルバムの制作及びレコーディング中に、ヘイウッド・スミスは、現実のシュールな側面を構成するプロット、環境、キャラクターを位置づける複雑な「スクリプト」をまとめたそうです。

 

音楽としての観点から述べると、ジェレミー・ヘイウッドは、楽曲を構成する楽器の大部分のノートを書き、実際にそれを演奏しましたが、アルバムの制作段階において、他のミュージシャンの助力を仰いでいます。

 

カナダのアミ・チェオン、マッキンリー・ディクソン、ドゥームメタルバンドのヴァージナ・ウィッチクラフトのフロントマン、カイヤ・フェルナンデスがレコーディングに参加しているのにも注目です。


 新たに先行シングルとして公開された「Just Saying」は、元々、ヘイウッド・スミスによってソングライティングが行われ、他のアーティストに演奏を依頼することを目的としていたものの。

 

彼は自分自身の声のトーンを拡大し、ポピュラー・ミュージックに欠かさざる自負心を体現しようと切望していました。「この曲は、困っている人たちに、均等な機会を生み出し、可能ならば支援の手を差し伸べることを目的として書かれました」と、ヘイウッド・スミスは説明します。

 

「それは簡単に見過ごされる可能性があると思います。非常に単純な考えではあるものの、このようなわかりやすいリマインダーを持つことは、潜在的に多くの人に良い考えを引き起こすだろうと思ったんです」 

 

 


 

 

 

Jay Wood  「Slingshot」 

 

 

Label:Captured Tracks

Release:7/15,2022

 


Tracklist:


1.Intro(End Of An Era)

2.God Is A Reptile

3.Pray.Move On

4.All Night Long

5.Just Sayin(feat.Ami Cheon)

6.Is It True?(Dreams Pt.3)

7.Kitchen Floor

8.Shine(feat.Mckinley Dixon)

9.Tullps

10.YGBO-Interlude

11.Thank You

12.Arrival(Outro)


 

Photo:Naz Kawakami


ニューヨークのインディーロックバンド、Been Stellarは、昨年「Fear of Light」でシングルデビューを果たした後、「The Poests」を発表。さらに今年に入って、「Louis ⅩⅣ」をリリースしています。英国のツアーも今後予定していて、、これからの活躍がとても楽しみなロックバンドに挙げられます。ガレージロック、叙情的なシューゲイズ/ドリームポップの雰囲気を交えた音楽性を掲げ、ニューヨークのミュージックシーンに登場したBeen Stellarは、4月27日、ニューシングル「Kids 1995」をリリースし、併せてミュージックビデオも公開しています。

 

「"Kids 1995"の中核をなす物語は、シンプルな世界観を提示しています」グループは声明を通じて述べています。「ある人物自身と彼の周りの人々を調べることにより、彼は世界がもはや若い頃と同じ意味を持っていないことに気が付き、彼がかつて感じていた意味が、もはや幻想だったのかと疑問に思う。最終的に、曲に込められた物語は、この類の思考が彼をどこにも連れて行かないと決定するようになり、彼の人生の奇妙な不確実性を受け入れるように促すのです」