『Harm's Way』はデイヴ・ヴェトライノがプロデュースし、先にリリースされたシングル「The Main Thing」が収録されている。「苦悩についての歌なんだ。自分の大切な人たちが苦しんでいるのを見て、どうすれば彼らのそばにいられるかを考えようとした。そして、この世界が今にも崩壊しそうな時に、その中で生きていくことの緊張について歌っているんだ」
ダックス・リミテッドは、2ndアルバム『Harm's Way』からセカンドシングル「Train Full of Gasoline」を発表した。前作「Hollowed Out」と「The Main Thing」に続くこの曲では、Ratboysのジュリア・スタイナーとMoontypeのマーガレット・マッカーシーがバッキング・ヴォーカルを務め、ドラムにはRatboysのマーカス・ヌッチオが参加している。以下よりチェック。
ダブリンのsprintsが1月5日発売のデビューアルバム「Letter To Self」の最後のプレビューシングル「Heavy」を公開した。4人組は煽情的なライヴ・ショーで恐るべき評判を得ている。この新曲は、痛烈なギターリフをふんだんに織り交ぜたサウンドを介して、彼らのリアルなエネルギーを体現している。
『Ticking』が不安の音的反復だとしたら、『Heavy』は文字通りその対極にある。残酷なまでに不協和音が響くこのサウンドは、不安に苛まれ、麻痺しているような感覚を伝え、押し寄せる思考、パニック、激しさを不安を誘発するようなビルドとコントラストを形成している。初期のバウハウスのレコードやPJハーヴェイの「Is This Desire?」に強くインスパイアされ、80年代のゴシックロックから多大な影響を受けている。
ブリットポップのレジェンドであり、元オアシスのメンバーでもあるノエル・ギャラガーは、自身のプロジェクト、High Flying Birdsの新デモ曲として「In A Little While」を発表した。『Council Skies』に続いて公開されたこの曲でも、ノエル・ギャラガーのスタンスには大きな変更はない。歌詞の通り、世界に希望を見出すことの重要性について歌っているが、直接的には歌われず、サブテクストの範疇に留められている。
2023年、ユニバーサルミュージックから発表されたEP『Welcome To My House』では、マンチェスターのPale Wavesのように、ポップ・パンクとハイパー・ポップを融合させたスタイルで話題を呼んだ四人組。だが、YONAKAを単なる「ニューライザー」等と称する段階は過ぎているのではないだろうか。Evanescence(エヴァネッセンス)を基調としたメタルコアに近い音楽性、チャーリーXCXのハイパーポップ、現代的なUKラップを吸収し、それらをポピュラーミュージックとして昇華したスタイルは劇的である。今後さらに多くのファンベースを獲得しても不思議ではない。昨年のG2、Jeris Johnsonとのコラボレーション曲「Detonate」の進化系がニューシングル「Predator」で遂にお目見えとなった。問題無用のベストニュートラックだ。
ナッシュヴィルの新進気鋭のパンクバンド、Snõõperは大晦日に2023年を締めくくるべく、カオティックなトラック 「for yr love 」を公開した。この曲はサイケロック風のリミックスソングで、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが在籍したヤードバーズの代表曲。彼らのビンテージロックに対する愛着がターンテーブルのようなミックスと融合を果たした。
このアルバムには、パンフルートのような音色を用いたアブストラクト・アンビエントを主体とする楽曲が際立つ。その始まりとなる「Point Of Departure」は、超大な、あるいは部分的な夢幻への入り口を垣間見るかのようでもある。しかし、アンビエントの手法としては、それほど新奇ではないけれども、アナログシンセにより描出されるサウンドスケープには、ほのかな温かみがある。そしてその上に薄くギターを被せることにより、心地よい空間性を提供している。
アルバムのオープニングと同じように、夢想的、あるいは無限的な概念性を込めた抽象的なアンビエントは、ニューヨークのRafael Anton Irissari(ラファエル・アントン・イリサーリ)の主要作品に見受けられる「ダーク・アンビエント」とも称されるゴシック調の荘厳な雰囲気があり、表向きの癒やしの感覚とは別の側面を示している。この曲は、威厳や迫力に満ちあふれている。
今年のはじめ、フランスの音楽シーンを牽引するナント出身のシンガー、クリスティーン・アンド・ザ・クイーンズは「Stayin' Alive」「Saturday Night Fever」のカバーをカンヌ国際映画祭で披露しています。昨日、歌手はクリスマスバージョンをリリースし、カンヌで撮影されたライブ映像を同時公開しました。
2023年はテイラー・スウィフトにとって素晴らしい一年となった。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』と『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリースしただけでなく、記録破りの『The Eras Tour』に乗り出し、コンサート映画『Taylor Swift | The Eras Tour』を発表。
2023年、彼は28曲をリピートしている。ハイライトは、カロルGとシャキーラの "TQG"、ザック・ブライアンの 「I Remember Everything」 、ケーシー・マスグレイヴスの「Sprinter」、デイヴ・アンド・セントラル・シーの「America Has a Problem」、ビヨンセ feat.ケンドリック・ラマー。Megan Thee Stallionの 「Cobra」、Tylaの 「Water」、Mitskiの 「My Love Mine All Mine」、Victoria Monétの 「On My Mama」も含まれている。12月29日(金)、彼はインスタグラムに以下のように書いている。