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ブライトンのシンガー、メイジー・ピーターズが新しいデラックス・アルバムをリリースした。下記より曲を視聴してみて下さい。アーティストは今年3月に来日公演を行っている。イギリスのメディア、DORKがイチオシするシンガー。


彼女のセカンド・アルバム「The Good Witch」のエクステンデッド・エディションには、6曲の新曲が収録されている。


メイジー・ピーターズは次のように語っています。「『The Good Witch』の制作は、私の人生で最もマジカルな体験のひとつで、このアルバムにはまだ人生があると最初からわかっていた。『You Signed Up For This』と『The Good Witch』は私にとって姉妹盤のようなもので、年齢も曲調も違うけれど、この2枚を書いた時の私自身によって永遠に絡み合っている。この1年を締めくくるにふさわしい、そして私が語ることのできなかったお気に入りの物語への扉を開くために、私はあなたたちにそれらを贈りたいと思いました」

©Beth Garrabrant

テイラー・スウィフトが、5枚目のスタジオ・アルバム『1989』を再録した『1989 (Taylor's Version)』をリリースした。8月9日(通称8/9)にカリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで行われたコンサートで発表された。


アルバム『1989』は私の人生を数え切れないほど変えてくれました。その私のバージョンが10月27日にリリースされることを発表できて、興奮でいっぱいです」と、スウィフトはアルバムを発表するソーシャルメディアの投稿に書いている。

 

「正直に言うと、このアルバムは今までで一番好きな再レコーディングなんだ。だって、From The Vaultの5曲はとてもクレイジーだから」

 

そして、彼女は「From The Vault」の曲名を明かした。"Slut!(スウィフト、ジャック・アントノフ、パトリック・バーガーが書いた)、「Say Don't Go」(ダイアン・ウォーレンと書いた)、「Now That We Don't Talk」、「Suburban Legends」、「Is It Over Now?」


1989 (Taylor's Version)』は、2021年にリリースされた『Red (Taylor's Version)』と『Fearless (Taylor's Version)』、今年初めにリリースされた『Speak Now (Taylor's Version)』に続く作品となる。

 

Shuwa Shuwa ©Space Shower Music

 

渡邉光平と紺世晃子による男女デュオ、Shuwa Shuwaが2ndEP『michikake』を本日リリースします。新作EPに収録されている「Swimming Pool」のMVが公開されていますので、リリース情報の詳細、EPの配信リンクとともに下記よりチェックしてみてください。

 

渡邉光平と紺世晃子による男女デュオSchuwa Schuwa。2022年3月にリリースしたデビューEP「Are You Schuwa?」が新人として異例のロングヒットを記録する最中、遂に2nd EP「michikake」のリリースが決定。


前作同様、それぞれの自宅で緻密に練り上げられた現代のハイブリッド・ポップミュージック。現役のフォトグラファー/映像作家として活躍する渡邉光平の視覚の世界観と、フランス文学などから影響を受けた紺世晃子の作る世界観がSchuwa Schuwa独自の物語性を創り上げている。リミックスでRejoicer、nosh、マスタリングではKentaro Kimura(Kimken Studio)が参加。



2nd EP「michikake」は、月の「満ち欠け」のような自然現象の中に人々が想像力で生み出す物語をコンセプトに、生活の至る所に現れる想像力への入口を、カラフルで鮮やかなサウンドと情景描写に富んだ歌詞で描いている。前作から一貫して親しみのあるポップスでありながらも、その枠を超える実験的なサウンドを多分に取り入れた作品となっている。生活と想像の接点を捉えた歌詞が、サウンドと融合し、共感と新しさを感じられる表現となっている。



EPから最初のSGとなる「a Tourist」は、コスミックなビートとシンセサウンドのループが、メロディやベースラインと共に自由自在に展開し、聴きどころが豊富なポップスに昇華している。歌詞においては深夜飛行をテーマにしており、自由や疾走感、非日常に逃避する刹那的な感情を、飛び回るようなコーラスと共に表現している。続く「Swimming Pool」は、ファンタジーで象徴的な歌詞を中心にして、ポップで多幸感のあるシンセサウンドに仕上がっている。歌詞では、宇宙旅行から帰ってきた少女を主人公とする物語をテーマに、少年少女が大人になる時の喪失感や刹那的な輝きを描く。タイトルはフランソワ・オゾンの映画「Swimming Pool」から。

 

また「Swimming Pool」のリミックスをStones Throw Recordsからのリリースでも知られるイスラエルのプロデューサーRejoicerが担当。原曲からガラッと変わったホーリーな気持ちを喚起させるサイケデリックなビートミュージックに変貌。続く「Taxi Driver」は、ヒップホップ的なシンプルでソリッドなビートをベースとしながらも、コードとメロディの展開を多く取り入れたポップな魅力を持たせている。

 

歌詞では、雨の湿った空気が日常にもたらす不思議な感覚を、歩くようなリズムの中に立体的に描写している。ジム・ジャームッシュの映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」も世界観のリファレンスとなっている。「Taxi Driver」のリミックスは、JJJ、KID FRESINO、KANDYTOWN等にビートを提供しているnoshが担当。どこか夜を感じさせるメロウなビーツとフレイヴァが加えられている。

 

そして、EPの一推し曲でもある「nagame」は、バラード調のシンプルなR&Bをベースとしながらも、各所でフックとなるシンセサイザーのサウンドを盛り込み、それらがアコースティックなピアノ、ギターと混ざり合う現代的で暖かなサウンドとなっている。歌詞では、外の景色を眺めながら大切な人や自分自身に想いを巡らせるような暖かな瞬間を描写している。 

 

 

 「Swimming Pool」MV



Shuwa Shuwa 2nd EP『michikake』 

 


2023.10.25 Release | Schuwa_012
Released by AWDR/LR2



収録曲:


1. a Tourist
2. Taxi Driver
3. Swimming Pool
4. nagame
5. Taxi Driver (nosh Remix)
6. Swimming Pool (Rejoicer Remix)



配信リンク:

https://ssm.lnk.to/michikake



Directors : Kohei Watanabe, Teruko Konse
Cinematographer : Kohei Watanabe
Camera Assistant : Akari Yagura
Stylist : Narumi Aoki
Flower Coordinate : Kaho Nishi(Lopnur)
English Subtitle : Eri Kunimatsu
Special Thanks : Tofu-ya




Shuwa Shuwa

 

1989年生まれの静岡県沼津市出身の渡邉光平と1995年生まれの東京都品川区出身の紺世晃子による男女デュオ。楽曲からアートワークの制作に至るまで2人によるセルフプロデュースで行う。


2019年11月結成。楽曲制作は共に行い、歌詞は紺世、サウンドプロデュース/ミックス/MV/アートワークは渡邉が担当。


WONKの井上幹、荒田洸、リミックスでSeiho、XL Middletonが参加したデビューEP「Are You Schuwa?」を2022年3月にリリース、J-Wave「TOKIO HOT 100」へのチャートインやサブスクリクション・サービスの人気PLAYLISTに多数ピックアップされるなど新人として異例のヒットを記録。


以降、CM音楽制作や映画への音源提供など活動の幅を広げる中、2023年7月よりいよいよ怒涛のリリースを開始する。



渡邉は、銀行勤務を経て桑沢デザイン研究所卒、現在はフォトグラファー/映像作家として活動。Princeをはじめとするブラックミュージックに傾倒。紺世は、6歳からピアノを習い、学生時代は軽音楽部に触れ、この頃から作曲をスタートさせている。大学ではフランス文学を学び、フランス映画/音楽に出会い、フレンチポップ、エレクトロの世界に傾倒していた。共に慶應義塾大学卒。


 

一年前、Blink 182は『One More Time...』(コロムビア)のためにクラシック・ラインナップを再結成した。2022年10月、ポップ・パンクの伝説は、2023年の世界ツアーとシングル「EDGING」のリリースのために、元シンガー/ギタリストのトム・デロンゲとの再結成を発表した。


2005年と2014年に2度バンドを脱退したトム・デロンゲが、シンガー/ベーシストのマーク・ホッパス、ドラマーのトラヴィス・バーカーとともにラインナップに復帰した『ワン・モア・タイム...』は、午前0時ちょうどにリリースされた。『ワン・モア・タイム...』はトリオの9作目のスタジオ作品で、「エッジング」と以前リリースされたタイトル・トラックが収録されている。


トラヴィス・バーカーのプロデュースによるこのアルバムには、17曲の新曲が収録されており、悲劇、勝利、そして最も重要な兄弟愛というテーマを重ね合わせながら、バンドの絶頂期を捉えている。このアルバムを聞けば、まだポップパンクは死せずということが理解出来るはずだ。

 

2021年に癌の診断を受け、治療を経て2022年に全快したホッパスは、この新作は間違いなく "これまでで最高のアルバムのひとつ "だと語っている。プレス・リリースによると、『One More Time...』はライブ・ネイションが推進する2023年の再結成ツアー中にレコーディングされ、、4月のコーチェラ・フェスティバルのラインナップに土壇場でサプライズ追加されたことで幕を開けた。


『ワン・モア・タイム...』は2019年の『ナイン』に続くアルバムで、デロンゲが抜けたギタリスト/ヴォーカリストの座にアルカライン・トリオのマット・スキバを起用したグループにとって2作目にして最後のアルバムとなる。ブリンク182は、『Take Off Your Pants And Jacket』(2001年)と『California』(2016年)で1位を獲得したのを含め、ビルボード200チャートで8曲のトップ10ヒットを記録している。


バンドは今週末、ラスベガスで開催される「When We Were Young」フェスティバルでアメリカでの日程を終え、来年2月と3月にはオーストラリアとニュージーランドでアリーナ公演を行い、その後ペルーとメキシコでも公演を行う。アルバムのストリーミング試聴は下記より。

 

 

 


 


CHVRCHESがデビュー10周年記念リイシューをリリースした。10月20日にリリースされた「The Bones Of What You Believe」のエクステンデッド・エディションは、1xLPクリア・ヴァイナル、2xLPブラック・ヴァイナル(ダイカット・スリーブ付)、2xCD、デジタル・フォーマットで発売される。以下でストリーミング試聴をした後、レコード・ショップへお急ぎ下さい。


それから早10年、シュヴァーチェスは4枚のスタジオ・アルバムをリリースし、ザ・ナショナルやザ・キュアらとコラボレーションしてきた。今週、彼らは2013年のデビュー作『The Bones of What You Believe』のアニバーサリーを記念し、未発表曲4曲とリリース当時にレコーディングされたライブ・トラック5曲を収録したスペシャル・リイシューをリリースする。

 

「BONESが10年近く前の作品というのは、とても不思議な感じがします」とローレン・メイベリーは言う。「ある意味、起こったばかりのようでもあるし、あの時代が一昔前のようでもある。あのアルバムに特別な想いを寄せてくれて、今も私たちに親切にしてくれるファンのみんなにとても感謝している」

 

 

 

Patricia Wolf/  Cassandra Croft

 

東京のプロデューサー、ausにとって、15年ぶりの復帰作となった新作アルバム『Everis』レビュー)のリミックス集をデジタルで10月27日にリリースすることを発表した。すでにパトリシア・ウルフのリミックスを中心に複数の先行シングルが公開となっている。多数のプロデューサーによるオリジナル曲とは一味異なるリミックスのニューバージョンをチェックしてみましょう。

 

Warp Recordsからトリップ・ホップ〜ポスト・ロックを橋渡しした先進的なバンド・サウンド、Massive Attack、Björk、The Prodigy、De La Soul、The FugeesをサポートしたRed Snapperを筆頭に、Metron Recordsからのリリースで知られる中国出身のサウンドアーティスト、Li Yilei。

 

デトロイト・テクノ第二世代の名プロデューサー、John Beltran、Doves、Peter Hook(Joy Division、New Order)のキーボード・プレイヤーとして活躍するRebelski、現代ジャズとミュージックコンクレートを融合させる”Gondwana Records”に所属する新世代ピアニスト、Hanakiv。


さらには、Depeche Mode、The Boo Radleysへのリミックスを提供した、Mo’ WaxのHeadz 2、Cup Of Teaのコンピレーションへの参加で知られるトリップ・ホップ幻の伝説、”Grantby”など、世代やジャンルを超えた強力なラインナップがausのリミックスに参加した。

 

 

Grantby

 

Li Yilei - Joan Low

 


 

Hanakiv

 

Rebelski

 

 

さらに、Lo Recordingsのオーナーにして、SeahawksのOcean Moon。Gondwana Recordsの人気グループ、Forgivenessのメンバー、JQ。アメリカ・オレゴンのPatricia Wolf。現行のアンビエント/ニューエイジ・シーンで注目を浴びる3組、日本からはデビュー作「In her dream」が各地で絶賛を浴びた”marucoporoporo”が、自身初のリミックスを披露する。


ストリングス、ピアノ、クラリネット、フルート、ドラムなど様々な楽器と声、エレクトロニクス、さらに、大量のフィールド・レコーディング、レコードのサンプルが含まれたオリジナル・アルバムの素材に新しい視点で光を与え、紐解いていく珠玉のリミックス集となっている。 

 

 

 

 

 

Celebrated for encompassing ideas plucked from disparate genres such as classical, spiritual jazz, indie, avant-garde and folk, Yasuhiko Fukuzono founded the internationally renowned FLAU record label in Japan in 2006. He has since gained worldwide attention as aus, through his skillful and delicate sound production, exquisitely combining cinematic strings and electronics with sounds from everyday life.
 
Being born and bred in Tokyo, the city is an indisputable reflection of the loud-and-quiet dynamics that permeate Fukuzono’s sound. With a passion for rediscovering and reinventing the very nature of sounds around him a palette of samples are merged and manipulated into a state of almost nonrecognition, including train station ticket gates; computer keyboards; airport runways; a brass band practising in a schoolyard and many other fragments of everyday life 
 
The original ‘Everis’ album was recorded following a major burglary at his home studio and label HQ, from which he lost his entire catalogue of completed and work-in-progress music. Fukuzono decided to create something away from the precarious confines of his PC and armed with only some basic stems salvaged from an audio/video installation project he had been working on with contemporary artist Karin Zwack, Fukuzono set about combining the long-existent melodies in his head with the video and remaining field recordings on his phone, in order to create musical synapses between memories which had remained unconnected.

 

 

 

 

aus 『Everis』‐ Remix 

 




アルバム発売日:2023年10月27日
フォーマット:DIGITAL
レーベル:Lo Recordings x FLAU

 

 

Tracklist:

 

1 Halsar Weiter
2 Landia (John Beltran Remix)
3 Past From (Rebelski Remix)
4 Steps (Li Yilei Remix)
5 Make Me Me (marucoporoporo Remix)
6 Flo (Red Snapper Rework)
7 Swim (Hanakiv Remix)
8 Memories (JQ Remix)
9 Further (Grantby Remix)
10 Neanic (Patricia Wolf Remix)
 

 

 

Buy(アルバムのご購入):

https://flau.bandcamp.com/album/revise-everis-remixed 

 

 

Streaming/Download(ストリーミング/ダウンロード):

https://aus.lnk.to/Revise 

 


ワシントン州タコマの多国籍オルト・ロックバンド、Enumclawはデビューアルバム『Save The Baby』(レビュー発表から1周年を迎え、B面曲を収録した3曲入りのEPをドロップしました。また、デビュー・アルバム発表時、バンドはNMEの表紙を飾り、イギリスにもその名を轟かせた。


3曲のレコーディングは、チャズ・ベア(Toro y Moi)がプロデュースとエンジニアリングを担当した。EP全体は、イーナムクローが霞んだインディー・ロックに先進的なスピンを加え、地元のルーツに敬意を払い、同時に新たな境地へと突き進むバンドのサウンドを提示している。


リード・シングル「Fuck Love, I Just Bought a New Truck」について、アラミス・ジョンソンはこう語っている。「失恋したから、店に行って氷のように冷えたシクサーを買って、新品のトラックに乗って、そのことを歌にしたのさ」


EPのリリースに併せて、Enumclawは、イアン・オストロウスキー監督によるSave The Babyの1周年を祝う、騒々しく親密なツアー・ドキュメンタリーを公開しています。

 

 

「Save The Baby Tour Documentary」

 

 

 



ニューヨークのラッパー、MIKEがニュー・アルバム『Burning Desire』をサプライズ・リリースした。この新作は、Alchemist,Wikiとの共同制作名義のアルバムのリリースに続く作品である。

 

このアルバムは、24曲からなる大作であり、MIKEのアブストラクト・ラップが今なお新鮮であることを思い出させてくれる。

 

MIKE流に言えば、彼は太陽の光を浴びたジャズやソウルのサンプルに、意識の流れに沿った叫びを叩きつけ、そのすべてが渦を巻き、心を揺さぶるような作品に仕上がっている。

 

レコーディングには、アール・スウェットシャツ、ラリー・ジューン、Liv.e、Niontay、エル・クストー、ブルックリンのサイケロックバンド、クラムのライラ・ラマーニ、UKのシンガーソングライター、マーク・ウィリアム・ルイスが招かれている。MIKEはさらにアレックス・ハギンズが監督した「What U Say U Are」のビデオも公開している。下記よりご覧下さい。


MIKEは、アール・スウェットシャツ&ザ・アルケミストの秋のツアー(11/22のニューヨークのブルックリン・スティールを含む)のオープニングを務める。2024年の北米とヨーロッパでのヘッドライナー・ツアーも発表したばかり。

 

 「What U Say U Are」

 

 

 


ボーイジーニアスがInterscopeからリリースしたEP『The Rest』には「Black Hole」、「Afraid of Heights」、「Voyager」、「powers」の4曲の新曲が収録されている。このスーパーグループには、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・デイカス、フィービー・ブリジャーズが参加している。


『The Rest』は、3月にインタースコープからリリースされたboygeniusのデビュー・フルレングス・アルバム『the record』に続く作品。彼らは俳優/映画監督のクリステン・スチュワートが監督したショートフィルム『the film』も公開している。


Boygeniusは2018年に結成され、同年Matadorからセルフタイトルのデビューアルバムをリリースした。トリオはセルフ・プロデュースで、カリフォルニア州マリブのシャングリ・ラ・スタジオでレコーディングされた。2ndアルバム『Punisher』をリリースした1週間後の2020年6月、ブリジャーズは「Emily I'm Sorry」のデモをベイカーとデイカスに送り、boygeniusが再び音楽をレコーディングできないかと尋ねた。


ベイカーは、"dare I say it? "というグーグル・ドライブのフォルダを作成し、3人のソングライターはそこに曲の候補を追加し始めた。そして、3人全員が予防接種を受けた後、3人は2021年4月に直接集まり、アルバムの作曲を本格的に開始した。バンドは、2022年1月にシャングリラで1ヶ月間、毎日10時間かけてレコーディングを行った。


 

Blondeshellが前作のセルフタイトルアルバム『Blondeshell』のデラックス・ヴァージョンをリリースしました。


「恋をしていると思っていたのに、実は憧れや絶望、あるいは自分の価値に対する戸惑いを感じていたことがたくさんあった。

 

 アルバムに書いた恋愛の多くがそうだったと思う。私は、自分の中のもっと根本的な葛藤について語る方法として、愛やロマンスについて語った。この曲は、そうした過去の関係や、特にクィアな関係という文脈の中で、実際に愛と認められるものについて、私の視点が変わったということを伝えるためのものなんだ」


デラックス・アルバムの全曲は以下をチェック。

 

 

 

©︎Derek Bremner

beabadoobee(ビーバドゥービー)がニューアルバム「Live In London」をリリースした。これは、2022年10月19日にロンドンの象徴的なブリクストン・アカデミーで行われた、彼女のソールドアウトとなった地元でのライヴを完全収録した特別なライヴ・レコーディングだ。ステージ登場時には、観客から鳴り止まぬ「bee!!」のコールが沸き起こった。このことは、Dirty Hit所属のシンガーのイギリスでの不動の人気を象徴付けている。このライブのテースターを下記よりチェックしてみよう。


昨年、シンガーはセカンド・スタジオ・アルバム「Beatopia」をリリースした。それ以来、彼女は単独シングル「Glue」を発表し、4月にはゲスト・ヴォーカルにClairoを迎えた同曲のスペシャル・ヴァージョンをリリースした。さらに最近では「the way things go」を公開している。


 

©Ken Schles

グリーン・デイは『ドゥーキー』30周年を記念して、大規模なボックス・セットをリリース。現在発売中のリイシュー盤には、未発表デモ、アウトテイク、ライヴ音源などが収録されている。オリジナル盤には収録されていない「Sassafras Roots」、「Emenius Sleepus」が公開されている。下記よりチェックしてみよう。


6xLPと4xCDのボックス・セット、そしてデジタルで入手可能な『ドゥーキー』30周年記念デラックス・エディションには、デモ音源1枚とアウトテイク音源1枚が収録されている。さらに、1994年のウッドストック'94とバルセロナでのライブ音源も収録されている。


また、フィジカル・リリースには、ドゥーキーのボタン、芳香剤、ポストカード、バンパー・ステッカー、キスカット大判マグネット・シート、紙飛行機、モノクロの "Coloring Page "ジャケット・リト・インサート、別カバー・アートのポスターなど、コレクターズ・アイテムが多数含まれている。

 

 

 「Sassafras Roots」

 

 「Emenius Sleepus」



イライジャ・クヌッツェンは、ソロ・プロジェクトの新作アルバム『Ultracoming』をリリースした。彼の特異とするアンビエントから、スロウコア、D&B、ノイズなどが渾然一体となった作品である。レーベルによるトラック・バイ・トラックが紹介されているので、下記よりお読み下さい。

 

ポートランドを拠点に活動するエクスペリメンタル/アンビエント・プロデューサーで、その作品は日本のニューエイジ・コンセプト・アルバムからシューゲイザーの実験作まで多岐にわたる。イライジャの音楽は、フィールド・レコーディングとメランコリックなギター・ワークが絡み合い、ノスタルジーと切なさをテーマにしている。2020年3月、イライジャは自身の音楽をアメリカ、イギリス、日本のオーディエンスにリリース、販売する手段として、レーベル 「Memory Color「を立ち上げた。


このレーベルは、80年代から90年代にかけての日本のアンビエント・ムーブメントに大きな影響を受けており、フィジカル・リリースという手段を通じて、「環境音楽」というジャンルをアップデートすることに重点を置いている。レーベルを立ち上げて以来、イライジャの作品は日本(Music Tribune)、アメリカ、ニュージーランドの音楽誌や、ポートランドを拠点とするウィラメット・ウィーク紙などで紹介されている。


イライジャは現在、オーストラリアを拠点に活動するミュージシャン、Panda Rosaとポストロック・グループ "Pacific Weather Patterns "の別名義で2枚目のコラボレーション・アルバムを制作中である。


『Ultracompact』は、洗練され、エモーショナルで、露骨で、ネオンカラーで、雑然とした音のコラージュである。



トラック1:「Ultracompact」‐ 激しいジャングル/ノイズ・ポップの壁で始まる。すぐにプラグが抜かれ、アルバムはメランコリックなリード・シングルへと導かれる。


トラック2:「A Dream」 - 失われた愛と悲しい人間関係に捧げる「Wish-esque」のような陽気な曲。シンプルなプロダクションだが、正確なドラムとベースが、悲しげなギターとかすれたヴォーカルを通してリードしている...。


トラック3:「Superlilac」‐マイクロ・サウンド、ジャングル、ブレイクビーツをブレンドしたソフトでドライヴ感のある「Superlilac」。アーティストが珍しくクラブ・ビートへの信奉を示したトラックである。


トラック4:「You Are the One」- 長編ポストロック・プレインソング。以前からポスト・ロックの楽曲を書いてきたアーティストはこの曲で新境地を開拓してみせている。前曲のエレクトロニックな埃を振り払い、このナンバーは、ベース・トラックと爆発的なギター/ドラム・セクションを伴い、推進力のあるシューゲイザーへと移行する。ジェフレ・カントゥ=レデスマにインスパイアされたギター曲は、ノイズと繰り返しの絶望的な肖像を描く。オレンジ色に燃え盛るノイズの柱は、ゆっくりとフェードアウトするにつれ、美しいメランコリアの感覚を残す。

 

トラック5「No End Is Slight」‐ ドゥーム・メタルともノイズコアともつかないジャンクなノイズギターで始まる。それほど大きな起伏もなく、中音域をさまよいながら音響派さながらに抽象的なギターの音像を形成する。


トラック6:「The Drowning Machine」‐ どんな美しい感情も、やがてザ・ドラウニング・マシーンという、のたうち回る、醜い、機械的な、スローコアの巨人にどうしようもなく窒息させられる。自己嫌悪と死のマントラを唱える露骨な言葉が、不潔な流水静電気の固まりを切り裂く。不気味なドラムが亡霊のようなギターのリリックが延々と重なり合う波の中をさまよい続ける...。


クローズド・トラック「Goodbye」‐前曲からの甘い解放で、アルバムにふさわしい終わりを告げる。短い一分ほどの楽曲ではあるが、かのアーティストのアンビエントをギターロックという観点から追求したトラックである。




イライジャ・クヌートセンのインタビューはこちらよりお読みいただけます。


 


 

©︎Graham Machindoe

先週末にシンシナティで開催されたホームカミング・フェスティバルのステージで彼らが語ったように、ザ・ナショナルは2023年のセカンド・アルバムの続編をリリースした。


彼らはこのアルバムを、4月の『First Two Pages of Frankenstein』から始まった2枚組アルバムの後半と考えている。2022年にシングルとしてリリースされたボン・イヴェールとのコラボ曲「Weird Goodbyes」のように、フランケンシュタインが発表される前から世間に紹介されていたものもあるが、その多くはフランケンシュタインがすでにリリースされた後の今年5月にレコーディングされたものだ。


また、最近のシングル "Space Invader "と "Alphabet City "も収録されている。ボン・イヴェールに加え、フィービー・ブリジャーズ(フランケンシュタインの2曲にも参加)とロザンヌ・キャッシュがゲスト・ヴォーカルとして参加している。また、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、ソー・パーカッション、トーマス・バートレット、リサ・ハニガン、ベンジャミン・ランツ、ミナ・ティンドル、ヤン・セント・ヴェルナーなどが参加している。フルアルバムのストリーミングはこちらから。


ケミカル・ブラザーズが10枚目のスタジオ・アルバム『フォー・ザット・ビューティフル・フィーリング』をリリースした。アルバムのストリーミングはこちらから。

 

自身のスタジオでレコーディングされた『For That Beautiful Feeling』は、ケミカル・ブラザーズが "音に圧倒され、引きずり込まれそうになりながらも、最終的にはその波に乗せられ、未知の目的地へと向かうワイルドな瞬間 "をボトリングした作品だ。


このアルバムには、最近のシングル「Skipping Like a Stone」でベックが参加しているほか、フランスのサイケ・ポップ・シンガー、ハロ・モードも参加している。後者は、7月のアルバム発表と同時にミュージックビデオが公開された「Live Again」で歌っている。


ケミカル・ブラザーズの長年のコラボレーターであるドム&ニックが監督した「Live Again」ビデオは、CGIと現実の映像をシームレスに融合させた「幻覚的な映像の旅」と銘打たれている。


©︎Gemma Warren


アイスランドと中国、両方のルーツを持ち、現在はLAを拠点に活動するシンガー・ソングライター、マルチ奏者のレイヴェイが2ndアルバム『Bewitched』をリリースする。収録曲の「Lovesick」がまもなくプレミア公開されます。下記よりご視聴下さい。アルバムのストリーミング・リンクも下記を参照下さい。

 

歌の創作を始める上で初めてのチャレンジでもあったという1stアルバム『Everything I Know About Love』に比べて、今作は、愛に対してより成熟した展望を持ち、彼女自身もさらに成長したと語る。



レイヴェイは、このニュー・アルバムのリリースに関して、以下のようなメッセージを添えています。

 

『Bewitched』は『Everything I Know About Love』よりもずっと成熟した展望を持ち、恋に恋していることには変わりないものの、友人や恋人、人生に対する愛など、より大きな意味での愛のアルバムになりました。

今回のアルバムでは色々な経験をし、少しずつ大人になっていく過程の若さゆえの愛の魔法について書いています。『Everything I Know About Love』は私にとって、歌の創作を始める最初の試みでした。だから、どの曲もまるで偶然の幸運の産物のようでした。

一方、『Bewitched』では、アルバムを書くことに決めてから曲を書く前に、『Bewitched』というアルバムのタイトルが決まっていました。だから、ゼロから創り上げることができたことは、アーティストとして私にとって非常に大きな自信を持たせてくれたものであり、私がこのアルバムを通して得た経験の中でも最も価値のあるものの一つです。



“現実世界からある意味で逃避できる場所を音楽の世界に作りたい” そんな想いからジャズ・カルテットやフィルハーモニア管弦楽団を迎え制作された楽曲を収録した本作は、壮大なミュージカルのように書き上げられたストーリーが、まるで一本の映画を見るかのような没入体験を与えてくれる。



アルバムのリード曲となる「Lovesick」は ”誰かに恋をしている時に感じる特別な瞬間” について書かれ、アルバム随一の爽やかなサウンドが際立つ1曲。レイヴェイの故郷・アイスランドで感じた、車の中に座って風に髪がなびかれ、黄金色の光が降り注ぐ瞬間にインスパイアされている。
 

 

「(誰かに恋をしている時に感じる特別な瞬間は)すべてが完璧に見えるにも関わらず、何かがうまくいかないかもしれないという不安が伴う。すべてが完璧だからこそ、なぜこのような感覚があるのか、と思ったのです。」とレイヴェイが語るように、ギターやストリングスのピチカートが軽やかで煌びやかな疾走感を表現している。そんな中にも、コーラスが彩るアウトロがどことない儚さを感じさせ、まるで映画のエンドロールを彷彿とさせるようなドラマチックな1曲となった。


成熟した奥行きのある歌声とは裏腹に、今の時代を生きる24歳の等身大の言葉で、自身のミュージシャンとしてのゴールである”ジャズやクラシック音楽を、より親しみやすい方法で同年代の若い世代に届けること”を体現するレイヴェイ。



夏に行われたワールドツアーに続き、10月に開催されるアルバム・ツアー全29公演は瞬く間にソールドアウト! さらに2024年のUS&UK ツアーの開催も発表!すでに完売となった公演もあり、驚異的なスピードで世界中にその名を轟かせている。

 

クラシックやスタンダードジャズからインスピレーションを得て、独自の音楽スタイルを確立する次世代の歌姫が奏でる愛の物語をぜひご堪能ください! 

 

 

「Lovesick」 (13:00にプレミア公開



Laufey 『Bewitched』 New Album

リリース日:2023年9月8日

レーベル:Asteri Entertainment

 

Tracklist:

1. Dreamer
2. Second Best
3. Haunted
4. Must Be Love
5. While You Were Sleeping
6. Lovesick 
7. California and Me (feat. Philharmonia Orchestra)
8. Nocturne (Interlude)
9. Promise
10. From The Start
11. Misty
12. Serendipity
13. Letter To My 13 Year Old Self
14. Bewitched


楽曲のダウンロード/ストリーミング:

 

https://asteri.lnk.to/bewitched_al 



 


 

ロサンゼルスのパンクロックバンド、Militarie Gun(ミリタリー・ガン)は、今年リリースされた『Life Under The Gun』{レビューはこちら)のハイライトのひとつである「Never Fucked Up Once」のビデオを公開した。監督はオードリ・ミルザイで、バンド・リーダーのイアン・シェルトンが蹴飛ばされるシーンが収められている。以下よりご視聴下さい。


Militarie Gunは、MSPAINTとのスプリット7″『Paint Gun』も発表している。昨年の『All Roads Lead To The Gun (Deluxe)』からMSPAINTのコラボソング「Can't Get None」と、MSPAINTの2023年のデビューアルバム『Post-American』からMilitarie Gunのコラボ曲「Delete It」が収録。Loma VistaとConvulseのスプリット・リリース。


Militarie GunとMSPAINTは、9月29日のMeadowsと9月30日のSaint Vitusでのブルックリン公演を含むScowlツアーのサポートを務める。

 

 

「Never Fucked Up Once」

 

ロンドンのシンガーソングライター、 Tirza(ティルザ)がニューアルバム『trip9love』をリリースした。



このアルバムは、長年のコラボレーターであるマイカ・リーヴァイによってプロデュースされ、2人の自宅と "ロンドン南東部とケント州の様々な場所 "でレコーディングされた。ティルザは、「今日、これを送ることができて気分がいい」と語っている。アルバムの試聴は以下からどうぞ。



西海岸のチル・ウェイヴの象徴的なアーティスト、トロ・イ・モア(Toro Y Moi)が新作EP「Sandhills」をDead Oceansからデジタル・リリースした。

     

この新作EPは、チャズ・ベアの故郷であるサウスカロライナ州コロンビアへの優しいラブレターであると同時に、人は決して故郷には帰れないということを痛烈にほろ苦く受け入れている。ゆったりとしたフォーク・ポップは、ベアがトロ・イ・モワとして初めて手づくりしたCD-Rを彷彿とさせる。


「サンドヒルズ」の名前の由来となった、ショッピングモール、大きな倦怠感と大きな夢に満ち溢れ、そこであてもなく時間を過ごす10代の友人たち・・・、資本主義末期の衰退と現在のサンドヒルズの空っぽの大型店舗など・・・、聴くたびにそのディテールが少しずつ浮かび上がってくる。

 

チャズ・ベアこと、トロ・イ・モイは今や世界的に愛されるインディー・ポップ・アイコンだ。「Sandhills」は、バンジョーやラップ・スティールの華やかさと、目を見開いたような不思議な表情で、青春時代のブルースから完全に解放されることはないと認めている。ただ、運がよければ、その憂鬱に対処するためのよりよいメカニズム(あるいは妄想!?)を身につけることができるかもしれない。「Sidelines」は、高校フットボールの試練に打ち勝つ美学者の物語だ。

 


「Sandhills」

©Alexis Gross
 

TurnstileとBADBADNOTGOODが、EP『New Heart Designs』のために手を組んだ。(ストリーミングはこちらから)

 

このEPには、ターンスタイルが2021年にリリースしたアルバム『GLOW ON』に収録されていた三曲「Mystery」、「Alien Love Call」、「Underwater Boi」が収録されています。アレックス・ヘネリーとブレンダン・イェーツが監督したミュージックビデオは以下からご覧下さい。