I'd Be Lying If I Said I Didn't Care』は、アーロン・デスナーと共に制作した2020年の『All That Emotion』に続く作品です。ジョージアはパートナーのショーン・スロカ(Ten Kills The Packのメンバー)と新しいLPを共同制作し、ジェームズ・マカリスター、グラハム・ウォルシュ、ゲイブ・ワックスらが参加している。
Hannah Georgas 『I'd Be Lying If I Said I Didn't Care』
Label: Real Kind
Release: 2023/8/25
Tracklist:
1. Scratch
2. What I Don’t Want
3. Better Together
4. Beautiful View
5. Not The Name You Say
6. Fake Happy
7. Home
8. Virgo In Me
9. This Too Shall Pass
10. Drew’s A Beast
11. Money Makes You Cool
12. Keep Telling Yourself
テイラー・スウィフトは、アルバム収録曲の「Karma」と「Snow on the Beach」の2曲をアップデートした『Midnights』のデラックス・エディションをリリースした。
「Karma」のリミックスには、スウィフトがアルバム発表時に「地球上で最もクールな人」と語ったアイス・スパイスが参加し、「Snow on the Beach」の拡張版にはラナ・デル・レイのボーカルがさらに追加されています。Midnights (Til Dawn Edition)』には、Target限定ボーナストラックとしてリリースされていた「Hits Different」も収録されています。以下より聴いてみてください。
青葉市子がニューシングル「Space Orphans」を発表しました。この曲は、ウクライナの紛争に対応して昨年3月にアコースティックデモとしてシェアされましたが、今回、ブライアン・イーノのEarthPercentイニシアチブ「The Earth As Your Co-writer」の一環として、フォノライト・ストリングスが新しいアレンジで演奏し、公式にリリースされます。下記よりお聴きください。
新曲は、3度のグラミー賞受賞を誇る彼らの2021年以来となるリリースで、世界中のSpotifyのNew Music Fridayプレイリストにデビューします。また、バンドは「The Voice」のシーズン・フィナーレで「Middle Ground」をライブで披露し、5月23日にデヴィッド・ドブキン監督(RSAのBlack Dog Filmsプロデュース)によるミュージックビデオをデビューさせる予定です。
2023年1月には、バンドのエバーグリーンな「Moves Like Jagger」が、音楽史上最もダウンロードされた曲の第2位と発表されました。また、マルーン5は、YouTubeでミュージックビデオの再生回数が30億回を超えた最初のアーティストであり、現在、YouTubeチャンネルの総再生回数は200億回を超えています。
伝説的なシンガー、Joni Mitchellは、昨年のNewport Folk Festivalで復帰を果たし、全盛期に引けを取らない美しい迫力のある歌声を観客の前で13曲を披露し、新旧のファンを驚かせました。今回、このときのサプライズセットの12曲を収めた新しいライブアルバムの発売が決定しました。ライノから7月28日に世界同時に発売される「AT NEWPORT」は、ミッチェルとカーライルがプロデュースを行い、キャメロン・クロウが海外盤のライナーノーツを担当しています。また国内盤については同日に発売されます。
「ミッチェルはベレー帽とサングラスで立派な夏スタイルで、滑らかに揺れながらステージの脇から現れた」と、このライナーノーツの中で、キャメロン・クロウは書いています。「彼女の気さくなムードが即座にトーンを決めた。この公演は、彼女がこの数年間、自宅のリビングルームで開催してきたジョニ・ジャムとは違って、友人たちとの親密な集まりになる。ミッチェルは満面の笑みを浮かべながら、カーライルと共にステージに登場した。数分後には、このニュースは世界中を駆け巡りました。ミッチェルは復活し、情熱的に輝き、13曲からなる優しく情熱的なセットを披露し、最後は”The Circle Game”の楽しいシングアロングで締めくくりました」
昨年、ロードアイランド州のニューポート・フェスティバルでのセットリストは、野心的なものとなった。この日のライブセットは「ジョニ・ジャム」と呼ばれている。事前に発表されなかったが、「A Case Of You」、「Big Yellow Taxi」、「Both Sides Now」といっ往年の名曲の演奏、ミッチェルのお気に入りのオールディーズのカバーもセットリストの中に組み込まれていた。
伝説的なカナダのシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルはステージ中央に設置された台座のような場所に座って歌い、友人のブランディ・カーライル(ミッチェルを敬愛し、アルバム『ブルー』をステージで何度もカバーしている)と、しばしばリード・ボーカルを分かち合いデュエットを行っている。このフェスティバルでのセットリストには、マーカス・マムフォード、ウィノナ・ジャッド、ルシアス、ブレイク・ミルズ、テイラー・ゴールドスミスといった秀逸なミュージシャンの助けもあった。ジョニ・ミッチェルの声は、全盛期に比べると衰えを見せていたものの、天性の伸びやかな歌声は相変わらずで、観客に対して喚起力が込められていた。彼女はギターを手にして、 「Just Like This Train」のソロを弾いたことで観客を驚かせた。
Lana Del Reyは、5月10日発売の楽曲「Candy Necklace」の約11分にわたるモノクロビデオで、マリリン・モンローとブラック・ダリアのヴィンテージ・ハリウッド・グラマラスに扮しています。この曲とビデオには、ゲスト・コラボレーター、グラミー賞アーティストであるJon Batiste(ジョン・バティスト)が参加しています。
フランスのシンガーソングライター、Christine and the Queensは、新作アルバム『PARANOÏA, ANGELS, TRUE LOVE』の最新シングル「Tears Can be So Soft」を公開しました。この曲は「To Be Honest」、「True Love」に続くアルバムの三作目のテースターです。
6月9日にリリースされるこのアルバムは、昨年の『Redcar les adorables étoiles(プロローグ)』に続き、Madonna、070 Shakeがゲスト参加し、Mike Deanがプロデュースしています。
フランス/パリのKate Staplesによるポップ・プロジェクト、This Is The Kitがラフ・トレードから6月9日に発売する新作アルバム『Careful Of Your Keepers』の2ndシングル「More Change」を公開しました。この曲はアルバム発表時の1stシングル「Inside Outside」に続く作品です。
レイキャビクのシンガーソンライター、ヨフリヅル・アウカドッティルはかのビョークもその実力を認め、これまでにソロ名義で四作のアルバムを発表しているほか、同国のオーラヴル・アーノルズの『some kind of peace』にもゲスト参加している。今作のアートワークについては、ヨフリヅル・アウカドッティル自身が衣装デザインを務め、ギリシア風の長衣を身にまとっている。
さらに、このアルバムは、Lana Del Ley(ラナ・デル・レイ)の最新作『Did you know the tunnel under the ocean blvd?』に近い方向性を持つとともに、更にレイキャビクの美麗な風景を想起させる。基本的にはポピュラー・ミュージックに属しているが、実際に織りなされる楽曲については、エレクトロニカ/フォークトロニカ、インディーフォーク、ポスト・クラシカル、インディーロックというように、ヨフリヅル・アウカドゥッティルの広範な音楽的背景が伺えるものとなっている。
初春が到来する以前の叙情的な雰囲気をアイルランド民謡の影響を交え、その前の年のクリスマスへの回想を織り交ぜ、切ない楽曲として昇華した「Feburary」、さらにフォークミュージックの温和さを内包させた「Underneath The Sun」は、『Museum』に華を添え、ほのかな癒やしをもたらしている。このアルバムは音楽をしっかり聴いたという実感をもたらすことは請け合いであるが、特にレコードの全体を聴きおえた後に、まるで一つか二つの季節を通り越ぎたかのような不可思議な感覚に包まれることに対し、純粋な驚きをおぼえざるを得ない。