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米国のラッパー、Denzel Curry(デンゼル・カリー)が昨夜(7月20日)、The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、自身の曲「Walkin'」を披露しました。「Walkin」は、3月にリリースされたカリーの最新アルバム「Melt My Eyez See Your Future」から抜粋された曲です。

 

Robert Glasper、Saul Williams、6LACK、Rico Nasty、JID、slowthai、T-Painらがゲスト参加した作品となっています。

 

 

 


今年、来日公演を控えている Big Thiefが、「NPR "Tiny Desk (Home) Concert"」のパフォーマンスを公開しました。


Adam GundersheimerとVanessa Haddadによって撮影されたこのライブパフォーマンスで、バンドは最新アルバム『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』に収録されている「Change」、「Dried Roses」、「Certainty」を選び演奏を披露した。また、直近のライブセットに織り込まれている未発表曲「Happiness」も披露された。


2020年、エイドリアン・レンカーがソロで行った "タイニーデスク(ホーム)・コンサート" Big Thiefの同シリーズの最新公演では、フルバンドが登場。レンカー、ギタリストのバック・ミーク、ベーシストのマックス・オレアチク、パーカッショニストのジェームズ・クリブチェニアが出演しています。またBig Thiefは2016年にもフルバンドとしてTiny Deskに出演しています。


Big Thiefは今年初めにニュー・アルバム『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』を発表した。



 




Alex Gが昨夜、アメリカのテレビ番組、THE Tonight Show Starring Jimmy Fallonの音楽ゲストに登場し、近日発売予定のアルバムからの最新シングル「Runner」を演奏しました。 その模様は以下でご覧ください。


Alex Gの9枚目のスタジオ・アルバム『God Saves the Animals』は、Dominoから9月23日にリリースされる予定です。Runner'はBest New Songsにランクインしており、初期シングル'Blessing'と共にアルバムに収録される予定です。


 

Dead Kennedys Jello Biaflaは左から二番目

デッド・ケネディーズの元フロントマンでリードソングライター、さらに以前、ロサンゼルス市長にも立候補したことがあるJello Biafla(ジェロ・ビアフラ)が、1980年のデビューアルバム『Fresh Fruit For Rotting Vegetables』のリイシューが予定されていることに対して強烈な反駁を唱えた。


このアルバムは、エンジニアのクリス・ロード=アルジによってオリジナルのマルチトラックテープからリミックスされたもので、「The 2022 Mix」と名付けられたアップデート版が9月に発売される予定となっている。しかし、ビアフラは、このリイシューを設定するプロセスから締め出されたとする長い声明の中で、バンドのファンに対して、「買う前に聴け!!」と呼びかけている。


ジェロ・ビアフラは声明の中で次のように続けている。「これは、ほとんど完全に私のいない背後で行われたことだ。意図的に何者かによって・・・。プレスリリースにある "バンドによる監督作"ではない。私は意図的に締め出された。バンドやレーベルから私に接触してきた人は一人もいなかった。リミックスを担当したChris Lord-Algeもそうだ。彼は私がバンドにもたらしたものを全く気にしてないし、そのことに価値もなかったのだ。そもそも私がいなければ、あのアルバムは存在しなかったはずだ」。


ジェロ・ビアフラの声明は、彼の弁護士とデッド・ケネディーズの現在のマネージャーであるケヴィン・ローリーの間で、リイシューの全計画を知らせるために長いやりとりを必要としたと主張している。彼はまた、アルバムの最新リマスターの品質と、それを監督するためにロード・アージが選ばれたことに疑問を呈している。「確かに、彼はハリウッドの大物だ、少なくともそれに負けないくらい大物だ」とビアフラは書いている。「しかし、Dead Kennedysの本質をより良く、より心から理解し、より良い仕事ができたと思う適任者が他にもたくさんいるんだ」


元々『Fresh Fruit For Rotting Vegetables』をリリースし、過去のリイシューを数多く監修し、この最新アップデート版をリリースしているレーベル”Cherry Red”を急遽呼び出したビアフラは、「同レーベルのマッティ・インガムが以前プレスリリースで『ひどい』と思っていると自慢したが、まるでそれが何か巧妙な天才による『プロモーション』であるかのようだな」と語っている。


声明の中でこのことについてさらに話すと、ビアフラは、「バンドの心と魂を宣伝しまくることで、より多くの興味とセールスを呼び起こすことは間違いないだろう!!」と冷笑的に語っている。

 

「もし、(ビアフラのレーベル)Alternative Tentacles Recordsの誰かがそんなケチでプロらしくないことをしたら、私はその場でその人をクビにする。そして1年前、突然、Cherry Redからテストプレスが送られてきた。手紙もフォローアップもまったくない。私は聞いたんだ。”いや、『ひどい』とは思わない。でも、このために30枚もの札束を出すのもどうかと思うよ。お気に入りのアルバムを初めてもう一度聴くようなものでもないし、そんなものでもないのだから”と」


1980年に発表されたUSハードコアの名盤『Fresh Fruit For Rotting Vegetables』の再発は、オリジナル・リリース当時の未公開画像に加えて、デッド・ケネディーズのファンを公言するデイヴ・グロール、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、メガデスのデヴィッド・エレフソンによるエッセイが付属しているが、もともと今月初めに発売が公表された。


今回のリイシューのプレスリリースでは、ギタリストのイースト・ベイ・レイの言葉が引用されている。「レーベルがFresh Fruit For Rotting Vegetablesのリミックスを提案した時、(ベーシストの)Klaus Fluorideと私は当初は懐疑的だった。それでも、"なかなかいいじゃないか "と思ったんだ。試してみようじゃないか"って。そしたら、なんと、グラミー賞受賞の巨匠、Chris Lord-Alge(クリス・ロード=アルジ)がこのリイシューに興味を示してくれた!   彼はバンドの大ファンらしいんだ。私たちは1曲、「Chemical Warfare」を試した。クリスが作ってきた曲は素晴らしかった。みんながその違いを聞いたから、"よし、行こう!"となったわけだ」と述べている。



Alternative Tentaclesのウェブサイトから、再発に関するジェロ・ビアフラの声明の掲載文をお読みいただけます。

 

 



パシフィック・ノースウエストのポスト・ハードコアの伝説、Unwoundが活動を休止してから20年が経つ。彼等はこのたび2023年に再結成ツアーを行うことを発表しました 

 

「2002年にアンワウンドを棚上げにした時、まさか自分たちがこのプロジェクトに戻るとは思わなかった」と、ドラマーのサラ・ランドは語っている。そしてギタリストのJustin Trosperは、「もう一度やり直すことは、私たちの失敗に対するプロテストとなる行為だ」と付け加えている。


Unwoundの再結成にあたり、ジャスティンとサラには、アンワウンドのベーシスト、故ヴァーン・ラムジーの長年の仲間であるカープ、メルヴィンズ、ビッグ・ビジネスのジャレッド・ウォレンが加わり、ノクターナル・ハビッツのスコット・セッキントンがセカンド・ギターとキーボードを提供する。

 

昨日、Numero Groupは、バンドの現在のラインナップがリハーサルを行っているビデオでツアー発表を予告している。 

 

 



再結成ツアーは、アメリカ国内で、来年の2月と3月に行われる予定となっている。シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、フィラデルフィアを回ります。


また、Unwoundは、最近、複数の既発アルバムのリイシューを計画していま。2012年のバンド最後のツアーで録音されたライブアルバム『Live Leaves』の10周年記念盤も9月2日に発売される。


 



米・ミネアポリスのメロディックパンクバンド、ハスカー・ドゥの元ベーシストとして知られるグレッグ・ノートンが6月初旬に、前立腺癌と診断された。「メイヨークリニックの医師は、僕に素晴らしい生存確率があると信じている」と、グレッグ・ノートンはFacebookの公式アカウントの投稿を通じて書いている。「しかし、すぐさま入院し、治療と手術を進めなければならない」


バンドメンバーを窮地から救うべく、ハスカー・ドゥのボブ・モールドを中心に友人たちが立ち上がった。彼らはノートンの治療費を賄うため、クラウド・ファウンディング「Go Fund Me」を立ち上げた。Go Fund Meの寄付金は、国内外の音楽メディアで紹介されたこともあり、発足から約一週間で目標額を越え、5万ドルを突破している。


「ノートンと彼の家族が抱えているであろうストレスや不安は想像もつかない」と、Go Fund MeのHPには記載されている。「しかし、ひとつだけ確かなことは、米国での治療費は目を覆うばかり(高額だ)ということです。グレッグのプレッシャーを少しでも軽減したい、グレッグの治療費に充てるためのお金を集めるため、Go Fund Meのアカウントを立ち上げることにした」


グレッグ・ノートンの現在のバンド、Utrlabombは、今年の秋にツアーを行う予定だったが、延期された。 秋のアメリカでのツアーも少し延期し、回復して完全復帰する時間を確保する予定だという。Ultrabombのデビュー・アルバム『Time to Burn』は7月15日に発売が予定されている。

 

さらに、グレッグ・ノートンは、「すべての兄弟のために、テストを受けに行ってくれ...。それは人生を変えるかもしれない!」とFacebookの投稿で述べている。グレッグ・ノートンの支援ページ「Go Fund Me」は下記URLより。


https://www.gofundme.com/f/help-greg-norton-cover-his-cancer-treatment


 

The Weeknd


カナダのモダンR&Bの最高峰のアーティスト、The Weekndの最新アルバム『Dawn FM』は今年1月に発表された。この作品では、ザ・ウィークエンドのAbel Tesfaye(エイベル・テスティファイ)が、Oneohtrix Point Never(ワンオートリックスポイントネヴァー)、Max Martin(マックス・マーティン)、Oscar Holter(オスカー・ホルター)と共同制作を行っている。

 

今回、Oneohtrix Point Never(Daniel Lopatin)は、アルバムのオープニングとタイトル・トラック 「Dawn FM" のリミックスを発表している。


OPNのダニエル・ロパティンとザ・ウィークエンドは、近年頻繁にコラボレーションを行うようになっている。

 

2019年には『アンカット・ジェムズ』のサウンドトラックの楽曲で共演し、ワンオクリックス・ポイント・ネヴァーは、ザ・ウィークエンドのアルバム『アフター・アワーズ』に参加し、2021年にはザ・ウィークエンドのスーパーボウルLVハーフタイム・ショーで音楽監督も務めている。


先月、ザ・ウィークエンドのアルバム『Dawn FM』は、カナダ国内最大の音楽賞『ポラリス・ミュージック・プライズ 2022』のロングリストにも選出されている。ショートリストは、来週木曜日(7月14日)に公開される予定だ。

 

 


ベル・アンド・セバスチャンは、アメリカのラジオ放送局NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のタイニーデスク・コンサートに出演し、今年リリースされたばかりのアルバムからの楽曲を披露しました。

 

今回、ライブとして演奏されたのは、『A Bit of Previous』収録の「Unnecessary Drama」、「Working Boy in New York City」、「Reclaim the Night」の3曲。そして、1997年の『If You're Feeling Sinister』から「Judy and the Dream of Horses」が選曲されています。

 

Beyoncé

 

Beyoncéは、先月のBritish Vogueのカバー撮影からいくつかのBTSを映した自作ビデオを公開し、さらに、ニューアルバム『RENAISSANCE』のファーストシングル「Break My Soul」をサウンドトラックに使用しています。


Beyoncéは『British Vogue』の7月号のカバーを飾り、さらに先月、編集長のEdward Enninfulとのインタビューが共有されたが、昨日、7月1日、Beyoncéは自ら監督した1分半のビデオを公開した。

 


 

このショートカットフィルムは、ビヨンセの次作アルバム「RENAISSANCE」からのリード曲である最新シングル「Break My Soul」をサウンドトラックとし、Rafael Pavarottiが撮影したセットアップの様子を映し出しています。

 

6月30日、ビヨンセは、RENAISSANCEの衝撃的なカバーアート、このアルバムに関する声明を発表した。 

 

Beyoncéは、この新作アルバム『RENAISSANCE』について次のように話している。

 

「世界にとって恐ろしい時代に、私に夢を見る場所と逃避を見つけることを許してくれました。このアルバムは、他のアーティストがほとんど動いていなかった時代に、私に自由と冒険を感じさせてくれました。今回の制作において、私が意図したのは、安全な場所、判断のない場所を作ることでした。完璧主義や考え過ぎから解放される場所。叫び、解放し、自由を感じるための場所。それは美しい探求の旅でした」

 

 

「Break My Heart」 

 

 


ファン待望のニューアルバム『RENAISSANCE』は7月29日に発売される。アルバムの詳細についてはビヨンセ公式ホームページで御確認下さい。

 

https://shop.beyonce.com/ 



 

Billy Joe Armstrong

 

Billie Joe Armstrongもホワイトに続いた。どうやら米国最高裁に居座っている”American Idiots”に呆れ返っているようだ。

 

先週、金曜日に英ロンドンで行われたグリーン・デイのコンサートで、バンドのフロントマン、シンガーは、「ロー対ウェイド裁判」を覆し、女性が安全な中絶を受けることを制限する最高裁の決定に対して強い嫌悪感を示した。

 

「アメリカ、俺は、市民権を放棄する。俺はここに来るんだ」と、アームストロングは宣言した。

 

「あの惨めな言い訳をする国家に戻るには、世界にはあまりにも多くの愚か者がいる」


ビリー・ジョー・アームストロングは、土曜日に行われたグリーン・デイのコンサートでは、さらに過激なマイクパフォーマンスを行っている。「アメリカン・イディオット」の演奏に先立ち、アームストロングは「アメリカの最高裁判所は愚かだ」と叫び、判決時に強い影響力を持った保守派の裁判官らを「ゲス野郎!!」とまで呼んだのである。


アームストロングは、先週の「ロー対ウェイド裁判」を覆す判決に続き、最高裁の決定について発言した唯一のミュージシャンではない。テイラー・スウィフトは「絶対に怖い」と反応し、ビリー・アイリッシュは「女性にとって本当に本当に暗い日だ」と呼んだ。ジャック・ホワイトは、「ドナルド・トランプのような道化師が実際の多数派が何を望み、必要としているかに全く無関心で影響を受けない。3人の最高裁判事を選ぶことができた」という不幸な現実を嘆いてやまない。


一方、昨日まで開催されていたイングランドの最大級のミュージックフェスティバル、グラストンベリーでも同様の出来事が起こっている。アメリカ国内でテイラー・スイフトの次に強い存在感を示すシンガーソングライター、フィービー・ブリジャーズが「最高裁なんて、クソ食らえ!」と唱えたかと思えば、オリヴィア・ロドリゴ、リリー・アレンは「Fuck You」のパフォーマンスを保守派の判事に捧げた。一方、ケンドリック・ラマーは、「女性の権利にゴッドスピードを」と冷静かつ紳士的に唱えて、ヘッドライナーのセットリストを締めくくった。


多数のアーティストに問題提起を起こさせた今回のアメリカ合衆国最高裁判所の決定に対してはまだ収集が付きそうになく、アメリカ国内でさらなる喧々諤々の議論を巻き起こしそうな気配がある。最早、この由々しき問題に対して、アーティストたちが黙認を示すことはきわめて困難になっているのだ。


 


アメリカのシンガーソングライター、シンディ・ローパーは、1973年に米国で中絶の権利を憲法で保証した「Roe v. Wade」の最高裁による廃止を受けて、1993年の曲「サリーズ・ピジョンズ」の新バージョンを発表した。

 

この曲はもともと、ローパーの友人が、妊娠した後に裏路地での中絶手術を受け、その処置のために死亡したという話から着想を得ている。Sally's Pigeons (Redux 2022)」は以下からチェックできます。


 今日の最高裁の過激な判決によって、『サリーズ・ピジョンズ』の再録音と再リリースはこれまで以上に重要な意味を持つことになりました」とローパーはソーシャルメディアの声明で記している。


「私の子供時代には、女性には生殖の自由がありませんでした。そして50年後、私たちは自分の体をコントロールする自由が剥奪されたタイムワープ状態にいることに気づきました。1991年にメアリー・チェイピン・カーペンターとこの曲を書いたとき、私たちは、自分たちの上を飛ぶハトのように羽を伸ばすことを夢見る2人の少女について書きました。彼女たちは、自由になることを夢見ていたのです。

しかし、当時も今も、女性にとっての自由は、残念ながら大きな代償を伴うものです。もし私たちが自分の体をコントロールできないなら、本当の自由はないのです。私たちは、二級市民なのです。私たちは動員する必要があります。私たちの声を皆に聞かせなければならないのです」

 

 

 

 「Sally’s Pigions(Redux 2022)」

 


 


Listen/Stream:

https://cyndilauper.lnk.to/SallysPigeons22

 


イングランドのサマーセット、ピルトンにて6月22日から5日間に渡って開催された世界最高峰のミュージックフェスティバル、グラストンベリー。ここにイギリス国内にとどまらず、世界的なアーティストが全て集結しました。

 

現在、BBC MUSICが続々と公式ライブパフォーマンス動画をピックアップしている最中です。アーティストのライブ映像を可能なかぎり、厳選し、以下で取り上げていきます。

 

 

 

WET LEG

 

ワイト島出身の女性デュオ。イギリス国内だけにとどまらず、海外でもきわめて評価が高い。国内では最新作がUKチャート上位にランクインしている。今、最も世界でホットな話題を振りまく女性デュオとして注目。グラストンベリーではこのデビューアルバムの楽曲の演奏を行った

 

 

 

 

 

IDLES

 

政治的な関心事を包み隠さず告発するアイドルズ。現在、最も英国内で絶大な人気を誇るポストパンクバンドのひとつ。グラストンベリーでは、昨年リリースされた「Crawler」からタイトルトラックを取り上げている。

 

 

 

 


Kendrick Lamar

 

アメリカ国内にとどまらず、世界的な人気ラッパー、ケンドリックもグラストンベリーに参戦しています。ステージパフォーマンスも非常に豪華です。ライブでは「Humble」をラップしています。

 

 

 

 

 

Sam Fender 

 

現在、英国で人気ナンバーワンの男性シンガーソングライター。伸びやかな美声を持つ。かつてボブ・ディランの前座を務めたこともあり、前年には傑作「Seventeen Going Under」をリリースした。2022年のグラストンベリーでは、この最新作のタイトルトラックを演奏している。

 

 

 

 

 

Lorde


ニュージーランドのシンガーソングライター、ロードは、今回のグラストンベリーのステージで、アーロ・パークスとクレイロとのコラボレーションを行い、ステージ背後の段差で三人が一緒に座り、「Stoned at The Nail Salon」の心温まるようなパフォーマンスを見せてくれています。

 

 

 

 

Billie Eilish

 

おそらくアメリカから招待されたアーティストの中で最注目を集めたのは、やはり、ビリー・アイリッシュ。実際のパフォーマンスに加え、ファッションリーダーとしてのステージ衣装にも注目です。

 

 

 

Phoebe Bridgers

 

アメリカからグラストンベリーに参戦した中で、ビリー・アイリッシュに次ぐ知名度を誇るフィービー・ブリージャーズ。今年は、シングル「Sideline」のリリースだけにとどまっているが、国内外でライブを精力的にこなしている。アメリカ国内にとどまらず、イギリスでも人気は健在のようである。

 

 

 

 

 

Wolf Alice

 

先日、新作EPをリリースしたばかりのウルフ・アリス。イギリス国内のクールなインディーポップ・グループである。グラストンベリーでは、「The Last Man On Earth」を取り上げ、素晴らしい歌声を披露している。

 

 

 

 

 

Fountains D.C

 

アイルランドのポストパンクバンド、惜しくも今年の来日公演がキャンセルとなってしまったフォンテインズ D.Cもグラストンベリーに参戦。今回のステージセットではアルバムレコーディングとは異なり、オーケストラ・ストリングスを交えた豪華で上質なパフォーマンスを披露しています。

 

 

 

 

Foals 

 

今年の夏に来日公演を控えているイギリスのロックバンド、フォールズを聞き逃すな。 新作アルバムを6/17にリリースし、今最も乗りに乗っているバンドの一つに挙げられる。ここでは彼ららしいダンスチューンとロックを融合した安定感のある「2001」のパフォーマンスを御覧下さい。

 

 

 

 

Paul McCartney

 

先日、80歳の誕生日を迎えたポール・マッカートニーのグラストンベリーのヘッドライナーとして出演しています。ステージでは「Let It Be」に収録されている「I've Got The Feeling」を取り上げ、素晴らしいパフォーマンスを披露。 途中、背後のモニターを介してジョン・レノンも共演しています。




ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターのミツキが、先日行われたHuckのインタビューで、ライブの全パフォーマンスを撮影するファンについて発言した。多くの読者がご存知の通り、ミツキは以前、シンガーソングライターとして異質な注目を受けたことに戸惑いを感じ、一度は引退宣言を行ったが、その後、この宣言を取り下げ、今年リリースされた「Laurel Hell」で劇的な復活を果たしている。


Huck誌の最新号に掲載されたミツキのインタビュー(これは、彼女が2月にTwitterで共有し、その後削除したスレッドで、ファンが彼女のショーの大部分を撮影しているのを見ると「観客とパフォーマンスを行う私たちが同じ空間にいるのにもかかわらず、なぜか一緒にその場にいないような気がする」と書いていた出来事を受けて行われた)において、彼女は、ライブセットをスマートフォンなどで全撮影をおこなう節度を弁えないファンに彼女は率直に苦言を呈する。


最近のHuckのインタビューにおいて、ミツキは、Twitterにそれについて投稿したのは「甘かった」とし、「ライブでの電話に反対だと言ったことはありません。私がプロとしてパフォーマンスをしているかぎり、オーディエンスは自由にライブを録画したり写真を撮ったりしてきた。彼女は、もちろん、ライブショー全体を撮影する観客のことを指しているだけと付け加え、さらに、「ステージの上で、静止したままの携帯電話の海を見て、ショー全体の観客の顔が全然見えなくなる」ことに大きな落胆を覚えたと話している。


また、「少なくとも最初の2列目以上はセットを見ることができる」とわかっているため、座席が段状になっている会場で演奏することに、いくらか安心感を覚えると話す。さらにミツキは、Twitterで自分の考えを共有することは「安直」であったと語っている。「多くの人々は、自分の議論を進めるため、投稿した文章の一部を恣意的に選び、人々は自分の主張を通すために、文章の一部をよくない意図を持って選んで読んでいる」と主張している。さらに、ミツキは、彼女のツイートが、「人種、性別、セクシュアリティ、世代間対立に関するオンライン上の争い」で意図的に利用されたことについても話し、とある出版物が「私がショーでの電話使用に全面的に反対しているとほのめかすクリックベイトの見出し」を掲載したことを指摘している。それはもちろん、どちら側の人々に対してもあまり良い性質とは言いがたい話題をもたらすことになった。


ミツキは、最近のファンの間のリアクションの中で、最もがっかりしたのは、"私たちはショーにお金を払っているのだから、自分たちの好きなようにするのは当然であり、それについて何も口出しをしないで欲しい"という持論を掲げる人たちであったと述べている。さらに、ミツキは、「興行収入と引き換えに、サービスを提供している」ことにある程度同意しつつも、「真剣に心を通わせたいと思っている人たちから、直接、彼らにとって私は、その夜のために買っただけの商品であり、私がいる間はなんでも好きにしていいと思われていることがとても悲しい」というように表現している。


ミツキはさらに、本来アーティストは「他の人間とのつながりを感じる」ためにライブを開催していると表現した上で、「ステージに上がって、目の前にいる何人かの人にとって、私は踊っている人形のようで、彼らがお金を払っているコンテンツを得るために早く踊り始めた方がいい、そのような事実を意識するのは悲しいことだ」とインタビューで述べている。



 


 

アメリカのインディーロックバンド、ブライト・アイズは、ジェームズ・コーデンが司会を務める「The Late Late Show」に出演し、バンドの最初期の代表曲のひとつ「Falling Out of Love at This Volume」を、ストロボが炊かれたきらびやかな特設のライブステージで披露した。

 

先月、ブライトアイズは、不名誉なニュースをもたらしたことで、ファンに驚きを与えている。 テキサス・ヒューストンのライブで、バンドのフロントマン、コナー・オバーストが2曲の演奏を行った時点で、急遽ステージを去り、残りのバンドメンバーは観客と盛り上がるよりほかなかった。結局、コナーは、その後、ステージには戻らず、最終的に、ライブの主催者側が全員のチケットを払い戻しをしたという。しかし、今回、ジェームズ・コーデンのステージに出演を果たしているのを見るかぎりでは、それほどバンドにとって深刻な出来事ではないといえるかもしれない。

 

先月から、ブライト・アイズは、コンパニオンシリーズの複数のリリースを行っている。新たに契約を交わしたレーベル”Dead Oceans”から初期のアルバム3枚を、オリジナル・バージョン収録の楽曲に数曲の再レコーディングバージョンを加えてリイシューしている。中には、コナー・オバーストの10代の頃、ブライトアイズが子供一人のプロジェクトだった頃の曲も含まれているという。

 

1998年の当時、ブライト・アイズのシンガー・ソングライターであるコナー・オバーストは、ネブラスカ・オマハのエモバンド、Commander Venusに所属しており、Bright Eyesの曲は、Commander Venusのサウンドの雰囲気に全くそぐわないトラックであったという。この曲は、ブライト・アイズのファースト・アルバム『A Collection Of Songs Written And Recorded 1995-1997』として再編集盤に収録されており、新契約を結んだDead Oceansからリリースされている。オリジナル盤は、1998年にサドル・クリークからリリースされている。 

 

今回、ブライトアイズが、ジェームス・コーデン司会の番組「The Late Late Show」のステージで演奏した曲「Falling Out of Love at This Volume」は、彼らのファーストアルバムに収録されている。 Bright Eyesの最初のコンパニオン・アルバム3枚は、現在、Dead Oceansで発売中となっている。

 


Sonic Youth
 

2000年代初頭、デジタル録音が音楽業界を席巻する中、磁気テープは、エジソンシリンダーやシェラックレコードと同じように、消え去ろうとしていた。Sonic Youthのアナログ信奉者たちは、自分たちが好むメディアを使い果たしたくないと思い、それを買いだめしておいたのです。


テープとデジタルのバランスを取りながら、テープのない未来がやってこないように、Sonic Youthは、大量の中古リールをThe Official Sonic Youth Reverb Shopで販売することにしました。


Sonic YouthのテープはAmpex,Quantegy,BASFなどのメーカーの2インチと1/2インチのリール,そして、その他のフォーマットも含まれています.これらはすべて、Sonic Youthのメンバーが、当時、棚を整理してテープ・マシンをPro Toolsリグと交換したスタジオから調達したものです。


「マンハッタンに走って行って、文字通り2インチのテープを車一杯に積んで、トンネルを抜けると車はショックで車高が低くなっていました」と、Sonic YouthのSteve Shelley(スティーブ・シェリー)は語ります。「当時、人々は、大量の2インチテープをただ闇雲に捨てていたんだ」。


それ以来、テープはグループが所有する「Echo Canyon West Studio」に保管されることになり、不要なテープのハブのような存在となった。そのコレクションは、ソニック・ユースやエコー・キャニオン・ウェストで録音した他のバンドが使いきれないほど大きくなっていったのです。


 

      The Official Sonic Youth Reverb Shopで販売されているテープの一例




今回、The Official Sonic Youth Reverb Shopで販売されるテープには、ソニック・ユースの秘蔵音源は一切含まれていません。

 

すべて中古品ではありますが、バンドが入手する前に他のスタジオで使用されていたものです。だから、もし音楽史に残るような瞬間が残っていて聴かれるのを待っているとしたら、それはスティーブやサーストン・ムーア、キム・ゴードン、リー・ラナルドのものではないだろう。


このTBE(またはTo-be-erased)テープに完全に消去されていないかもしれない他のアーティストの作品については、スティーブは、次のように語っている。

 

「クールなものとは言えないが、そこに何かあるかもしれないね。TBEリールを使うときはいつも、誰も聞いたことがないような素晴らしいアウトサイダー・ミュージックが入っていないか、まず抜き打ちでチェックするんだけど、ほとんどジャンクだよ(笑)」。


スティーヴは、彼らのテープ・スコアについて、コレクターでバンドの友人でもあり、ジョージア州アテネのレコード店Low Yo Yo Stuffのオーナーでもあるトッド・プロハースキが、当時ディディのスタジオだったところのゴミ箱に詰まったテープを偶然発見したというエピソードを披露してくれた。


「Kashmir "をサンプリングした "Come With Me "がリリースされてから数年後のことだった。


未発見の逸品はないかもしれないが、これらのテープはあなた自身のために用意されたものである。Sonic Youthはこれらのテープを市場価格で提供しており、彼らはこのリールが現役のスタジオやアーティストの手に渡ることを望んでいる。


「私たちは、このテープが使われることを望んでいます。便利だし、僕たちはアナログテープが大好きだから、ゴミ箱に捨てるのはもったいないよ」と、スティーブは言います。

 

「そして、誰かがこのテープに手を加えて、何か素晴らしいものを作ってくれることを期待している」


The Official Sonic Youth Reverb Shopで販売されている全てのリールを今すぐ探すことができます。


 

KATE BUSH  Credit: Trevor Leighton


ケイト・ブッシュが1985年に発表した楽曲「Running Up That Hill」について、ラジオでの貴重なインタビューに応じました。

 

BBC Radio 4のWoman's Hourで行われたEmma Barnettとのトークは、Stranger Thingsの第4シーズンでこの曲が大きく取り上げられたおかげでこの曲が復活したことに興奮する一連の発言に続くものである。


"とても素晴らしいシリーズだから、この曲も注目されるだろうと思ったの。「でも、こんな風になるとは想像もしていなかったんだ。とてもエキサイティングだよ。でも、本当にショックですよね。つまり、世界中が狂ってしまったんだ」。


「本当に素晴らしいのは、多くの場合、私のことを知らない全く新しい観客がいることで、私はそれが大好きです。「この曲を初めて聴く若い人たちが、この曲を発見してくれると思うと......とても特別なことだと思うわ」。


原題が「A Deal With God」であるこの曲の意味について、ブッシュはバーネットに次のように語っている。「私は、人々が曲を聴いて、そこから好きなものを取るのがとても好きなんだ。でも、もともとは男と女が入れ替わるというイメージで書いたんだ。ただ、それがどんなものなのか、反対側から感じるためにね。"


この曲がシリーズに配置されたことについて、ブッシュはこう語っている。「この曲は本当に特別な場所に置かれたと思う。私はこのシリーズをすでに知っていました。そして、この曲がこのようなポジティブな方法で使われるなんて、なんと素敵なことだろうと思いました。マックスのためのタリスマンみたいなものね。とても感動的な曲だと思います。


古い曲をもう一度聴くかと聞かれたブッシュは、こう答えている。「昔の曲は聴いたことがないんです。でも、こういうことがあると、普通は編集をしたり、何か他の理由でトラックを再訪したりと、何かに携わっている。だから、本当に長い間聞いていなかったんだ。


 


 

 

先月、Kendrick Lamarは5枚目のスタジオLP「Mr. Morale & The Big Steppers」を発表した。この18トラックの作品には、Baby Keem, Kodak Black, Taylour Paige, Summer Walker, Ghostface Killah, Blxstなどが参加しています。

 

家族、精神衛生、偽りの偶像といった個人的なテーマに満ちたプロジェクトは、既に成功作であることが証明されている。Mr. Morale & The Big Steppersは、4度目のビルボード200での1位を獲得したものの、発売初週のアルバム換算で30万枚にわずかに及びませんでした。

 

さらに、今月に入り、Spotifyと提携して撮影されたアフリカの国家での滞在に関する短編ドキュメントが先日公開された。

 

この旅行は、ニューアルバム「Mr Morales & The Big Steppers」のリリースと同時に企画されたもので、旅の経過を収めた写真はソーシャルメディアを介して世界中に駆け巡った。

 

今回、公開されたこの短い映像の中で、Kendrick Lamarは、故Virgil Ablohが資金援助をしたガーナ国内初のスケートリンク”Freedom Skatepark”を訪問し、直近のアルバムリリースについてコメントしている。「Mr Morales&The Big Steppers」は、最も "今 "を感じさせるアルバムで、セラピーを受けた経験など、ケンドリック・ラマーは、最新アルバムのテーマにも触れている。


 

 

フィービー・ブリッジャーズの新作アルバム『パニッシャー』がリリースされたのは、ちょうど2年前のことでした。つい最近、彼女はアズベリー・パークでブルース・スプリングスティーンをカバーし、Huluの「Conversations With Friends」に「Sidelines」という曲を提供し、さらには、近日発売のコメディアニメーション「ミニオンズ2」のサウンドトラックで、カーペンターズのカバーを提供しています。また、フィービー・ブリッジャーズは、現在ツアー中で、ローリング・ストーンズのオープニングを務める予定です。ニューヨークで3日間の公演の真っ最中ですが、先週、Jimmy Fallonのステージに出演しています。

 

フィービー・ブリッジャーズは、今回のテレビ出演において、"Sidelines "を披露しています。バンドはお馴染みのスケルトン・コスチュームを、フットボールのユニフォームに変えてステージに登場。今回のスタジオ・バージョンの "Sidelines "では、シンセとビートが使われ、優しいピアノと数人の弦楽器奏者をバックにBridgersが歌っています。パフォーマンスの模様は以下で御覧下さい。

 

 


 

 最新のスタジオアルバム『Farm to Table』を金曜日に4ADからリリースしたばかりのバーティーズ・ストレンジが、昨夜、「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演し、シングル曲 "Wretched "を披露しました。

 

ワシントンD.C.のミュージシャン、バーティーズ・ストレンジは、ドラマーのMomma Johnson、ギタリストのDaniel Kleederman、ベーシストのJohn Daise、キーボーディストのGraham Richmanといったフルバンドと一緒にライブに出演しています。


スタジオアルバム『Farm to Table』は、2020年の『Live Forever』に続く、バーティーズ・ストレンジのセカンド・フル・アルバムとなります。

 

 

ショーン・レノン


 ポール・マッカートニーは土曜日に記念すべき80歳の誕生日を迎えましたが、ショーン・オノ・レノンは、ソーシャルメディアを通じてお祝いをしています。ジョン・レノンの末っ子は、ビートルズのリボルバーのカット「Here, There and Everywhere」をアコースティックでカバーし、Instagramに投稿しました。

 


"小鳥が、これは君の好きなビートルズの曲の一つと教えてくれたんだ。だからハッピーバースデー!"  

 

また、ショーン・レノンは、このビデオにキャプションをつけた。

 

"すべての美しい音楽をありがとうございます。あなたは私と全世界の永遠の愛と尊敬を持っています。(このバージョンは少しラフです。あまりにきれいな曲なので、何度も詰まっては演奏のやり直しを繰り返しました!)


サー・ポール・マッカートニーは、木曜日の夜、ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われたショーでブルース・スプリングスティーンをステージに呼び、一足早く、誕生日を祝いました。彼らは、ボスの "Glory Days "と、ビートルズの "I Wanna Be Your Man "を一緒に演奏しています。