『Don't Know What You're In Until You're Out』は、2022年の初めにThe Bunkでマット・シメルフェニグ(ギター、キーボード、ボーカル)、パット・コナボイ(ギター)、デニス・ミシュコ(ベース)、マイルス・ジスカインド(ドラム)とミー・ガス(ボーカル、ギター)で録音されました。
本作には、ハイライトが幾つもある。それはバンドのたどってきた軌跡のようなものが反映されているとも言え、しっかりと聴きこまなければ、その全容を把握することは難しそうな作品です。オリジナル・シューゲイズの要素を受け継ぎ、このバンドらしい音楽性のひとつ、Nu-Gazeとして昇華させた「Pharmacist」、「Easy On Yoru Own?」、その他にも、村上春樹の小説にインスピレーションを受けた「After The Quake」をはじめ、インディーロックバンドらしからぬ、アンセミックなポップソング、そして、アリーナで演奏されるとシンガロングを誘うようなポップ・バンガーも収録されています。その他、メロウなポップソング、ローファンに触発された楽曲も中盤の展開を強固にしており、バラエティに富んだ世界観を体験することが出来るはずです。
このアルバム『Memorial』では、バンドとして発足後、最初期から地元のギグで演奏してきたという「Pit and Pont」、次いで、「Morality」がハイライトとなるでしょう。これらの楽曲は、耳の聡いインディーロックファンの期待に沿うばかりでなく、リスナー自身の他では得難い記憶に成り代わるだろえと思われる。Lu Racineのクールなボーカル、シューゲイズに近い歪んだギター、そして、それらのを背後から強固に支えるシンプルなリズムが合致することで、バンドアンサンブルの崇高な一体感が生み出されている。それはバンドのレコーディング風景が如何なるものなのか、これらの音楽から何となく窺えるようでもある。
デビュー・アルバム『Memorial』は、Echo Mars、Lu Racine、Nathaniel van Osdol、三者の強い結束力によって結ばれているがゆえ生み出された作品で、強い存在感と説得力を兼ね備えている。このレコードは、社会における少数派として生きざるを得ない人々を勇気づけるにとどまらず、その肩を強く支えるに足るものになるかも知れない。
このアルバムの収録曲として、"Pharmacist", "Easy On Your Own?", "Belinda Says", "Very Online Guy" といった先行シングルがリリースされている、さらに、『Blue Rev』のリリース直前に、Alvvaysは最終プレビュー「After The Earthquake」を公開した。これは新作アルバムのオープニングトラックである。
Alvvaysのリード・シンガーのMolly Rankin(モリー・ランキン)が最近語っていたように、"After The Earthquake "は、村上春樹の『After The Quake』から主要なインスピレーションを受けたという。また、Alvvaysはこの曲について、"ドライブスルーの故障、テクトニックな別れ、昏睡状態のブレーキ故障の速射リサイタル "と呼ぶ、鮮やかな描写を込めている。
これらの録音は、Keep Up the Good Workの優しく楽しいタイトル・トラックに収録されています。リリック・ビデオは以下よりご覧いただけます。
Lowly 『Keep Up The Good Work』
Tracklist;
What A Day Seasons Keep Up The Good Work Happen Feel Someone The Fish Yagaily You Are Good And I Love You Lead Me 1321 Nothing Much Took A Day Of Feeling Sad The We The You The I Mouth
イギリスのインディーロックバンドMarthaが、近日発売予定のアルバム『プリーズ・ドント・テイク・ミー・バック』からニューシングルを公開しました。「Hope Gets Harder」は、先に発表された「Baby, Does Your Heart Sink」、タイトル曲のフォローアップとなる。下記よりお聴きください。