Rock Hall(ロックの殿堂)の2023年度の候補者が明らかになった。ホワイト・ストライプス、ミッシー・エリオット、シェリル・クロウ、ウォーレン・ゼヴォン、シンディ・ローパー、ジョージ・マイケル、ウィリー・ネルソン、(まとめて)ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダーが初ノミネートとなり、ケイト・ブッシュ、アイアン・メイデン、サウンドガーデン、スピナーズ、ア・トライブ・コールド・クエスト、レイジ・アゲインスト・ザ・マシンも指名されている。
La LuzのShana Clevelandは、ニューシングル「A Ghost」とそれに付随するビデオを発表した。この曲は、「Faces in the Firelight」という曲と共に発表された彼女の新しいソロアルバム「Manzanita」から収録されている。Vice Coolerが監督した「A Ghost」のビジュアルは以下よりご覧ください。
eastern youthが主宰するシリーズ・ライブ企画「極東最前線」。2023年2月、ゲストにfOULを迎え、節目となる100回目の極東最前線はチケット即日ソールドアウト。そして4月、気持ち新たに101回目の開催が決定。ゲストにはTHA BLUE HERBが出演する。
1997年に札幌で結成し、以後も札幌を拠点に自らレーベルを運営しリリースと精力的なライブをつづけるTHA BLUE HERBは、期せずして2020年にイースタンユースと同じアルバム・タイトル『2020』をともにリリースしている。また2022年春には大阪・梅田クラブクアトロ10周年イベントとしてこの2組の対バンが初開催。東京では初の対バンとなる、待望のey x TBH共演ライブ、遂に実現。
近年、中国のレコード・レーベルと契約を交わし、さらに同国でのライブツアーを積極的に開催するなど、アジア圏でのファンベースを着実に広げつつある鎌倉のオルタナティブ・ロックトリオ、She Her Her Hersが昨年のフルレングス『Afterglow』以来となる新曲「non zero sum game」を発表しました。
シカゴのインディーロック・デュオ、Whitneyがニュー・シングル「For a While」をヴィジュアルとともに公開した。
元々は「Rolling Blackouts」として知られていたこの曲は、2016年のデビュー作『Light Upon the Lake』のリリース前後にバンドのライブで定番となっていたが、Julien Ehrlich(ジュリアン・エーリッヒ)とMax Kakacek(マックス・カカチェク)が作曲と録音を終えたのは昨年だった。
「For a While」の歌詞は、マックスと私がイリノイ州北部の高速道路脇で燃えている車の横を通り過ぎた時にインスピレーションを受けたんだ」とJulien Ehrlichは声明を通じて説明している。
でも、その瞬間、私たちは匿名の悲劇がどこにでも存在することに大きな衝撃を受けたのです。『For a While』を書いている間、その経験は、今日一緒にいることができないすべての人々への感謝と愛の感情へと発展していった。この曲は、数年間、私たちの人生のさまざまな局面で制作してきました。何人かの人が来ては去っていくのを見てきました。みんなを愛している。
「Blood and Butter」は、ポラチェックとダニー・L・ハーレが作曲・プロデュースした曲で、バグパイプにブリッド・シャインブール、ギターにキリン・J・カリナンをフィーチャーしています。下記よりご覧ください。
キャロライン・ポラチェックのニューアルバムは2月14日に発売される予定です。これまでに、シングル「Bunny Is a Rider」、「Billions」、「Sunset」、そして最近Charli XCXとthe 1975のGeorge Danielがリミックスした「Welcome to My Island」でプレビューされている。
2001年には『君の靴と未来』、2003年には『A Dead Sinking Story』といった伝説的なハードコア・パンクの金字塔を打ち立ててみせた。その後も、ポスト・ロック的な方向転換を図った『Insomniac Doze』、東日本大震災に触発されて制作された『Recitation』をリリースしている。
また、60,70年代のポピュラーミュージックの影響やクラシック・ロックの影響がさりげない形で楽曲の中に取り入れられているのにも注目しておきたい。例えば、「Misery and Misfortune」では、The Whoの「Baba O' Riley」を彷彿とさせるシンセサイザーが導入されている。また、ビル・キャラハンとのデュエットを行ったタイトル・トラックでは、往年の名ポピュラー・ミュージックの甘いメロディーをしっかり受け継いでいる。その他、「Morning Star」は、セリーヌ・ディオンを師と仰ぐジュリア・ジャックリンに比する深みのあるポピュラー・ソングである。また、メルボルンの現在の音楽シーンの影響を受けた儚いバラード・ソング「I’m Not Made To Love With You」も、レコードの終盤にささやかな華を添えている。ファンシーさとブルージーさ、それらの表向きと裏側にある一見相容れないように思える両極端の印象が、このレコード全体にせめぎ合っている。幸せ、悲しみ、安らぎ、苛立ち・・・、実に多種多様な内的感情が複雑に織り込まれていることもあって、じっくり聴きこんでみると、なかなか手ごわい作品となっていることが分かると思う。